(開催期間 2020.09.01.~10.05.)
お祭は終了いたしました。ありがとうございました!
当サイト内の文章・画像等の無断保存・転載はご遠慮くださいませ。
当サイトは検索除けしています。ツイッター等に無断でリンクを張るのはご遠慮くださいませ。
お祭は終了いたしました。ありがとうございました!
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祭終了のご挨拶
9月1日より催してまいりました「祝15周年尚隆祭」も、 とうとう大団円の時を迎えてしまいました。
今年もやっぱり期間延長を免れず、最終日に2本上げるという体たらく。反省しきりでございます。
それでも、突発開催だったにもかかわらず、皆さまから素敵な作品を沢山いただきましたこと、心より御礼申し上げます。
感慨に耽りつつ、管理人はこれから祭跡地の整備に励みます。 桜祭の跡地ももう少々残っておりますので時間がかかるかもしれません。跡地が完成するまでは掲示板も残しますので引き続きお楽しみくださいませ。 但し、祭掲示板に直接リンクすることはご遠慮くださいませ。
皆さま、祭にお付き合いくださりありがとうございました。 これからもよろしくお願い申し上げますね!
今年もやっぱり期間延長を免れず、最終日に2本上げるという体たらく。反省しきりでございます。
それでも、突発開催だったにもかかわらず、皆さまから素敵な作品を沢山いただきましたこと、心より御礼申し上げます。
感慨に耽りつつ、管理人はこれから祭跡地の整備に励みます。 桜祭の跡地ももう少々残っておりますので時間がかかるかもしれません。跡地が完成するまでは掲示板も残しますので引き続きお楽しみくださいませ。 但し、祭掲示板に直接リンクすることはご遠慮くださいませ。
皆さま、祭にお付き合いくださりありがとうございました。 これからもよろしくお願い申し上げますね!
ラストスパート終了
ぜーはーぜーはー。管理人はラストに短いものを仕上げました。#15文茶さんの「玉座」からの連鎖妄想でございます。バカバカしいものですが、よろしければご覧くださいませ。
登場人物 六太・尚隆・朱衡・絵師
作品傾向 コメディ
文字数 790文字
登場人物 六太・尚隆・朱衡・絵師
作品傾向 コメディ
文字数 790文字
姿絵の秘密@管理人作品第4弾
「なんだあ、その恰好」
「さてな」
妙に綺羅綺羅しい衣装で現れた主を目にし、延麒六太は頓狂な声を上げた。延王尚隆は軽く肩を竦めて朱衡を指差す。
「朱衡に訊け」
話を振られた朱衡は笑みを湛えて拱手する。
「姿絵を描かせるのですよ」
「姿絵?」
「はい」
拱手をしたまま朱衡はにっこりと笑む。会話がそれ以上進まないこと気づき、六太は肩を竦めた。
尚隆はそのまま玉座に据えられ、絵師に眺められている。そう、絵師はただ尚隆を眺めているのだ。微動だにしない絵師の前で、尚隆は頭を掻いてみたり、肘掛けに頬杖を突いたり、片足を玉座に掛けてみたりと落ち着きがない。
「――主上」
見かねた朱衡が窘めるが、尚隆の動きが止まることはなかった。六太は小卓に腰掛け、菓子を片手に三者三様の姿を眺める。やがて。
石像のように動かなかった絵師が突如絵筆を握る。今度は一心不乱に絵筆を動かし始めた。六太は眼を瞠って絵師を眺め、それから尚隆に視線を移した。退屈で死にそうだと言わんばかりの顔をしていた尚隆は、今や好奇心に満ちた瞳で絵師を見つめている。朱衡に眼をやると、絵師が描く絵に目を奪われているようだった。
六太は小卓を降りて絵の見える場所に移動した。そして息を呑む。朱衡が驚くはずだ、と納得し、六太は訝しげに首を傾げる尚隆ににやりと笑って見せた。
出来上がった絵に描かれているのは玉座に坐す精悍な顔をした延王だった。後日届けられた絵を朱衡に見せられた六太は呆れてぼやく。
「――どこをどう見たらこうなるんだ」
「ふざけた王だがきちんとしたものを描けと命じましたからね」
朱衡は多少自慢げにそう言うといつもの如く穏やかな笑みを見せる。それから、台輔、と六太を呼び、小さな絵を取り出した。
「――!」
そこにはだらしない恰好で退屈そうに頬杖を突く尚隆が描かれている。六太は堪らず吹き出した。そんな六太に、内緒ですよ、と朱衡はにっこりと笑むのだった。
2020.10.04.
「なんだあ、その恰好」
「さてな」
妙に綺羅綺羅しい衣装で現れた主を目にし、延麒六太は頓狂な声を上げた。延王尚隆は軽く肩を竦めて朱衡を指差す。
「朱衡に訊け」
話を振られた朱衡は笑みを湛えて拱手する。
「姿絵を描かせるのですよ」
「姿絵?」
「はい」
拱手をしたまま朱衡はにっこりと笑む。会話がそれ以上進まないこと気づき、六太は肩を竦めた。
尚隆はそのまま玉座に据えられ、絵師に眺められている。そう、絵師はただ尚隆を眺めているのだ。微動だにしない絵師の前で、尚隆は頭を掻いてみたり、肘掛けに頬杖を突いたり、片足を玉座に掛けてみたりと落ち着きがない。
「――主上」
見かねた朱衡が窘めるが、尚隆の動きが止まることはなかった。六太は小卓に腰掛け、菓子を片手に三者三様の姿を眺める。やがて。
石像のように動かなかった絵師が突如絵筆を握る。今度は一心不乱に絵筆を動かし始めた。六太は眼を瞠って絵師を眺め、それから尚隆に視線を移した。退屈で死にそうだと言わんばかりの顔をしていた尚隆は、今や好奇心に満ちた瞳で絵師を見つめている。朱衡に眼をやると、絵師が描く絵に目を奪われているようだった。
六太は小卓を降りて絵の見える場所に移動した。そして息を呑む。朱衡が驚くはずだ、と納得し、六太は訝しげに首を傾げる尚隆ににやりと笑って見せた。
出来上がった絵に描かれているのは玉座に坐す精悍な顔をした延王だった。後日届けられた絵を朱衡に見せられた六太は呆れてぼやく。
「――どこをどう見たらこうなるんだ」
「ふざけた王だがきちんとしたものを描けと命じましたからね」
朱衡は多少自慢げにそう言うといつもの如く穏やかな笑みを見せる。それから、台輔、と六太を呼び、小さな絵を取り出した。
「――!」
そこにはだらしない恰好で退屈そうに頬杖を突く尚隆が描かれている。六太は堪らず吹き出した。そんな六太に、内緒ですよ、と朱衡はにっこりと笑むのだった。
2020.10.04.
後書き
未生(管理人)
2020/10/05(Mon) 00:07 No.101


最後にバカバカしいものをお届けいたしました。こちらは文茶さんの「玉座」を拝見した時にWH版「東西」を見直して、ふざけたカッコしてるな! と改めて驚きました。いえ、前はひたすら尚隆カッコいい……と思っていたものですから、ポーズとか目に入っていなかったのでございます(笑)。それだけ「玉座」の延王ぶりに痺れてしまったということでございましょう。文茶さん、改めましてありがとうございました。こんな連鎖で失礼いたしました。
お疲れ様です
おお、さすが謚号をいくつも考案なっている朱衡さん、姿絵まで準備万端ですね?(違う?)
きっと後世、玄英宮には小さな絵の方が飾られるような気がします(笑)
お祭りの最後を楽しく飾る、ほのぼの可愛いお話をありがとうございました!
きっと後世、玄英宮には小さな絵の方が飾られるような気がします(笑)
お祭りの最後を楽しく飾る、ほのぼの可愛いお話をありがとうございました!
ありがとうございます!
文茶
2020/10/05(Mon) 12:20 No.108


わーい♪夢の連鎖妄想! こんなに嬉しいものなのですね〜! 『延王』を描いた甲斐がありました^ ^
確かにWH版はわりとリラックスした体勢でいらっしゃいますよね(笑)。またこのお召し物、描く際に隅々まで眺めたのですが、私の観察力が足りないゆえ悩ましい箇所がありまして、自分流にアレンジした次第です(^^;
そして尚隆をまじまじと見つめ続ける絵師さん。この肝の据わりようは只者ではありませんね。絵に関しては妥協しない職人魂が為せる技なのかも。私なら柱の陰からこそこそ見ることしか出来ませぬ(笑)。
お祭りの醍醐味、連鎖妄想を存分に楽しませていただきました! ありがとうございました〜!
確かにWH版はわりとリラックスした体勢でいらっしゃいますよね(笑)。またこのお召し物、描く際に隅々まで眺めたのですが、私の観察力が足りないゆえ悩ましい箇所がありまして、自分流にアレンジした次第です(^^;
そして尚隆をまじまじと見つめ続ける絵師さん。この肝の据わりようは只者ではありませんね。絵に関しては妥協しない職人魂が為せる技なのかも。私なら柱の陰からこそこそ見ることしか出来ませぬ(笑)。
お祭りの醍醐味、連鎖妄想を存分に楽しませていただきました! ありがとうございました〜!
配布用?
私も絵師様を尊敬申し上げます。いや、対象の優れた内面を引き出すのに長けているのでしょうね(六太くんから抗議の声が…)
思わずこの絵が各国の王様たちに贈られ「雁は王が変わったのか!?」という問い合わせが殺到すれば、尚隆も少し大人しくなるのかも、などと想像してしまいました(笑)
楽しい連鎖妄想、ありがとうございました ^^v
思わずこの絵が各国の王様たちに贈られ「雁は王が変わったのか!?」という問い合わせが殺到すれば、尚隆も少し大人しくなるのかも、などと想像してしまいました(笑)
楽しい連鎖妄想、ありがとうございました ^^v
さてこそ(笑
senju
2020/10/05(Mon) 22:21 No.114


絵姿の陰に陰謀あり(笑。
一心不乱に筆を振るう絵師さんに文茶様がダブって見えました(お目にかかった事は残念ながらありませんが。
この絵姿、ものすごい勢いで延の財政を潤したに違いない、と。だってまず私がオトナ買いしますもの(笑。まんまと策にはまっても悔いは微塵もございませんとも!
一心不乱に筆を振るう絵師さんに文茶様がダブって見えました(お目にかかった事は残念ながらありませんが。
この絵姿、ものすごい勢いで延の財政を潤したに違いない、と。だってまず私がオトナ買いしますもの(笑。まんまと策にはまっても悔いは微塵もございませんとも!
Re: ラストスパート終了
管理人さま、楽しい作品をありがとうございました。文茶さんもありがとう。
延長戦での皆様の作品群に感想が追いつかずにすみません。自作を投稿することもできず申し訳ない限りです。
でもでも密度の濃い作品群はとても楽しませていただき、心が潤いました。ひと月少々、ありがとうございました。
延長戦での皆様の作品群に感想が追いつかずにすみません。自作を投稿することもできず申し訳ない限りです。
でもでも密度の濃い作品群はとても楽しませていただき、心が潤いました。ひと月少々、ありがとうございました。
ご感想御礼
未生(管理人)
2020/10/06(Tue) 01:24 No.118


バカバカしいお話にご感想をありがとうございました~。
饒筆さん>
はい、超有能な朱衡が色々やっております。大きなものは飾られて、小さなものは一般に流布されているかもしれないなぁと個人的に思ったりしております。
こちらこそご覧くださりありがとうございました!
文茶さん>
このようなものをお悦びくださり恐縮でございます~。ほんとに素敵な延王でございました!
えっと、この絵師は降りてくるのを待つタイプなのではないかと思われます。
書きながら、絵っていきなり絵筆で描くものだっけ……? ラフとかいらないの……? などなど疑問符が沸いておりましたが如何せん時間がないのでスルーした次第にございます。お許しくださいませ……。
ネムさん>
だらしないモデルを見つめながらりりしい姿が降りてくるのを待つのは大変だったのではないかと同情しております。
おお、他国に配るという手もございますね! 楽しい創造をありがとうございました~。
senjuさん>
いや、ここだけの話でございますが、実は私も絵師に文茶さんを重ねてしまいました~。
senjuさんがオトナ買いしてくださるのですか(笑)。なんだか関弓に流布して面が割れて遊べなくなったと零すかの方が見えるような気がいたしますね~。財源確保と出奔防止の一石二鳥!
お楽しみくださりありがとうございました!
ひめさん>
おお、いらしてくださりありがとうございます! お楽しみいただけたならそれが何よりでございます~。
饒筆さん>
はい、超有能な朱衡が色々やっております。大きなものは飾られて、小さなものは一般に流布されているかもしれないなぁと個人的に思ったりしております。
こちらこそご覧くださりありがとうございました!
文茶さん>
このようなものをお悦びくださり恐縮でございます~。ほんとに素敵な延王でございました!
えっと、この絵師は降りてくるのを待つタイプなのではないかと思われます。
書きながら、絵っていきなり絵筆で描くものだっけ……? ラフとかいらないの……? などなど疑問符が沸いておりましたが如何せん時間がないのでスルーした次第にございます。お許しくださいませ……。
ネムさん>
だらしないモデルを見つめながらりりしい姿が降りてくるのを待つのは大変だったのではないかと同情しております。
おお、他国に配るという手もございますね! 楽しい創造をありがとうございました~。
senjuさん>
いや、ここだけの話でございますが、実は私も絵師に文茶さんを重ねてしまいました~。
senjuさんがオトナ買いしてくださるのですか(笑)。なんだか関弓に流布して面が割れて遊べなくなったと零すかの方が見えるような気がいたしますね~。財源確保と出奔防止の一石二鳥!
お楽しみくださりありがとうございました!
ひめさん>
おお、いらしてくださりありがとうございます! お楽しみいただけたならそれが何よりでございます~。
あらためまして。
未生さま、サイト15周年おめでとうございます。
先ほどはお祝いの挨拶もせずにバタバタと失礼しました。
あらためまして皆様こんばんは。お久しぶりです。minaです。
このご時世に、自宅ネット回線がない状態が一ヶ月も続くという状況で、せっかくのお祭りもPCから覗き見することすら出来ず、最終日にフリーWiFi経由で飛び込んで来る暴挙をお許しください。
慶国者には尚隆祭りはアウェイなのですが、どうしても一枚投稿したかった…。
ガラスの目のリアルなドールにびっくりされる方がいらっしゃったら、 大変申し訳ありません。
登場人物 さあ誰だ!
作品傾向 ドール(肌色注意!)
大きさ 198KB
先ほどはお祝いの挨拶もせずにバタバタと失礼しました。
あらためまして皆様こんばんは。お久しぶりです。minaです。
このご時世に、自宅ネット回線がない状態が一ヶ月も続くという状況で、せっかくのお祭りもPCから覗き見することすら出来ず、最終日にフリーWiFi経由で飛び込んで来る暴挙をお許しください。
慶国者には尚隆祭りはアウェイなのですが、どうしても一枚投稿したかった…。
ガラスの目のリアルなドールにびっくりされる方がいらっしゃったら、 大変申し訳ありません。
登場人物 さあ誰だ!
作品傾向 ドール(肌色注意!)
大きさ 198KB
眠れぬなら、一曲奏でようか
お疲れさまでした!
お久しぶりです!リアルのお祭り参加、お疲れさまでした。(行きたかったけど、体力が…TT)
おぉ、今度のドールは延主上だったんですね! しかし目が色っぽい…肩にかかったつやつやの黒髪がまた素敵。まさか「月見」の後?(〃m〃) いえ、利広さんと酒を飲んでいるうちに「暑い!」と脱いで胡弓を弾こうとして利広に取り返される、というシュチでも好きです(笑)
お祭りの最後に思わぬお姿を拝見させて頂きました。ありがとうございます ^^/
おぉ、今度のドールは延主上だったんですね! しかし目が色っぽい…肩にかかったつやつやの黒髪がまた素敵。まさか「月見」の後?(〃m〃) いえ、利広さんと酒を飲んでいるうちに「暑い!」と脱いで胡弓を弾こうとして利広に取り返される、というシュチでも好きです(笑)
お祭りの最後に思わぬお姿を拝見させて頂きました。ありがとうございます ^^/
艶やかな
senju
2020/10/04(Sun) 22:53 No.93


なんて艶やかなまなざしと、ステキな鎖骨(笑。黒髪ロングは正義である!としみじみと噛み締めています。素敵。
いろいろと想像できてしまう御仁なだけに、だれか妄想の暴走を止めて~って状態になっておりますよ。
いつかこの方があの美しい青い衣装をお召しになることを、心から楽しみに待っております。
いろいろと想像できてしまう御仁なだけに、だれか妄想の暴走を止めて~って状態になっておりますよ。
いつかこの方があの美しい青い衣装をお召しになることを、心から楽しみに待っております。
ひゃあ!
文茶
2020/10/04(Sun) 23:22 No.95


minaさま、ツイッターではお世話になっております^ ^
うはぁ〜尚隆色っぽい! 目元の赤みがさらに追い討ちをかけて、視線だけで皆落ちますよこれ///// 。そのうえ半裸だなんて......はい、昇天しました〜!
これは野営中で、夕飯用の魚を捕る時に濡れてしまったので上半身裸、焚火の前で眠れぬ者たちに一曲奏でる、というシチュエーションに見えましたがいかがでしょう?
よし、私も呼ばれよう。いや、聴く前にもうカッコ良すぎて倒れてましたわ(笑)
うはぁ〜尚隆色っぽい! 目元の赤みがさらに追い討ちをかけて、視線だけで皆落ちますよこれ///// 。そのうえ半裸だなんて......はい、昇天しました〜!
これは野営中で、夕飯用の魚を捕る時に濡れてしまったので上半身裸、焚火の前で眠れぬ者たちに一曲奏でる、というシチュエーションに見えましたがいかがでしょう?
よし、私も呼ばれよう。いや、聴く前にもうカッコ良すぎて倒れてましたわ(笑)
minaさん!
minaさん、あのminaさんですね!
わ~~安闔日ではお世話になりました。オフは終わりましたが、minaさんのレシピ改めて挑戦したいと思ってます…!
そしてそして、ドールを作られると噂は聞いていたのですが、うわわわわこんなに精巧なんですね、お顔があまりに整っていて綺麗でときめいてしまいました(*ノωノ)
黒髪がたっぷり艶々なのも、上半身裸なのも色気がたまりません(*ノωノ)
尚隆は海の男ですからね…服を脱ぐ場面もきっとたくさんあったでしょうし、とても似合います(*ノωノ)
わ~~安闔日ではお世話になりました。オフは終わりましたが、minaさんのレシピ改めて挑戦したいと思ってます…!
そしてそして、ドールを作られると噂は聞いていたのですが、うわわわわこんなに精巧なんですね、お顔があまりに整っていて綺麗でときめいてしまいました(*ノωノ)
黒髪がたっぷり艶々なのも、上半身裸なのも色気がたまりません(*ノωノ)
尚隆は海の男ですからね…服を脱ぐ場面もきっとたくさんあったでしょうし、とても似合います(*ノωノ)
お久しぶりです!
お久しぶりです、minaさま!
きゃあ素敵!「ふわぁ~お!(byモンロー)」が聞こえそうな艶姿ですね~。
できれば、女物の打掛でも羽織っていただいて一曲お願いしたいです。え?状況?もちろん夜更けの花街か、薄幸の美姫のお部屋ですよね?(キャッ)
妄想広がる眼福をありがとうございます♪
きゃあ素敵!「ふわぁ~お!(byモンロー)」が聞こえそうな艶姿ですね~。
できれば、女物の打掛でも羽織っていただいて一曲お願いしたいです。え?状況?もちろん夜更けの花街か、薄幸の美姫のお部屋ですよね?(キャッ)
妄想広がる眼福をありがとうございます♪
お待ちしておりました!
未生(管理人)
2020/10/05(Mon) 11:28 No.107


minaさん、色々お疲れさまでございました。お忙しい中祭にご参加いただきありがとうございます!
ご連絡をいただいてからドキドキワクワク待っておりましたが……(絶句/笑)。色っぽさに打たれました……。
何を奏でてくださるのかしら。物陰でこっそり聴いてみたいところでございます。
ネムさん、senjuさん、文茶さん、シェリーさん、饒筆さん、先レスありがとうございました~。
ご連絡をいただいてからドキドキワクワク待っておりましたが……(絶句/笑)。色っぽさに打たれました……。
何を奏でてくださるのかしら。物陰でこっそり聴いてみたいところでございます。
ネムさん、senjuさん、文茶さん、シェリーさん、饒筆さん、先レスありがとうございました~。
皆様コメントどうもありがとうございます。
いっつもギリギリに投稿して、コメントいただいてもお返事間に合わないことが多いので、今度こそ!
>ネムさん
ええもうリアルイベント続いてますが、ハイライトはこれからですよ!
はいこのあいだ超レアなドールがうちに来る、と言ってたのは彼のことでした。
自宅でのお披露目もまだなのに、半裸写真を投稿してしまって…汗
わたしも「月見」のあとかと思いましたが、そもそもそんなシチュなら美味しく頂かれちゃったお相手が「眠れない」なんてことはないだろ~wと。
胡弓の取り合いをする帰山コンビ、楽しいです♪
>senjuさん
「彼」はこういう光の当て方が似合うかなー、とあえて暗めに光を調節して、黒髪をはらりと散らして撮りました。
狙ったところに反応してくださって嬉しいです。
たぶん、いつもの日の光の下で見たら、こんなまなざしにはならないはずなのですが、延王押しsenjuさんの妄想を誘えたなら本望ですとも!
あの青の生地、とりあえず片袖ありますからね。
(出来上がりはいつになることやらですが。笑)
>文茶さん
こちらこそ、いつもTwitterでお世話になってます!
色っぽく撮れてますか? わーん昇天しないで戻ってきてください~!しっかり~!!
野営で魚を取った後!そこに楽器が出てきてしまうなら、ほぼキャンプですね。
あえて暗く撮ったのを、焚火の前にいる、という風に表現してくださったの嬉しいです♡
>シェリーさん
はい、墨幟ロールケーキ作ってたminaです。
料理のほかに、ドールの衣装を縫ったりウィッグを結ったりするのが趣味なのですが、最近とみにバタバタで針を持てなくて、やむを得ずに半裸なのでした。笑
(顔はドール発売元のフィニッシャーさんが描かれたものなんですが、これは一目見て「彼」だと☆)
海の男!そうだ、もとは瀬戸内の水軍出身だった。そう思うと半裸なのも自然に見えてきますね~。
>饒筆さん
わーいお久しぶりです!
はっきり手抜きな(ってかそもそも手が回ってない。汗)のですが、艶姿と表現してくださって感謝です。
夜更けの花街、それはもしや「月見割包」食べた後、元気な後輩と別れて、なじみの美姫の部屋にシケこんでいるのでしょうか。笑
服作ってないので、眼福といわれるとホントに申し訳ないような…でも嬉しいです♡
>未生さま
あれこれやりすぎて、ドタバタになったあげくの半裸に、OK出してくださってありがとうございます。
もしかしたら間に合わない…みたいなこと言って、お待たせしてすみません。お誕生日カード作ってる頃、彼はまったくもってうちに顕現予定ではなかったのですが…本当になんでこうなった。笑
15周年記念のお祭りですので、未生さまに喜んで頂けたのなら何よりです!
皆様、いきなりの上裸に、嬉しいコメントの数々ありがとうございました!
>ネムさん
ええもうリアルイベント続いてますが、ハイライトはこれからですよ!
はいこのあいだ超レアなドールがうちに来る、と言ってたのは彼のことでした。
自宅でのお披露目もまだなのに、半裸写真を投稿してしまって…汗
わたしも「月見」のあとかと思いましたが、そもそもそんなシチュなら美味しく頂かれちゃったお相手が「眠れない」なんてことはないだろ~wと。
胡弓の取り合いをする帰山コンビ、楽しいです♪
>senjuさん
「彼」はこういう光の当て方が似合うかなー、とあえて暗めに光を調節して、黒髪をはらりと散らして撮りました。
狙ったところに反応してくださって嬉しいです。
たぶん、いつもの日の光の下で見たら、こんなまなざしにはならないはずなのですが、延王押しsenjuさんの妄想を誘えたなら本望ですとも!
あの青の生地、とりあえず片袖ありますからね。
(出来上がりはいつになることやらですが。笑)
>文茶さん
こちらこそ、いつもTwitterでお世話になってます!
色っぽく撮れてますか? わーん昇天しないで戻ってきてください~!しっかり~!!
野営で魚を取った後!そこに楽器が出てきてしまうなら、ほぼキャンプですね。
あえて暗く撮ったのを、焚火の前にいる、という風に表現してくださったの嬉しいです♡
>シェリーさん
はい、墨幟ロールケーキ作ってたminaです。
料理のほかに、ドールの衣装を縫ったりウィッグを結ったりするのが趣味なのですが、最近とみにバタバタで針を持てなくて、やむを得ずに半裸なのでした。笑
(顔はドール発売元のフィニッシャーさんが描かれたものなんですが、これは一目見て「彼」だと☆)
海の男!そうだ、もとは瀬戸内の水軍出身だった。そう思うと半裸なのも自然に見えてきますね~。
>饒筆さん
わーいお久しぶりです!
はっきり手抜きな(ってかそもそも手が回ってない。汗)のですが、艶姿と表現してくださって感謝です。
夜更けの花街、それはもしや「月見割包」食べた後、元気な後輩と別れて、なじみの美姫の部屋にシケこんでいるのでしょうか。笑
服作ってないので、眼福といわれるとホントに申し訳ないような…でも嬉しいです♡
>未生さま
あれこれやりすぎて、ドタバタになったあげくの半裸に、OK出してくださってありがとうございます。
もしかしたら間に合わない…みたいなこと言って、お待たせしてすみません。お誕生日カード作ってる頃、彼はまったくもってうちに顕現予定ではなかったのですが…本当になんでこうなった。笑
15周年記念のお祭りですので、未生さまに喜んで頂けたのなら何よりです!
皆様、いきなりの上裸に、嬉しいコメントの数々ありがとうございました!
延主従と一緒にお祝いします!
サイト開設15周年おめでとうございます!
長い間愛情持って活動されてる未生さんを尊敬します。
ほとんどの皆様とは初めましてかと思いますが、未生さんにはTwitterでお世話になっているので、ささやかながらお祝いに来ました。
今後もより一層の盛り上がりを願ってます!
登場人物 尚隆・六太
作品傾向 カップリングではないですが私の中の尚隆と六太は常に仲良しです。
こういうお祝いの場ではノリノリの六太と、尚隆祭と聞いて満更ではないキメ顔の尚隆です。
タイトルも「お祝い延主従」で。(そのまま)
長い間愛情持って活動されてる未生さんを尊敬します。
ほとんどの皆様とは初めましてかと思いますが、未生さんにはTwitterでお世話になっているので、ささやかながらお祝いに来ました。
今後もより一層の盛り上がりを願ってます!
登場人物 尚隆・六太
作品傾向 カップリングではないですが私の中の尚隆と六太は常に仲良しです。
こういうお祝いの場ではノリノリの六太と、尚隆祭と聞いて満更ではないキメ顔の尚隆です。
タイトルも「お祝い延主従」で。(そのまま)
ありがとうございます!
未生(管理人)
2020/10/04(Sun) 18:24 No.82


シェリーさん、こちらでは初めまして~。ようこそ尚隆祭へお越しくださいました! 15周年への寿ぎをありがとうございます。
キメ顔尚隆カッコいいです! 六太も可愛い~。雁国主従に祝っていただけてとってもとっても嬉しいです! わ~いわ~い!
祭は今日でお終いですが、最後までお楽しみくださいね。
キメ顔尚隆カッコいいです! 六太も可愛い~。雁国主従に祝っていただけてとってもとっても嬉しいです! わ~いわ~い!
祭は今日でお終いですが、最後までお楽しみくださいね。
あれ?
シェリーさん、初めまして…じゃないですね!先日の安闔日オフで素敵な漢服着てらしたシェリーさん!
お料理班の末席にいたminaです。こんばんは!
(別のところのお祭りの話ですみません。汗)
こちらのお祭りでもお会いできて嬉しいです♡
六太楽しそう!! なんとー絵師さんでいらしたのですね☆
お料理班の末席にいたminaです。こんばんは!
(別のところのお祭りの話ですみません。汗)
こちらのお祭りでもお会いできて嬉しいです♡
六太楽しそう!! なんとー絵師さんでいらしたのですね☆
かわいい~
シェリーさん、初めまして。ネムと申します(でもツィッターのいいねボタンのどこかに隠れているような気も…)
やっぱりこの主従は最高ですね。いてくれるだけでぱぁっと明るくなります(白銀で改めてその威力を感じました)
二人の笑顔を見られて良かった!素敵なお祝い絵をありがとうございました。
やっぱりこの主従は最高ですね。いてくれるだけでぱぁっと明るくなります(白銀で改めてその威力を感じました)
二人の笑顔を見られて良かった!素敵なお祝い絵をありがとうございました。
キラキラ!
文茶
2020/10/04(Sun) 23:26 No.97


シェリーさん、初めまして!
お祝いとなればやはりこのお二人ですよね♪明るいし、頼りになるし。俺が主役だとキメ顔が素敵な尚隆と底抜けに明るい可愛らしい六太、二人からハッピーオーラが溢れていて、こちらも自然と笑顔になります^ ^
仲良し延主従が見られて嬉しいです〜! ありがとうございました!
お祝いとなればやはりこのお二人ですよね♪明るいし、頼りになるし。俺が主役だとキメ顔が素敵な尚隆と底抜けに明るい可愛らしい六太、二人からハッピーオーラが溢れていて、こちらも自然と笑顔になります^ ^
仲良し延主従が見られて嬉しいです〜! ありがとうございました!
皆様ありがとうございます
うわ~~!とても暖かいコメントをたくさんいただけて嬉しいです、皆さんありがとうございます(;∀;)
掲示板に投稿する形でのお祭りは初めてで緊張していましたが、こんなに暖かい空間が広がっていたのですね(;∀;)勇気出して投稿してよかったです!
ギリギリに滑り込んだので、また次回以降お祭りあったら今度はお祭り期間通して楽しみたいです♪
>未生さん
お祭りこんな雰囲気だったのですね!新しい世界を知れた感じがしてとても楽しいです♪あと少しですが最後まで楽しみます(*^^*)
>minaさん
絵師というほど大したものではありませんが…(^^;
こちらでもご一緒できて嬉しいですー!六太にはいつも楽しく過ごしてもらいたいので、そう言っていただけて嬉しいです!
>ネムさん
私もどこかでお見かけしているような…気が…
本当に、白銀では一気に空気を変えてくれて、陽のパワーがすごかったですよね…!私もあそこで一気に安心してしまいました(;∀;)
>文茶さん
ハッピーオーラを感じていただけるなんて、もったいないお言葉(;∀;)少しでもこの2人の明るさや安心感を表現できていたら嬉しいです!
掲示板に投稿する形でのお祭りは初めてで緊張していましたが、こんなに暖かい空間が広がっていたのですね(;∀;)勇気出して投稿してよかったです!
ギリギリに滑り込んだので、また次回以降お祭りあったら今度はお祭り期間通して楽しみたいです♪
>未生さん
お祭りこんな雰囲気だったのですね!新しい世界を知れた感じがしてとても楽しいです♪あと少しですが最後まで楽しみます(*^^*)
>minaさん
絵師というほど大したものではありませんが…(^^;
こちらでもご一緒できて嬉しいですー!六太にはいつも楽しく過ごしてもらいたいので、そう言っていただけて嬉しいです!
>ネムさん
私もどこかでお見かけしているような…気が…
本当に、白銀では一気に空気を変えてくれて、陽のパワーがすごかったですよね…!私もあそこで一気に安心してしまいました(;∀;)
>文茶さん
ハッピーオーラを感じていただけるなんて、もったいないお言葉(;∀;)少しでもこの2人の明るさや安心感を表現できていたら嬉しいです!
なんとか第3弾
皆さま、こんにちは。祭にご投稿及びレス、拍手をありがとうございます。
本日の北の国、最低気温は13.8℃、最高気温は18.9℃とこの時季としては暖かな気候でございます。未だ雪虫情報も流れてまいりません。今年の初雪は遅いかもしれませんね。
さてラストスパート中の管理人、漸く第3弾を仕上げました。この長さのものを書いたのは久しぶりかもしれません……。原作「黄昏」幕間、奏を訪ねたかの方とその頃は宮にいるはずの第二太子の密談でございます。陽子主上は登場しませんが尚陽前提で話が進みます。捏造過多な代物ですので苦手な方はご注意くださいませ。
※ 管理人の作品は全て尚陽前提でございます。
登場人物 利広・尚隆
作品傾向 シリアス
文字数 3862文字
本日の北の国、最低気温は13.8℃、最高気温は18.9℃とこの時季としては暖かな気候でございます。未だ雪虫情報も流れてまいりません。今年の初雪は遅いかもしれませんね。
さてラストスパート中の管理人、漸く第3弾を仕上げました。この長さのものを書いたのは久しぶりかもしれません……。原作「黄昏」幕間、奏を訪ねたかの方とその頃は宮にいるはずの第二太子の密談でございます。陽子主上は登場しませんが尚陽前提で話が進みます。捏造過多な代物ですので苦手な方はご注意くださいませ。
※ 管理人の作品は全て尚陽前提でございます。
登場人物 利広・尚隆
作品傾向 シリアス
文字数 3862文字
公式の対面@管理人作品第3弾
公の場で風漢と顔を合わせるのは初めてだ。出会う場所はいつでも軋み始めた国の首都。数知れない邂逅で互いの素性は分かっていても、公式に対面することはなかったのだから。
奏南国清漢宮に賓客が訪れた。慶東国金波宮にて蓬莱で泰麒を捜索していた雁州国国主延王と慶東国宰輔景麒だ。先触れの使令が、火急につき雲海の上から訪問する無礼をご寛恕願いたい、と奏上した。奏国太子卓郎君利広は家族とともに後宮にて二人を迎える。初顔合わせになる景麒に宗王一族を紹介し、挨拶が済んだ後、延王尚隆は改めて利広に眼を止めた。
「──おお、初めてお会いする方がおられるな」
「延王、景台輔、お初にお目にかかります。卓郎君利広にございます。どうぞお見知りおきください」
利広は笑みを湛えて口上を述べた。風漢とは度々遭遇してきたが、利広が卓郎君として延王尚隆に会うのは初めてだ。当たり障りのない応えを返すと、延はいっそう笑みを深めて続けた。
「ようやく対面が叶ったな、卓郎君。よろしければ、ゆっくりと旅の話でも聞かせてもらいたいものだ」
「私の方こそ、稀代の名君の誉れ高き延王に拝謁でき、光栄至極でございます。私の拙き旅の話など、ご所望であれば、いつでもお聞かせいたしましょう」
社交辞令に見せかけて、延は会議後の情報交換を求めている。その意を汲み、利広はにっこりと笑って応じたのだった。
泰麒発見。
延王自らの訪問の理由は正にそれだった。蓬莱にいる泰麒は麒麟でありながら麒麟の力を失っている状態だという。そんな泰麒を連れ戻すためにできるだけ多くの使令を借り受けたいとのことだった。質疑応答の末、奏は使令を貸すことを約し、会議はお開きとなった。
利広は銘酒を手土産に掌客殿を訪う。延王尚隆は既に一人酒を楽しんでいたらしい。卓子の上には銘酒や酒肴があった。延は風漢の顔をして笑い、空の酒杯を差し出す。利広は軽く笑い、酒を注ぎながらあの場では訊けなかったことを問うた。
「──どうして彼女を連れてきてくれなかったの? 驚かせてあげたかったのに」
延王が連れてくるのは景王だろう。奏では皆がそれを期待していた。先に訪れた延麒によると、登極間もない景王が百戦錬磨な延王を論破して泰麒捜索を実現させたそうだ。伏礼を廃すという初勅を出し、半獣や海客の規制を撤廃させた胎果の若き女王に、宗王一家は興味津々だった。しかし実際に現れたのは景麒だ。先触れで知らされていたとはいえ文句のひとつも言いたくなるだろう。しかし。
「──埒もないことを」
風漢は苦笑して利広の問いを受け流す。利広は敢えて爽やかな笑みを浮かべて畳みかけた。
「そんなに、私に会わせたくなかった?」
鮮烈な紅の女王との邂逅を、利広が忘れたことはない。慶国王都堯天の下町で出会い、ひと時をともに過ごした。この機会に誼を結ぼうと金波宮を訪ねることさえ考えていた。それをしなかったのは、堯天では顔を合わせずに済んだ風漢に、柳国王都芝草で会ってしまったからだ。景王陽子の公にできない伴侶である、延王尚隆に。
人の悪い笑みを浮かべた風漢は、黙したまま酒杯を差し出す。利広は再びその杯に酒を満たしつつ意地悪く告げた。
「ああ、失言だったな。延王ともあろうお方が、そんな卑小なことを思うはずもない」
利広の当てこすりに、風漢は口の端を上げてゆっくりと口を開く。
「お前が穏和しく国にいるとは思わなかったぞ」
「私には私の事情があるんだよ」
「知ったことではないな」
「──相変わらずだね」
この難儀な男から答えを引き出すことはできなさそうだ。少なくとも今は。利広は肩を竦め、軽く笑って話題を変えた。
「で、どうするつもり? 王が渡ると大災害が起こる。それでもやるの?」
「どうするも何も。饕餮も泰麒も、あちらにおいても危険な代物だ。無理でも何でも連れ帰らねばならぬ。俺はそのための手勢を借り受けに来たのだ」
風漢は薄く笑って即答する。非公式とはいえ雁国延王と奏国太子の会談だからだろう。が、そのあまりにも滑らかな応えに、利広は冷たく笑い、またもあの場では訊けなかったことを問いかけた。
「──雁は、泰果が生るのを待つ気だと思っていたよ」
それは麒麟の前では決して口にできないことだった。放っておけばいつかは新たな泰果が生る。そうして麒麟が王を選ぶまで待てばよいのだ。所詮は他国のこと、なのだから。
「──範の奴も、そう言っておったぞ」
風漢は楽しげに笑って新たな情報を開示した。三百年の朝を揺るぎなく治める範国氾王も同意見なのだ、と。他国に干渉しないのが世の常だ。利広は大きく頷いた。
「王なら、必ず思うことだろう」
「王なら、な」
風漢は思わせぶりなことを言って酒を呷る。利広は眉根を寄せた。慶の若き女王の凛とした姿が胸に浮かぶ。
「彼女だって、王だろうに」
「──実際に、陽子(あれ)に会ったお前なら、分かるだろう?」
風漢は穿ったこと言い、楽しげに笑う。利広は肩を竦め、両手を挙げた。
景王陽子は不思議な娘だった。胎果でこちらの常識にまだまだ疎い彼女は面白い考え方をする。波乱の国、慶を落ち着かせるためにはあれくらい破天荒な王を据えなければならないのかもしれない。しかも、彼女の登極を援助したのは延王尚隆だ。
利広は古の雁を思い出す。梟王が荒廃しつくした後、次の麒麟は王を捜せずに斃れてしまった。折山の荒、亡国の壊と言われるほどに荒れていった雁。それを立て直し、治世五百年の大国を築いたのが胎果の延王なのだから。
「世界は変わるぞ、利広。天の配剤、とやらでな」
稀代の名君と称えられる王はゆったりと告げ、厳かに杯を掲げた。利広は眼を瞠る。二の句が継げないとはこのことだ。束の間動きを止めた後、利広は唇を緩めて掲げられた酒杯に己の杯を合わせる。かちんと涼やかな音が響き、二人は己の酒を飲み干した。
「──どういう風の吹き回し?」
「どう、とは?」
敢えて明るく訊ねてみれば、問で返してくる。いつもながらの狸ぶりに笑いが込み上げた。
「相変わらず、質の悪い御仁だねえ」
「お生憎だな。言ったのは天の声を聞く麒麟だ、俺ではない」
「ふぅん、天の配剤と延麒が言ったんだ……」
利広は軽く腕組みして口笛を吹いた。
想像の範疇のことは起こらぬ。
そう明言する延王だ。自ら他国を見聞し、尽くせる手は全て尽くす。そうやって生き延びてきた王が天啓を妄信することはない。麒麟の言葉と知れば納得もできる。そして。
延が慶国の世話を焼いたのは、己の伴侶のためだからではない。雁は慶と国境を接している。国が荒れれば荒民が高岫を越えてどっと押し寄せる。自国が落ち着くと持ち上がる頭の痛い問題のひとつなのだ。利広はひとりごちる。
「確かに延王は、いくら情に訴えたって動かされる御仁じゃないよね」
風漢は低く笑う。利広は無言の肯定を受けて奏の見解を告げた。
「景王は、王のくせに王らしくない。初勅といい、今回のことといい、うちの連中も驚いていたよ」
「──だろうな」
新たな情報を得て風漢は楽しげに笑う。利広はそんな風漢を軽く睨んで苦言を呈す。
「だから今回、延王は奏に景王をお披露目してくれると思っていたのに」
「なるほど」
その相槌から風漢の真意を見極めることはできなかった。利広は繰り言を続ける。
「新風を起こす胎果の女王のご尊顔を、是非、拝したかったよ」
「さっき言ったろう。景王は発起人として蓬山に行く必要があったのだと」
風漢は苦笑する。それは言い訳めいて聞こえた。利広は口許を歪めて訊ねる。
「その必要を感じたのは、誰?」
「──蓬山のヌシ、だろう」
僅かな間をおいて風漢が答える。やっと見つけた綻びを、利広は笑顔で突いた。
「雁の御仁が、ではないの?」
「何故そう思う?」
問に問で返すのは答えたくないからだ。そろそろ本音を聞かせてほしい。だから、利広はにやりと笑んで畳みかけた。
「じゃあ、何故、蓬莱に行くのは彼女じゃないの?」
「──時期尚早だ」
視線を落とし、風漢は深い溜息をつく。景王陽子がこちらに来てまだ数年というところか。風漢の本音を悟り、利広は唇を緩めた。
「なるほどね」
空の酒杯に酒を注ぎつつ利広は続ける。
「──その口で、彼女に天啓だとか吹いたわけだ」
「吹いたわけではないぞ」
肩眉を上げ、風漢は即答する。いつもの余裕を少し崩した様は存外に可愛らしい。
「天意を信じていないなら、同じことだよ」
笑みを零しながら利広は己の杯にも酒を注ぐ。そして、その酒を飲みながら風漢を睨めつけた。
「まだ、腹に一物ありそうだねえ。いったい、何を隠しているの?」
「お前に言われたくないな」
風漢は意味深長な言葉を吐く。利広の胸に鮮烈な笑顔が浮かんだ。紅の僥倖は、忘れ得ぬ出来事だ。だからこそ、泡沫の夢のようなひと時を利広が口にすることはないだろう。そして、この男もまた――。
「私は、何も隠してなんかいないよ。ただ──」
一拍の間を置いて、利広は声を落とす。
「秘密は、秘密のままにしておいた方がいいよ」
「──お互いさまだろう」
僅かに眼を瞠り、風漢は口角を吊り上げる。不敵な笑みに、利広は肩を竦めた。これ以上この男と話すことはない。利広は片手を挙げて堂室を出た。
あちらに流された麒麟とこちらに縛られる王。利広は深い溜息をつく。
二度と戻れぬはずの故郷を、胎果の王は恋うているのだろうか。時期尚早と言った風漢は、己も望郷を呑みこんでいるのだろうか。
利広はゆっくりと首を振る。胎果の気持ちなど利広に分かるはずもない。感傷はここまでだ。己に課せられた役目をこなそう。利広はそう思い、家族が待つ場所へと戻っていった。
2020.10.04.
奏南国清漢宮に賓客が訪れた。慶東国金波宮にて蓬莱で泰麒を捜索していた雁州国国主延王と慶東国宰輔景麒だ。先触れの使令が、火急につき雲海の上から訪問する無礼をご寛恕願いたい、と奏上した。奏国太子卓郎君利広は家族とともに後宮にて二人を迎える。初顔合わせになる景麒に宗王一族を紹介し、挨拶が済んだ後、延王尚隆は改めて利広に眼を止めた。
「──おお、初めてお会いする方がおられるな」
「延王、景台輔、お初にお目にかかります。卓郎君利広にございます。どうぞお見知りおきください」
利広は笑みを湛えて口上を述べた。風漢とは度々遭遇してきたが、利広が卓郎君として延王尚隆に会うのは初めてだ。当たり障りのない応えを返すと、延はいっそう笑みを深めて続けた。
「ようやく対面が叶ったな、卓郎君。よろしければ、ゆっくりと旅の話でも聞かせてもらいたいものだ」
「私の方こそ、稀代の名君の誉れ高き延王に拝謁でき、光栄至極でございます。私の拙き旅の話など、ご所望であれば、いつでもお聞かせいたしましょう」
社交辞令に見せかけて、延は会議後の情報交換を求めている。その意を汲み、利広はにっこりと笑って応じたのだった。
泰麒発見。
延王自らの訪問の理由は正にそれだった。蓬莱にいる泰麒は麒麟でありながら麒麟の力を失っている状態だという。そんな泰麒を連れ戻すためにできるだけ多くの使令を借り受けたいとのことだった。質疑応答の末、奏は使令を貸すことを約し、会議はお開きとなった。
利広は銘酒を手土産に掌客殿を訪う。延王尚隆は既に一人酒を楽しんでいたらしい。卓子の上には銘酒や酒肴があった。延は風漢の顔をして笑い、空の酒杯を差し出す。利広は軽く笑い、酒を注ぎながらあの場では訊けなかったことを問うた。
「──どうして彼女を連れてきてくれなかったの? 驚かせてあげたかったのに」
延王が連れてくるのは景王だろう。奏では皆がそれを期待していた。先に訪れた延麒によると、登極間もない景王が百戦錬磨な延王を論破して泰麒捜索を実現させたそうだ。伏礼を廃すという初勅を出し、半獣や海客の規制を撤廃させた胎果の若き女王に、宗王一家は興味津々だった。しかし実際に現れたのは景麒だ。先触れで知らされていたとはいえ文句のひとつも言いたくなるだろう。しかし。
「──埒もないことを」
風漢は苦笑して利広の問いを受け流す。利広は敢えて爽やかな笑みを浮かべて畳みかけた。
「そんなに、私に会わせたくなかった?」
鮮烈な紅の女王との邂逅を、利広が忘れたことはない。慶国王都堯天の下町で出会い、ひと時をともに過ごした。この機会に誼を結ぼうと金波宮を訪ねることさえ考えていた。それをしなかったのは、堯天では顔を合わせずに済んだ風漢に、柳国王都芝草で会ってしまったからだ。景王陽子の公にできない伴侶である、延王尚隆に。
人の悪い笑みを浮かべた風漢は、黙したまま酒杯を差し出す。利広は再びその杯に酒を満たしつつ意地悪く告げた。
「ああ、失言だったな。延王ともあろうお方が、そんな卑小なことを思うはずもない」
利広の当てこすりに、風漢は口の端を上げてゆっくりと口を開く。
「お前が穏和しく国にいるとは思わなかったぞ」
「私には私の事情があるんだよ」
「知ったことではないな」
「──相変わらずだね」
この難儀な男から答えを引き出すことはできなさそうだ。少なくとも今は。利広は肩を竦め、軽く笑って話題を変えた。
「で、どうするつもり? 王が渡ると大災害が起こる。それでもやるの?」
「どうするも何も。饕餮も泰麒も、あちらにおいても危険な代物だ。無理でも何でも連れ帰らねばならぬ。俺はそのための手勢を借り受けに来たのだ」
風漢は薄く笑って即答する。非公式とはいえ雁国延王と奏国太子の会談だからだろう。が、そのあまりにも滑らかな応えに、利広は冷たく笑い、またもあの場では訊けなかったことを問いかけた。
「──雁は、泰果が生るのを待つ気だと思っていたよ」
それは麒麟の前では決して口にできないことだった。放っておけばいつかは新たな泰果が生る。そうして麒麟が王を選ぶまで待てばよいのだ。所詮は他国のこと、なのだから。
「──範の奴も、そう言っておったぞ」
風漢は楽しげに笑って新たな情報を開示した。三百年の朝を揺るぎなく治める範国氾王も同意見なのだ、と。他国に干渉しないのが世の常だ。利広は大きく頷いた。
「王なら、必ず思うことだろう」
「王なら、な」
風漢は思わせぶりなことを言って酒を呷る。利広は眉根を寄せた。慶の若き女王の凛とした姿が胸に浮かぶ。
「彼女だって、王だろうに」
「──実際に、陽子(あれ)に会ったお前なら、分かるだろう?」
風漢は穿ったこと言い、楽しげに笑う。利広は肩を竦め、両手を挙げた。
景王陽子は不思議な娘だった。胎果でこちらの常識にまだまだ疎い彼女は面白い考え方をする。波乱の国、慶を落ち着かせるためにはあれくらい破天荒な王を据えなければならないのかもしれない。しかも、彼女の登極を援助したのは延王尚隆だ。
利広は古の雁を思い出す。梟王が荒廃しつくした後、次の麒麟は王を捜せずに斃れてしまった。折山の荒、亡国の壊と言われるほどに荒れていった雁。それを立て直し、治世五百年の大国を築いたのが胎果の延王なのだから。
「世界は変わるぞ、利広。天の配剤、とやらでな」
稀代の名君と称えられる王はゆったりと告げ、厳かに杯を掲げた。利広は眼を瞠る。二の句が継げないとはこのことだ。束の間動きを止めた後、利広は唇を緩めて掲げられた酒杯に己の杯を合わせる。かちんと涼やかな音が響き、二人は己の酒を飲み干した。
「──どういう風の吹き回し?」
「どう、とは?」
敢えて明るく訊ねてみれば、問で返してくる。いつもながらの狸ぶりに笑いが込み上げた。
「相変わらず、質の悪い御仁だねえ」
「お生憎だな。言ったのは天の声を聞く麒麟だ、俺ではない」
「ふぅん、天の配剤と延麒が言ったんだ……」
利広は軽く腕組みして口笛を吹いた。
想像の範疇のことは起こらぬ。
そう明言する延王だ。自ら他国を見聞し、尽くせる手は全て尽くす。そうやって生き延びてきた王が天啓を妄信することはない。麒麟の言葉と知れば納得もできる。そして。
延が慶国の世話を焼いたのは、己の伴侶のためだからではない。雁は慶と国境を接している。国が荒れれば荒民が高岫を越えてどっと押し寄せる。自国が落ち着くと持ち上がる頭の痛い問題のひとつなのだ。利広はひとりごちる。
「確かに延王は、いくら情に訴えたって動かされる御仁じゃないよね」
風漢は低く笑う。利広は無言の肯定を受けて奏の見解を告げた。
「景王は、王のくせに王らしくない。初勅といい、今回のことといい、うちの連中も驚いていたよ」
「──だろうな」
新たな情報を得て風漢は楽しげに笑う。利広はそんな風漢を軽く睨んで苦言を呈す。
「だから今回、延王は奏に景王をお披露目してくれると思っていたのに」
「なるほど」
その相槌から風漢の真意を見極めることはできなかった。利広は繰り言を続ける。
「新風を起こす胎果の女王のご尊顔を、是非、拝したかったよ」
「さっき言ったろう。景王は発起人として蓬山に行く必要があったのだと」
風漢は苦笑する。それは言い訳めいて聞こえた。利広は口許を歪めて訊ねる。
「その必要を感じたのは、誰?」
「──蓬山のヌシ、だろう」
僅かな間をおいて風漢が答える。やっと見つけた綻びを、利広は笑顔で突いた。
「雁の御仁が、ではないの?」
「何故そう思う?」
問に問で返すのは答えたくないからだ。そろそろ本音を聞かせてほしい。だから、利広はにやりと笑んで畳みかけた。
「じゃあ、何故、蓬莱に行くのは彼女じゃないの?」
「──時期尚早だ」
視線を落とし、風漢は深い溜息をつく。景王陽子がこちらに来てまだ数年というところか。風漢の本音を悟り、利広は唇を緩めた。
「なるほどね」
空の酒杯に酒を注ぎつつ利広は続ける。
「──その口で、彼女に天啓だとか吹いたわけだ」
「吹いたわけではないぞ」
肩眉を上げ、風漢は即答する。いつもの余裕を少し崩した様は存外に可愛らしい。
「天意を信じていないなら、同じことだよ」
笑みを零しながら利広は己の杯にも酒を注ぐ。そして、その酒を飲みながら風漢を睨めつけた。
「まだ、腹に一物ありそうだねえ。いったい、何を隠しているの?」
「お前に言われたくないな」
風漢は意味深長な言葉を吐く。利広の胸に鮮烈な笑顔が浮かんだ。紅の僥倖は、忘れ得ぬ出来事だ。だからこそ、泡沫の夢のようなひと時を利広が口にすることはないだろう。そして、この男もまた――。
「私は、何も隠してなんかいないよ。ただ──」
一拍の間を置いて、利広は声を落とす。
「秘密は、秘密のままにしておいた方がいいよ」
「──お互いさまだろう」
僅かに眼を瞠り、風漢は口角を吊り上げる。不敵な笑みに、利広は肩を竦めた。これ以上この男と話すことはない。利広は片手を挙げて堂室を出た。
あちらに流された麒麟とこちらに縛られる王。利広は深い溜息をつく。
二度と戻れぬはずの故郷を、胎果の王は恋うているのだろうか。時期尚早と言った風漢は、己も望郷を呑みこんでいるのだろうか。
利広はゆっくりと首を振る。胎果の気持ちなど利広に分かるはずもない。感傷はここまでだ。己に課せられた役目をこなそう。利広はそう思い、家族が待つ場所へと戻っていった。
2020.10.04.
後書き
未生(管理人)
2020/10/04(Sun) 16:17 No.79


拙作長編「黄昏」第29回57章~第30回59章の利広視点になります。
通常祭には自分設定盛り盛りの作品は出さないようにしておりますが、周年祭だし、まいっかというノリで出してしまいます。
楽しく苦しい一作でございました。このお二方は私のイチオシとニオシなのですが、どちらも口が重くて書きにくいのでございます。なかなか黒いお話で私好みでございます。皆さまにもお楽しみいただけると嬉しいのですが……。
さてさて投稿最終日でございます。書き残し描き残しはございませんか? あなたの素敵な尚隆をお待ち申し上げております。管理人とともに最後まで足掻きましょう(笑)。
通常祭には自分設定盛り盛りの作品は出さないようにしておりますが、周年祭だし、まいっかというノリで出してしまいます。
楽しく苦しい一作でございました。このお二方は私のイチオシとニオシなのですが、どちらも口が重くて書きにくいのでございます。なかなか黒いお話で私好みでございます。皆さまにもお楽しみいただけると嬉しいのですが……。
さてさて投稿最終日でございます。書き残し描き残しはございませんか? あなたの素敵な尚隆をお待ち申し上げております。管理人とともに最後まで足掻きましょう(笑)。
500年と600年の重み
「世界が変わるぞ」
の一言に込められた、年月を積み重ねた彼らにだけわかる、変化の重みに震えます。
二人ともすごくいい男なのに、腹の探り合いと、言語外の高度な情報戦に、タヌキとムジナの化かし合いっぽいものも感じるのはなぜでしょうか。笑
の一言に込められた、年月を積み重ねた彼らにだけわかる、変化の重みに震えます。
二人ともすごくいい男なのに、腹の探り合いと、言語外の高度な情報戦に、タヌキとムジナの化かし合いっぽいものも感じるのはなぜでしょうか。笑
丁々発止
senju
2020/10/04(Sun) 22:42 No.91


うわぁ。この場に居なくて、オレほんとよかったby六太。って聞こえてきそうです。未生様、コワいですよこのお二方(誉め言葉。
さすが500年と600年の妖怪、もとい王と公子サマ。立場が言わせる言葉と、それと裏腹の硬い殻の奥に秘めた柔らかさがとても魅力的です。この殿は、一生面名で生真面目でそれでもまだ年齢なりの青さや危うさを持つ陽子さんを、大きな掌で守ろうとしているようでとても素敵です。
さすが500年と600年の妖怪、もとい王と公子サマ。立場が言わせる言葉と、それと裏腹の硬い殻の奥に秘めた柔らかさがとても魅力的です。この殿は、一生面名で生真面目でそれでもまだ年齢なりの青さや危うさを持つ陽子さんを、大きな掌で守ろうとしているようでとても素敵です。
お疲れ様です
第3弾はこのお二人の会話でしたか。これは本当に難物でしたね。お互い大国を背負っているから、笑いながらシビアな会話をこなしてるし(麒麟は近寄れない?) でも、だからこそ、最後にポロリをこぼした尚隆の言葉と、それを思いやる利広の気持ちがシンと残ります。
お祭りでカッコ良い帰山コンビを拝めてうれしいです。本当にお疲れさまでした ^^
お祭りでカッコ良い帰山コンビを拝めてうれしいです。本当にお疲れさまでした ^^
そのころ景麒は
おお……イケメン狸お二人の、何気ないようで鋭く重い会話、さすがの老獪っぷりですね!こういう一面もお持ちなのがカッコイイ!
きっと胎果の尚隆より、生粋の常世人である宗王ご一家の方が「(常世の)常識」に無意識に囚われているんだろうなあとは思いますねえ~
変化を厭う方々ではないので、「若い皆さんが頑張っておられるようなので助力は惜しまないよ」とニコニコされておられるでしょうけど。
そして拝読後、何故か私の脳裏には、同時刻、宗麟にやんわりと諭されている景麒が浮かびました。そっちの会話も地味に厳しそうだな??(笑)
尚隆祭に相応しい、とてもカッコイイ殿&友情出演のこれまたイケメンな太子をありがとうございました!
きっと胎果の尚隆より、生粋の常世人である宗王ご一家の方が「(常世の)常識」に無意識に囚われているんだろうなあとは思いますねえ~
変化を厭う方々ではないので、「若い皆さんが頑張っておられるようなので助力は惜しまないよ」とニコニコされておられるでしょうけど。
そして拝読後、何故か私の脳裏には、同時刻、宗麟にやんわりと諭されている景麒が浮かびました。そっちの会話も地味に厳しそうだな??(笑)
尚隆祭に相応しい、とてもカッコイイ殿&友情出演のこれまたイケメンな太子をありがとうございました!
帰山コンビ!
文茶
2020/10/04(Sun) 23:55 No.98


陽子さんの話題になるとわずかな隙ができる尚隆が微笑ましいです。本当に困った奴だ......と思いながらも嬉しそうな表情が滲み出てますものね^ ^
この男前過ぎる二人の心理戦を知らず息を詰めて読んでいまして、利広さんがお開きにしてくれなかったら酸欠になっていたかもしれません、ふぅ。ε-(´∀`; )
未生さまが書かれる帰山コンビの重くもテンポの良い掛け合いが好きなので、お祭で見られて嬉しいです〜。ありがとうございました!
この男前過ぎる二人の心理戦を知らず息を詰めて読んでいまして、利広さんがお開きにしてくれなかったら酸欠になっていたかもしれません、ふぅ。ε-(´∀`; )
未生さまが書かれる帰山コンビの重くもテンポの良い掛け合いが好きなので、お祭で見られて嬉しいです〜。ありがとうございました!
ご感想御礼
未生(管理人)
2020/10/06(Tue) 00:50 No.117


皆さま、捏造過多な拙作にご感想をありがとうございます!
minaさん>
永い歳月を施政者として生きたお二方を表現できていたなら大変嬉しゅうございます。
タヌキとムジナでございますか! 同感でございます。タヌキとキツネかなとも思いますが(笑)。
senjuさん>
いやあ、ほんとこの場にはいたくないと私も思います。
風漢と風来坊ではなく延王と太子の非公式会談でございますからね~。腹の探り合いが怖い怖い。
かの方の愛を感じていただけて嬉しゅうございました。
ネムさん>
はい、ほんと難儀なお二方でございました。書いていて楽しいのですが、進みが遅くて苦しいという……。
いつもの邂逅での軽口とは違う非公式対談情報戦でございます。チラ見せしつつどれだけ相手から情報を引き出すか。
恰好お糸のお褒めの言葉、嬉しゅうございます。ねぎらいもありがとうございました~。
饒筆さん>
こうなるから普段はこの手の会話を避けているのではないかと。
奏の皆さまは雁で慣れているかもですが、輪をかけていそうな慶に興味津々であろうとの私の妄想でございます。それこそ、六百年残るからには柔軟なのでしょう。
おお、宗麟に諭される景麒! 見てみたいものでございます! 妄想を増長させるご感想をありがとうございました!
文茶さん>
かの方は黄昏での陽子主上の揺れに多少影響されていたのではないか、という妄想でございました。かの方のすきを微笑ましくお見守りくださりありがとうございます。おお、酸欠にさせてしまっては大変でございます。文茶さんがご無事でよかった~。
重めのきざん、お気に召していただけて嬉しゅうございます!
minaさん>
永い歳月を施政者として生きたお二方を表現できていたなら大変嬉しゅうございます。
タヌキとムジナでございますか! 同感でございます。タヌキとキツネかなとも思いますが(笑)。
senjuさん>
いやあ、ほんとこの場にはいたくないと私も思います。
風漢と風来坊ではなく延王と太子の非公式会談でございますからね~。腹の探り合いが怖い怖い。
かの方の愛を感じていただけて嬉しゅうございました。
ネムさん>
はい、ほんと難儀なお二方でございました。書いていて楽しいのですが、進みが遅くて苦しいという……。
いつもの邂逅での軽口とは違う非公式対談情報戦でございます。チラ見せしつつどれだけ相手から情報を引き出すか。
恰好お糸のお褒めの言葉、嬉しゅうございます。ねぎらいもありがとうございました~。
饒筆さん>
こうなるから普段はこの手の会話を避けているのではないかと。
奏の皆さまは雁で慣れているかもですが、輪をかけていそうな慶に興味津々であろうとの私の妄想でございます。それこそ、六百年残るからには柔軟なのでしょう。
おお、宗麟に諭される景麒! 見てみたいものでございます! 妄想を増長させるご感想をありがとうございました!
文茶さん>
かの方は黄昏での陽子主上の揺れに多少影響されていたのではないか、という妄想でございました。かの方のすきを微笑ましくお見守りくださりありがとうございます。おお、酸欠にさせてしまっては大変でございます。文茶さんがご無事でよかった~。
重めのきざん、お気に召していただけて嬉しゅうございます!
尚、このお祭は個人の運営するもので、公的なものとは一切無関係でございます。
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