「投稿作品集」 「12桜祭」

空の青さが目にしみました senjuさま

2012/04/14(Sat) 10:28 No.513
Bealさま
 素敵な青空を頂きました。まぶたの中の眼福をありがとうございます。 彼の最期も、きっとそんなふうだったろうなと思います。
 里の外れの閑地でも、年に一度は桜が咲いて、彼女が旨い酒をぶちまけに来て。 結構そんな終の棲家も気に入っていそうですね、彼。
 久しぶりに図南を読み返したくなりました。

ジュブナイル! 空さま

2012/04/14(Sat) 21:34 No.516
 調べました…(無知です、すみません)
 また作品を読ませていただけてうれしいです。桜祭万歳です!!
 こちらの話にある白っぽい薄紅の桜は、 蓬莱のどの桜に似ているのだろうとそんなこと思い、 青い空に満開の桜が目の前に広がりました。 人の死は重く、しかしそれは理の中にある。 それにとらわれて過ぎてはいけない。 でも想いはあり桜の花に託す、そんなことを考えてしまいました。 素敵なお話ありがとうございました。

まさに 桜蓮さま

2012/04/14(Sat) 22:52 No.517
 とっても珠晶らしいお話ですね。 しんみりしながらも「うんうん」と頷いてしまいました。
 珠晶の心を思いながら、何となく西行の 『願わくば 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃』 という歌を思い出しました。
 もっとも、お墓の下に行った当の本人は、 そんな事に全く頓着しなさそうですが(笑)。

カレは幸せモノですね 饒筆さま

2012/04/15(Sun) 00:29 No.521
 ナニを隠そう、図南愛好家としては 珠晶ちゃんと逝ったカレのコンビがもう大好物です。
 親子でも徒弟でも恋人でもないし、その後二度と会えなかったかもしれないけれど、 しっかり繋がっている感じがまさに! この二人の信頼関係を感じました。
 上を向いて歩ける珠晶ちゃんが素敵ですね。 そしてカレも毎年珠晶ちゃんと一緒に桜と青空を見上げているんでしょうね、 おお、実は幸せモノじゃないか!
 しみじみと、でも明るい春のお話をありがとうございます。

感想、有り難うございました。 Baelさま

2012/04/15(Sun) 22:20 No.536
>senju様
 空の青さを感じていただけたでしょうか、良かったです。
 彼の最後が空を見上げての一刻幸せなものならいいなーというのは、 私の願望でございます、が。似合いそうですよね、結構。
 ちなみに珠晶が来るたんびに アレコレぶつくさ文句を言わなきゃいけなくなるのも含めて、 終の棲家として気に入ってくれていればいいなぁと思ったり致します(笑)

>空様
 説明に窮した挙句の言葉選びだったり致します。 いやでも、最初に浮かんだのはリリカルだったのですが、 それは違うだろうと脳内却下を食らわしました(笑)
 今回のお話のはどの桜なのでしょうねぇ。 桜と一口に言っても、ほんとうに様々な色がありますものね。 ただ、やはり想いを昇華させるならば、 空に映える桜がいいなぁという……ええ、そんな妄想のお花でございます。
 そうやって人の死を越えていくこと含めて、 彼は珠晶に託したのかもしれないなぁと思うのですよね。。。

>桜蓮様
 珠晶を如何に可愛らしく高飛車に書くかに頭を悩ませました、今回。 って、悩むところが違っ(笑)
 西行の「願わくば〜」は、私も意識致しました。 ただ、彼が願うとしたら死に方より生き方なのかなぁということで…… ええ、美学とか鼻で笑い飛ばされそうだなぁと思ったのですよね、はい。。。

>饒筆様
 そうなんです、この二人の、何でもない、 けれど何処かつながっている信頼関係が好きなんです。 なので、一番しっくり来るのがやっぱり、 仙にはならずに何処かで土に帰るラスト。 当然、珠晶はその後も頑張るわけです、それを乗り越えて。 という自分の妄想を、今回、目一杯突っ込んじゃいました(笑)
 結局最後、朱氏は黄海に帰っているのかなぁとも思いつつ、 でも、1年に1回この季節くらいはここにやって来て珠晶と酒盛りを (気持ちだけでも)してくれていたらいいですよねぇ。

遅参仕りました 未生(管理人)

2012/04/16(Mon) 13:17 No.563
 週末にはほとんど浮上できない管理人、大変遅くなりました、ごめんなさい〜。

 つられて上を向いてしまいました。雲ひとつない春の淡い青空が見えました。 桜の花はまだどこにもないけれど、じんわり胸が熱くなりました。 「青い空が目に染みたんだ」――素敵な言い訳ですね。
 珠晶らしい強がりと優しさに満ちたお話、心に沁みました。 ありがとうございました。

 senjuさん、空さん、桜蓮さん、饒筆さん、先レスありがとうございました〜。

咲かせたのは ネムさま

2012/04/19(Thu) 23:39 No.640
 もしかすると、初めてここに来て泣いた珠晶の肩を叩いて上を仰向かせたのは、 桜の花びらだったかもしれない。 それは彼が咲かせたように思えたのかも…なんて想像してしまいました。
 花を通して空の青さと高みが見えるような、 透き通るような気持ちにさせてくれる作品でした。

すみません、コメント有難うございました Baelさま

2012/05/20(Sun) 22:39 No.1113
>未生様
 空の青さがちょっとでもお伝えできていれば嬉しいです。
 ええ、珠晶といえば、やっぱりこの健気な強がりは必須かなーということで。 泣かない強さと泣けない弱さが珠晶らしいと思ったのですよね。 心にしみると仰っていただけて、有難うございますー。

>ネム様
 ああ、それもいいですね!
 泣きたくないから涙を堪えて下を向いていた珠晶の潤んだ視界に、 白い花びらが、ひとひら、ふたひら。 雪かと思って振り仰げば、青い青い空……というのも綺麗そうです。 コメント、有難うございました。
背景画像「無料素材BEVEL」さま
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