「投稿作品集」 「12桜祭」

おお! 桜蓮さま

2012/04/27(Fri) 23:26 No.776
 瑠璃様の絵の背後に、桜の大木とお酒が見えてきました(笑)。
 何だか今年は、色々な方の格好良い延王にやられっぱなしです。
 死者を惜しみ涙するのが麒麟なら、 彼らを全て受け止め自らの中に取り込むのが王なのかな…。 「亡霊の為では無く、お前の為に」と桜を譲る延王が彼らしくて素敵でした。

描いて良かった。  瑠璃さま

2012/04/28(Sat) 02:29 No.779
 とりあえず、あれを描いて良かったと己を少しばかり褒めたい気分です。 素敵なお話をありがとうございます!(伏礼!)
 泰麒の一言目が、とても麒麟を意識させられて、はっとしました。 そして尚隆の為人。全てを背負って立つ強さ。 なんだか上手く言葉にできないんですけど、諸々で泣けてきました。 本当にありがとうございます。

サマになる御方ですね〜 饒筆さま

2012/04/29(Sun) 00:04 No.795
 尚隆氏はたまに浮名(=名君)を捨てて、 イチ亡国の将として見えぬ相手と酒を酌み交わしているんでしょうねえ。
 誰にだって、内省そして昇華の時間が必要ですよね。 いやはや、ナニをしていてもサマになる御方ですなあ。 そしてきっと、六太は近くの幹の後ろからこっそり見守っているはず(ラブラブですね)。 二人ともそれがわかっているくせに、敢えて無視して話しているんですよ(くつくつ)
 麒麟だからこそ辿り着ける境地もあるはず。 要クンも貰った桜と一緒に、ひとまわり大きく成長できればいいね。

鎮魂の桜 由旬さま

2012/04/29(Sun) 00:41 No.796
 藁にもすがる、ではなく桜にもすがりたい思いで、泰麒は同じ胎果、 五百年生きながらえた先達である尚隆の元を訪れたのですね。 自分の中に棲まう者達と葛藤していた泰麒の苦悩が垣間見られるようです。 持ち帰った桜が根付き花が開いたとき、その泰麒の苦悩も浄化されるのだと思いました。
 尚隆と泰麒、異色な組合せがとても新鮮でした!

コメント、有難うございます Baelさま

2012/04/30(Mon) 20:49 No.804
>桜蓮様
 私が書こうとした瞬間、何故かお酒がついて来ました。変ですねぇ……。
 麒麟はどうしても情に流されてしまいがちなイメージですよね。 だからこそ王を選んで対になるのかなとも思われますが。 ただ、今回は「海を渡った」経験がないと語れないので、 延王君にお出まし願いました。 ちょっとでもこの方らしく見えていれば嬉しいです。

>瑠璃様
 こちらこそ、素晴らしい延王君を拝見させて頂き有難うございますm(_ _)m
 ……が、何故こうなったのかは我ながら(汗)  イメージを壊していなければ良いのですが。
 ええ、風の中に憂いつつ立たれる姿に鎮魂を含めた強さを感じまして、 それを器に注ぎ込んでみました。。。

>饒筆様
 ええ、延王君にも海の向こうを振り返る時間は必要なんだろうなぁと思ったのです。 ですが、その瞬間もこの方、「主君」なんですよね。 その深さが計り知れないなぁと。確かにナニをしても様になるお方……。
 六太君もその辺にいるのかなぁ。 でもきっと、暫くしたら知らん顔して迎えに来てくれるんですよ。 遊びに出てきちゃったから、お前と一緒に帰んないとおれが嫌味言われるじゃん、 とか何とか(笑)

>由旬様
 桜の下には……とも言われるように、想いを寄せるのに似合う花ですよね。 だからこそ縋りたくなるのかもしれません。 あるいは、その下で想いを昇華したくなったりするのかな、 というお話だったり致します。
 ええ、桜、根付いてくれるといいですねぇ。
 ……しかし私、ここのところ変わった組み合わせばかり書いている気が(汗)

王と麒麟 未生(管理人)

2012/05/01(Tue) 14:32 No.810
 王は王として、麒麟は麒麟として、それぞれに喪われた者への鎮魂を桜に託す。 対照的でいて、どちらにも喪われた人々を悼む想いが溢れていますね。 寒い戴にも鎮魂の桜が根付きますように。 そんなふうに祈りたくなるお話でございました。
 遅レス失礼いたしました〜。

 桜蓮さん、瑠璃さん、饒筆さん、由旬さん、先レスありがとうございました。

無題 ネムさま

2012/05/02(Wed) 18:40 No.827
 満開の桜の花を見上げると、 いつの間にか方向感覚が無くなるような気分になります。 最初の写真は正にそんな感じですね。 泰麒が迷うように山に上ってきたのも、花のせいもあるのでしょうか。
 後悔と鎮魂と、それでも生きていかなければならない矛盾の中、 桜の花散る下で静かに会話する二人の姿が胸にきました。

胎果 空さま

2012/05/06(Sun) 14:34 No.891
 お二人のお話になぜかほろりといたしました。 それぞれの器の中で、深い悲しみをたたえているお二人。 胎果とはある程度そのような要素を持っているのかもしれませんね。 六太さんといい陽子さんといい。
 満開の桜のもとで交わされるやり取りが切ないです。 素敵なお話ありがとうございました。

すみません、コメント有難うございました Baelさま

2012/05/20(Sun) 22:55 No.1116
>未生様
 それぞれの鎮魂の仕方があり、どちらが正しいということもないのでしょうが、 やはり延王は王としての在り方を見せて下さるような気がしたのですよね。 そんな感じに見えていれば嬉しいです。
 本当に、一枝の桜が戴に根付けばいいですよねぇ。

>ネム様
 はい。写真の場所は、ず〜っと先まで桜が続いていまして、まさに桜の薄影。 しかも散り落ちて下まですっかり埋まっていましたので、上も下も桜色。
 そんな曖昧な春の情景に海を渡らざるをえない胎果だからこそのお二人を配した鎮魂を、 少しでもお伝えできていれば良いのですが。。。

>空様
 そうなんですよね。胎果はどうしても何かを犠牲にしないと存在し得ない感じが……。 本人達には何の責任もないのに、 それぞれに何かを背負わなくてはいけない哀しみが何処かで付き纏う気が致します。 そんな一抹の切なさをお伝えできていれば幸いです―。
背景画像「無料素材BEVEL」さま
「投稿作品集」 「12桜祭」