──何故陽子は浩瀚を受け入れたのか。「桜夢」本編には書きませんでした。書けませんでした。
皆さまのご想像にお任せしようとも思ったのですが、陽子が最後に語りたがったので、
筆のおもむくままに書いてみました。
傷つく覚悟をする浩瀚も、己の我儘を知る陽子も、痛いです。
──題名に「御題其の十七」の但し書きを忘れておりました。
あまりの放心に我ながら呆れてしまいます。(2006.05.25.追記)
「桜夢」をご覧になりたい方は末声別館
「夢幻夜想」へどうぞ。別窓開きます。
(2008.07.27.追記)
2006.05.23. 速世未生 記
(御題其の十七)