先日、といっても結構前になりますが、「猫が出てくるお話を」とお声をいただきました。
実家の猫が旅立ってから何年も経ちました。
もう実家に猫がいることはないのですが、今でも猫は好きです。
御題にしてはちょいと長いのですが、赤虎猫にほだされてしまいましたので……(苦笑)。
どうぞお許しくださいませ。
今回、登場の赤虎猫、実はモデルがおります。
旧友Mの家にいた「アッカ」という名の赤虎猫。
いつもきっちり毛づくろいをし、毛並みは常にツヤツヤ。
目の色までは覚えておりませんが、旧友M宅の数多の猫の中でも、特に印象に
残っている猫でありました。
猫って気紛れで、呼んでも来ないくせに、気を逸らすと膝の上に来るんですよね。
そんなところも好きだったな〜。
Tさま、お待たせいたしました。
いつも何かとお世話になっているのに、こんな粗品でごめんなさい〜。
お気に召していただけると嬉しいです。
陽子視点も書いてみました。
よろしければ御題其の七十九「眠り姫のように」もご覧くださいませ。
(2007.11.08.追記)
2007.11.07. 速世未生 記
(御題其の七十八)