短編「伝言」の後、恭を訪ねた利広のお話をお届けいたしました。
記念すべき百本目の御題が、何故に末声なのでしょう……?
そういえば、百本目の拍手も末声だったような気がいたします(溜息)。
中編「真意」第7回から短編「伝言」を連想した、とのご感想をいただきました。
実は、私も、「真意」第7回を書きながらこの小品を書いておりました。
「真意」第7回で利広の受けた胸の痛みは、もしかして「伝言」にて受けたものと同種なのかも
しれません……。この小品を書き上げて、そんなふうに思いました。
2008.10.27. 速世未生 記
(御題其の百)