昨日は小路幸也さんのサイン会に行ってまいりました。
311ということで、ご本人が、
サイン会に来た人数×本の代金分の寄付すると明言されました。
印税分ではなく、本の代金でございます。甚く心を打たれてしまいました。
当日購入の本ならば何冊でもサインします、とのことでしたので、
指定のもの以外に(文庫ですが)3冊購入してサインをお願いしました。
「沢山ありがとうございます」とのお声をいただいてしまいました。
311、午後2時46分、中心部のお店にて黙祷を捧げました。
賑やかななお店の喧騒が、その時だけは静まりました。
「私にできることなんか何もない」――昨年もそう思いました。
けれど、小さくてもできることをしたい、そうも思いました。
小路さんの作品に癒しをいただいております。
また、昨年の311に更新してくださった方やその後に更新してくださった方々にも
随分心慰められました。
こんな片隅のサイトでも発信することで何かを残せるならば、と願って已みません。
2012.03.12. 速世未生 記
(御題其の百七十七)