いつも拍手をありがとうございます。
御題其の二百「夜半の月」陽子視点をお届けいたしました。
めちゃめちゃ久しぶりの更新ですね! そんなに空けたつもりはなかったのですが……(苦笑)。
大変失礼いたしました。
「夜半の月」、ほんとうは陽子で書きたかった小品でございました。
前に地元の峠を夜に通った時に、あまりの真闇に震撼いたしました。
信心深くない運転手も「なんかいそう……」とスピードを上げてしまう始末。
確かに事故が多い峠、こんな理由があったとは。
山陰の月さえ明るく見える闇、畏怖を感じました。
きっと東京育ちの陽子主上も十二国世界の闇の深さに驚いたのではないか、
と妄想いたしました。
けれど、「夜半の月」を書いた時はどうにも語ってくださらず、
尚隆視点で書き上げたのでございました。
都会の空は明るいですよね〜。
街から1時間のキャンプ場に出かけても空だけは明るくて、都会なんだなと実感いたします。
そして、月どころか星さえ明るく見える田舎の町に想いを馳せてしまうのでした。
久々だと後書きも長いですね(苦笑)。
2016.02.24. 速世未生 記
(御題其の二百二十)