延王のご機嫌を直す一の方法@2周年記念リク第9弾オマケ
2007/09/17 05:39 No.65
リクエスターのAさまに「萌え」をいただいて
書き流した妄想の産物でございます(笑)。
※ 管理人の作品は全て尚陽前提でございます。
- 登場人物 尚隆・陽子・班渠
- 作品傾向 ほのぼの・ラブラブ
- 文字数 379文字
延王のご機嫌を直す一の方法
「──お前は班渠には優しいな」
葡萄を班渠にお裾分けする伴侶を見つめながら、尚隆は嘆息した。伴侶はにやりと笑う。
「だって、班渠は意地悪をしないもの」
「お前は、俺に会いに来たのではないのか?」
「慶は暑かったのだと言ったでしょう」
班渠に凭れて坐る伴侶は、班渠の口と己の口に、交互に葡萄を放りこみながら憎まれ口を返す。尚隆は深い溜息をついた。班渠がくつくつと笑う。
「雁は涼しくてよかったですね、主上」
「──用がないなら帰るぞ」
「まあまあ、そう仰らずに」
顔を蹙めて言い放つと、伴侶はゆっくりと立ち上がり、尚隆の口にも葡萄を放りこむ。
「仕方ない、誤魔化されてやるか」
最初からそうしろ、と思いながら応えを返し、伴侶を抱き寄せた。伴侶はくすりと笑い、小さく呟いた。
「──素直じゃないね」
どういう意味だ、と訊ねる前に、柔らかな唇が頬に触れた。熟れた葡萄の匂いがした。
2007.09.17.
後書き
妄想を刺激するご感想をいただき、つい書き流してしまいました。
ほんのお茶濁しですみません〜。
2007.09.17. 速世未生 記
お莫迦だ〜 ひめさま
2007/09/17(Mon) 17:50 No.68
お莫迦だ〜
ここも。甘甘のお・ば・か(はあと)♡(←管理人追加/笑)
班渠、ワタクシも好きですよ。(景麒の)使令はどれも(誰も?)人間味があっていいですよね。
主に似るのか、そのまた主に似るのか・・・ま、後者でしょうけれど。
饕餮クンなんて一体どうしてあげたらいいのでしょう。
壊れてますから(苦笑) 未生(管理人)
2007/09/18(Tue) 08:30 No.70
ひめさん、いらっしゃいませ〜。ご感想をありがとうございます。
こんな甘甘は、頭が壊れていなければ書けません〜(ご存じでしょうけれど/苦笑)。
景麒の使令は、主がああなので、代わりに人情味溢れているのでは?
なんて思ってしまいます。だから陽子主上と気が合ってしまうのかも(笑)。
饕餮クンは……。早く新刊を読みたいです〜。
おぉ〜! ひめさま
2007/10/12 13:33
やりたくてもできなかったものが追加されてる〜!
感激でっす。
あはは 未生(管理人)
2007/10/12 17:01
ひめさん、いらっしゃいませ〜。
追加のブツにご反応くださり、ありがとうございます! 付け足した甲斐がありました♪