やさしい月
五緒さま
2008/10/02
お椀の中にぽっかりと浮かぶお月様。
中秋の名月は政務が立てこんでいて、ゆっくりと眺めることができなかった。
そんな私のために、鈴がお団子を月に見立てたお汁粉を作ってくれた。
少し黄色みを帯びたお団子は、南瓜で色付けをしたらしい。
口に放るとほんのりと甘さが広がった。
お団子はいっぱいあるから、何度でもお月見ができるわよ、といって小皿にお団子の山を築いて置いていった。
その山から一つずつお団子を取ってはお汁粉に浮かべ、月見を楽しんだ。
後書き 五緒さま
2008/10/02
お汁粉に入っているお団子から月見を連想するのは私ぐらいでしょうかA^^;
ネタの大本は速世さまが「ご意見箱」に投稿された記事(9月23日付)の
南瓜とジャガイモのお団子です。
十三夜には無理かもしれないけれど、私も南瓜とジャガイモのお団子を作ってみたいな。
南瓜の黄玉♪ 未生(管理人)
2008/10/08
五緒さん、南瓜の黄玉をお気に召してくださってありがとうございます♪
「やさしい月」の、お椀に1個の黄玉団子がとても印象的でした。確かにお月見みたいですよね。
私はいつも3つくらい入れてしまうので、そういうことは思いつきませんでした(笑)。
実は私もまだジャガイモの白玉を作ったことはございません。
ジャガイモはいつも茹でて潰して片栗粉を混ぜ込んだ「芋団子」にいたしますので。
けれど、南瓜の黄玉が美味しかったので、きっとジャガイモの白玉も美味しいだろうなぁ、との
希望的予想でございます。次の十三夜にでも作れたらいいなと思います。
そんな色気のない日記から優しくも素敵なお話を作ってくださってありがとうございました!
そして、祭跡地への展示をお許しくださってありがとうございました。