深いです 未生(管理人)
2012/10/07(Sun) 22:36 No.139
含蓄のある深い作品をありがとうございました。
そして、妄想を誘う数々の提示! 語りが炸裂してしまいそう(笑)。
荒む雁の中でも、王の膝元である靖州は、新王が起ってからの回復がめざましく、
「王がいること」のありがたみを感じていたのではないかと。
それは他州も同様ではないでしょうか。
逆に、保ちこたえていた元州は、
王よりも実務を預かる令尹を頼りにしていたのだと思います。
王がいなくてもやってきた誇り高い元州は、王が起って実権を奪われ、
かなり窮屈な思いをしたでしょうね。
そして、他州も栄えていく中に埋もれてしまう焦燥感もあったのでは……。
「東の海神〜」を読むと、そんなことを考えてしまいます。
白沢の美徳は誤りを認めて修正できることだと思います。
ネムさんの描かれた白沢も、そういう潔さが素敵だなと思いました。
そして、私もラストにぷっと吹き出してしまいました(笑)。
饒筆さん、瑠璃さん、先レスありがとうございました〜。