「花想い、人想う」@管理人作品第7弾
2007/04/12 10:53 No.100
連鎖妄想をお許しください。
玉簾さんからいただいた
#40
「花想い」の陽子主上がずっとずっと胸に残っておりました。
そんなわけで、浮かび上がった妄想の産物をアップしてみたいと思います。
玉簾さん、勝手にごめんなさい〜。ご不快だったら削除いたしますので!
(ごめんなさいっ! 誤字訂正いたしました。大変失礼をば……/汗)
※ 管理人作品は全て尚陽前提でございます。
- 登場人物 陽子・誰か
- 作品傾向 ほのぼの&しんみり(かなり散文的です)
- 文字数 370文字
花想い、人想う
2007/04/12(Thu) 11:00 No.100
はらはらと、薄紅の雪が降る。柔らかな春色の空に映える、掌の熱に融けない風花が。
桜の太い幹に背を預け、そんな情景を眺めていた。右の肩に伝わる温もりに目をやると、同じように舞い散る桜花を見つめる横顔。
柔らかな沈黙を心地よいと感じる一方で、ふと
──淋しいと思った。同じものを目にしながら、心に想うものを見せあうことはできない。そんなふうに、二人でいてすら、癒されぬ孤独が、この世にはある。
そのまま、じっと愛するひとの横顔を見ていたら、不意に目が合った。微笑する瞳につられて、唇に笑みを浮かべる。
ひとりでいる淋しさを教えてくれたひとは、二人でいる孤独をも気づかせる。だから
はこうやって寄り添うのかもしれない。
幸せな笑みを湛え、陽子はそっと隣に坐るひとに頭を凭せかける。今年も二人で散り行く桜を送ることができた喜びを、愛しいひとに伝えるために。
2007.04.12.
後書き
2007/04/12(Thu) 11:06 No.101
陽子の隣にいるひと
──尚陽派の私はすぐに尚隆を思い浮かべてしまいます。
けれど、好きに想像してくださって構いません。
連鎖妄想を昇華できて、幸せな気持ちでいっぱいでございます。
玉簾さん、「萌え」をどうもありがとうございました。
でも、ご不快でしたら遠慮なさらずに……。
お目汚し失礼いたしました。
2007.04.12. 速世未生
よかった〜 未生(管理人)
2007/04/16(Mon) 04:55 No.104
玉簾さん、いらっしゃいませ〜。
連鎖妄想をお許しくださり、大感謝! でございます。ちょっとドキドキしておりました〜。
さらに連鎖妄想の感染を促したのなら、こんなに嬉しいことはないです!
またお待ちいたしております。