「投稿作品集」 「07桜祭」

前門の虎 後門の狼 けろこさま

2007/04/03(tue)
 脳内に降ってきました(笑)
 奈緒さんの絵を見ていたら、陽子がラクツンを膝の上に乗せて 無邪気に抱きしめている姿と、どす黒い効果線をだして笑っている尚隆と浩瀚の姿が 降りてきました。

 絵にしたかったのですが、スキャナがチョット使えなくて…
 ということで拙い文章能力を駆使してのSSSで、ゴザイマス。

前門の虎 後門の狼

けろこさま
2007/04/03(tue) No.78
「じゃあ楽俊はここに座って」
「――こ、ここって…… そこにかい?」
「うん! 久しぶりだし、楽俊の毛並みをもう少し楽しませてよ、ネ?」

と陽子は自分の膝の上を指差した。

「どうした、楽俊? 遠慮はいらんぞ」
「そうですよ。主上たってのお願いですから、ご遠慮などなさらずに」

目の前の大国の王と、いつの間にやら後に現れた慶国冢宰が深い笑みを楽俊に向けた。
楽俊は言うとおりにすることも逃げることも出来ず、ただ凍りついたように動けなくなってしまった。

「楽俊、早く」
「陽子のお呼びだぞ」
「さあ、どうぞ」

――陽子〜〜、勘弁してくれよ〜〜! 誰かなんとかしてくれ〜〜〜〜!!!

こうして爽やかな春風の吹く桜の木の下での出来事は、まだまだ続くのであった(チョン♪)

後書き けろこさま

2007/04/03(tue)
 すみません、本当にこんなおバカなものばかり落としてって。
 こういうおバカなノリって大好きなのですが、 調子に乗り過ぎないようにしないと……
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背景画像 フリー素材桔梗屋さま
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