桜花 今ぞ盛りと 人は言へど 我れは寂しも 君としあらねば
万葉集 巻18−4074 大伴池主

(桜の花は今が盛りと人はいうけれども、あなたと一緒にいないので、私は寂しい。)

啓翁桜　切花で年末から出回る桜
その1

　その2

はじめまして！　由旬さま

　さくや様、桜だよりありがとうございます。
　昔は花と一緒にこうやって歌も添えて贈ったのでしょうね。 雅な気持ちになりました。
　この啓翁桜はかつて私も生け花で使ったことがあるような…… 切る時にせっかくの蕾をぽろぽろ落としてあたふたした記憶があります。 さくや様も生け花をなさるのでしょうか。
　桜の生け花を置くと、家の中も一気に春めくのだろうなぁと、 妄想生け花でも楽しませていただきました。

おまけ！　未生（管理人）

　さくやさん、おまけをありがとうございます。
　啓翁桜、花芯は桃のようで、けれど花弁はしっかりと桜のもので、不思議な花ですね。 年末に出回るということは、新年を飾る桜なのでしょうか。綺麗ですね。
　　三十一文字(みそひともじ) に想いを籠める和歌は、日本語の妙でございますね。 技巧を凝らした古今集もよいのですが、想いをストレートに表す万葉集の大らかさに、 なんだか妄想を刺激されてしまいます。
　どうぞまたいらしてくださいね。

　由旬さん、先レスありがとうございました！

啓翁桜！　空さま

　実は今、空の家の花瓶に活けてあります。 玄関で満開です。綺麗ですよね〜〜