桜だよりその11（さくやさま）

あしひきの山桜花日並べてかく咲きたらばいたく恋ひめやも
万葉集巻8-1425 山部赤人

(もしも山の桜が何日も咲いているのだったら、こんなに恋しいとは思わないでしょうに。)

2011/4/19撮影のオオシマザクラ

　ソメイヨシノの片親(コマツオトメとオオシマザクラの交配種がソメイヨシノといわれています。)だけあってよく似ていますが、ほぼ白花で花と葉が同時に出てきます。桜餅などに使われる桜の葉の塩漬けはこのオオシマザクラの若葉です。

桜だよりその11　さくやさま

2011/4/19撮影のオオシマザクラその2

すてき！　空さま

2011/04/19(Tue) 22:02 No.559

　ひょっとしたら何度か書いているかもしれないのですが、毎回思うのですけれど、さくや様のご近所にはいろいろな桜がありますね～～うらやましいです。
　オオシマザクラは、ソメイヨシノより少し遅れるんですね？　そういえばそうだった気が…
　こちらの桜も華やかですよね。万葉の歌にものすごく共感いたします。

さくらもち！　未生（管理人）

2011/04/20(Wed) 08:38 No.561

　オオシマザクラといえば桜餅を連想する私は食いしん坊でございます。葉っぱが一緒に出てくる時点で桜餅の香りがするのかしら、と妄想してしまいます。美しい写真に食い気ばかりの感想でごめんなさい～。

　空さん、先レスありがとうございました。

清清しいです　ネムさま

2011/04/20(Wed) 21:20 No.572

　少し大きめの白い花弁に萌黄の葉―オオシマザクラは明るさと清清しさが同居してますね。時々見かけますが、この花も好きです（というか、嫌いな桜は無いみたい）
　歌も、確かにこれほど早く散らなければ、桜に夢中にならないかもしれません。でも…これが恋歌だったら、ひんしゅくもんかしら（赤人は写実派の歌人でしたよね^^;）