絶等寸の 山の峰の上の 桜花 咲かむ春へは 君を偲はむ
万葉集 巻9-1776 播磨娘子

(たゆらきの山の上の桜が咲く春になったら あなたも私のことを思い出してくださいますよね。)

2011/5/14撮影のカスミザクラ
絶等寸(たゆらき)は地名のようですが、どこかはわかっていないそうです。

2011/5/14撮影のカスミザクラ その2

2011/5/14撮影のカスミザクラ その3

2011/5/14撮影のカスミザクラ その4

2011/5/14撮影のカスミザクラ その5

行く春　ネムさま

　4月28日��714のカスミザクラは本当に白い雲霞でしたが、こちらは緑が増してきて、 名残の花のようです。
　「たゆらき」という言葉が美しいですね。 霞み揺らめく桜と一緒に見ていると「揺らぎ」という言葉の派生かな、 などと素人考えも浮かんできます。来年もまた花の雲を見たいです。

ちょっと感動しました。　瑠璃さま

　「絶等寸」は「たゆらき」と読むんですね。 初めて見た字と読みです。日本語ってすごい。 さくやさんが紹介してくださる歌のお陰で、ちょっと真面目に万葉集を読もうかと 思っている今日この頃です。
　明るい緑と花のコントラストがとても爽やかに感じられます。

遅い春　未生（管理人）

　ほんとうに「絶等寸の山の上」に咲いている桜のように思えます。 北の国と同時期に咲く桜が存在するのですね〜。 でも、さすがに付近は新緑が溢れているのでしょうね。
　この度も素敵な桜をありがとうございました。どうぞまたいらしてくださいね。

　ネムさん、瑠璃さん、先レスありがとうございました。

ああ本当に…　空さま

心が洗われるようです。
　白っぽい桜も個人的にはとても好きです。 すがすがしくて！　 5月に見る桜も良いものですね〜お祭のおかげです。 さくやさまありがとうございます！