写真が花を添えています！　空さま

　いつかはきっとくる末世。 それは悲しいけれども王にとっては政務から解放される唯一の手段でありましょう。 このような桜に囲まれた墓陵に眠ることができるなら、 陽子さんは穏やかな末世を迎えられたに違いありません。 そんな風に思うことができました。
　実は空は慶国の末世は苦手だったのですが、次の時代もこんな風に桜をめでることが できる時代になるのなら、それもまた良いかと思ってしまいました。
　しんみりした素敵なお話でした。ありがとうございました。

雲霞の先の…　ネムさま

　美しい話でした。写真と文の組合せが素晴らしいです。
　山に咲く満開の桜は本当に雲か霞のようですね。 陽子は国を荒らさず、次王に慶を手渡せたのではないか…そんな想像をしました。
　語る娘は誰か？詮索するのが野暮なような。 霞の向こうに漂うようなお話、ありがとうございました。

幻想的な… 　瑠璃さま

　初めまして。瑠璃と申します。
　写真と相まって、少し切ないけど幻想的でとても美しい絵巻物をみているような気分でした。 素敵なお話をありがとうございました。

これは面白い　griffonさま

　小説の出来は言うまでもなく素晴らしいのですが、 小説を思いつく原点となった風景そのものの写真が添付されてるってのがすごいですよねぇ。 Ｂａｅｌ様の追体験出来てるわけですから。連鎖とは少し違うんですが、 なんだか面白い体験をしたような得した気分です(^o^)
　童話的で、ちょっと怪談のような感じもする内容で、 Ｂａｅｌ様の懐の深さと多才さのほんのサワリを覗かせていただいたような気がしました。

不思議な感覚　由旬さま

　写真がとても効果的で、庵を訪れた人物の追体験をするようで、 私自身、この作品の中に入ったような感覚に陥りました。 何だかとっても不思議な感覚です。それでいて、 読後、末声ものでありながら、とても晴れ晴れとした気分になりました。 こんな初めてとも言える感覚を味わうことができ、Baelさまに感謝感激です！　 夢とも現実ともつかない光景には、春の桜がよく似合いますね。 娘は誰か……私も敢えて詮索はやめておきます。 素敵なお話、本当にありがとうございました

深山幻想　未生（管理人）

　深山の庵に喪われた女王の美しい笑みが浮かんで消えた、 そんなふんわりとした読後感でございました。 この王は、きっと、誰かに己の王たる資質を問わずとも国を護っていくのでしょうね。
　素敵なお話をありがとうございました。

　空さん、ネムさん、瑠璃さん、griffonさん、由旬さん、先レスありがとうございました。

有り難うございました。　Baelさま

　末声物、しかも仕掛け仕立て……ということでどのようなものかと思いましたが、 読んで頂けまして幸いです。

＞空様
　そうですよね。王という立場から解放されるためには永遠の眠りしかない。
　だからこそ、出来る限り美しく安寧な眠りであってほしいと 願ってしまうのかもしれません。
　読んで頂き有り難うございました。

＞ネム様
　語る娘は……やはり秘してこそ花、と申しますので。
　国を荒らさず継がせる王。もはや伝説中の伝説になれそうですね。 でもそんな理想を形に出来そうなのも、やはり陽子ならでは、かもしれません。
読んで頂き有り難うございました。

＞瑠璃様
　初めまして。
　絵巻物……のように美しくあれれば良かったのですが。。。
　いえいえ、読んで頂き有り難うございました。

＞griffon様
　実をいうと、思いついたのは食事に添えられた桜を見てからでした……。 外には普通に綺麗に咲き乱れていたというのに。
　完全に怪談風にしてしまうのも面白かったかもしれませんね。
　読んで頂き、有り難うございました。

＞由旬様
　末声物……ですが、暗くはしたくなかったのです。
　春の物思いは慟哭よりはほろりと零れる涙が似合うかと思いまして。 そうしたら、何故かこのようなお話に。。。
　読んで頂き、有り難うございました。

＞未生様
　再びお邪魔させて頂きました。
　王はきっと、この桜を最後まで忘れないでいてくれる……と、いいなと思います。
　こちらこそ、寄せさせて頂きまして有り難うございました。