「投稿作品」 「11桜祭」

切ないお話でした 未生(管理人)

2011/05/03(Tue) 06:41 No.786

 Baelさん、今回の作品は深く切ないお話でしたね。
 雁国主従の魅力は、つかず離れずを貫くその絶妙な距離感にあると思っております。 暗闇を抱えているからこそ互いを思いやり、敢えて問わない。
 六太が垣間見たものは夢か現か解りませんが、桜の一枝を持ち帰る麒麟の慈悲に じんわりいたしました。
 五行については無知を曝すことになりますので触れません。 深く読みこんでいらっしゃるなと感心いたしました〜。 これから少し調べてみようかと思います。
 素敵な作品をありがとうございました。どうぞまたいらしてくださいね。

しんみりいたしました。 空さま

2011/05/03(Tue) 13:36 No.793

 六太君と尚隆さんのやり取りだけ見ていれば、いつもの和やかな雁国ですが、 桜に秘められた思い出が、切ないですね。
 尚隆さんは、その家族関係では、ありがちかもしれませんが 蓬莱的にはあまりお幸せではなかったように思いますので。
 もう一度、原作を読み返そうと思いました。
 素敵なお話ありがとうございました。

切ない… ネムさま

2011/05/03(Tue) 20:28 No.799

 六太君の想い、桜の下の女性の哀しみ―何とも言えず切ないお話でした。
 あと、見当違いかもしれませんが、黄色い花弁を好んだ父親が、 息子の性を心配してのことのように思えて、決して息子を嫌っていたのではないようなのが、 ホッとしました。 そして六太君がこの桜を追ったのは、やはり三郎桜が蓬莱の人々の尚隆への想いが凝縮した、 尚隆の分身だったから…などと想像しました。
 勝手なこと述べて、すみません。でも素敵なお話でした。

勉強になりました 饒筆さま

2011/05/03(Tue) 22:42 No.803

 三郎櫻も、それに想いを残した奥様(ですよね・・・?)も、 虚海を越えて想い人に会えて良かったですね。 六太くんが何も言わなくても、延王君はわかっていそうですし。 (読み返して、花を咲かした木を褒める段で泣けました) 戦国乱世に生きた人々は男女とも気骨があるというか、ホント頭が下がります・・・ 見習いたいケド真似できないなあ。
 とても勉強になった感じがしました。ありがとうございました。

有り難うございます Baelさま

2011/05/08(Sun) 14:00 No.834

>未生様
 雁国主従はつかず離れず……そうですよね。
 何となくこのお二人は、並んで同じものを見ながら、 何処か違うところに心を置くのが似合うような気が致します。 でも、何かあれば必ず隣には立っている、といいますか。
 五行については深すぎて、私も結構適当だったりしますので、 さらりと流して頂ければ、と……。
 また……今度こそ、こちらの掲示板の素晴らしさに恥じないものが出来たなら 寄せさせて下さいませ(無理そう。。。)

>空様
 胎果の皆様はその生まれから仕方ないとはいえ、どうしても蓬莱でお幸せに暮らせない辺りが 切ないですよね。
 一応それでも六太くんの隣には延王君がいらして、逆も然り、なのだと思います。 えぇ、きっと。

>ネム様
 お父上、何となく私のイメージ的に氾王君に近いものがあったり致します。 いや、時代の趨勢的に小松氏が滅亡へ向かう中、 滅びの美学的に貴族趣味へ耽溺したのかな、と。
 その意味で、真反対の息子を突き放しつつ哀れんでいたのかもしれません。 と、これも勝手なイメージですが……。

>饒筆様
 何となく分かり合っている風情が似合うのが雁主従ではないかという気が致します。
 慶主従だともう少し不器用なのは、国民性なのでしょうか、 それとも饒筆様の仰っているように時代性なのでしょうか……。

背景画像「無料イラスト、フリー素材の季節の窓」さま
「投稿作品」 「11桜祭」

 

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