「管理人作品」 「13桜祭」

花、散らす@管理人作品第7弾

2013/05/28(Tue) 09:46 No.582
 皆さま、おはようございます。いつも祭にレス及び拍手をありがとうございます。
 本日の北の国、最低気温は16.4℃。少し前の最高気温並みでございました。 予想最高気温は24℃。9時現在既に24.3℃を記録しております。 あ〜あ、八重桜も散ってしまうでしょうねぇ……。

 さて、ラストスパート中の管理人、またも短いものを仕上げました。 後が詰まっておりますのでさっさと出してしまいますね〜。
 拙作#105「佳氈の秘密」から始まりました連鎖妄想、 瑠璃さん作#478「花氈」で萌え、ひめさん作#504「確かに」及び 「確かに」につけられた皆さまのコメントでムラっとしてしまいました(笑)。
 そんなわけで、甘め注意!

※ 管理人の作品は全て尚陽前提でございます。

花、散らす

2013/05/28(Tue) 09:47 No.583
 花びらが降りしきる。伴侶の肩越しに見える薄紅の雨は美しく、陽子は感嘆の溜息をついた。思わず空に伸ばした手を、伴侶が訝しげに掴む。
「――どうした」
「花びらが、綺麗で……」
 巧く言葉を紡げないのは、桜花のせいか、それとも伴侶のせいか。陽子にはよく分からない。陽子を翻弄する伴侶は人の悪い笑みを見せる。

「桜が降らせているのだろう」

 見ないためか、見せないためかは分からぬが、と伴侶は楽しそうに続けた。古木は尚も花を舞い降らす。さわさわと風に揺れる枝の音が桜の苦笑に聞こえ、陽子はほんのりと頬を染めた。

2013.05.27.

後書き

2013/05/28(Tue) 09:49 No.584
 これ以上書きこむと規定に触れる! というわけで、敢えて描写を削いでおります。 皆さまのご想像にお任せいたします(笑)。
 瑠璃さん、ひめさん、ネムさん、桜蓮さん、饒筆さん、 妄想を呼び覚ます作品及びコメントをありがとうございました。 お蔭さまで妄想を昇華できました!

2013.05.28 速世未生 記

花より陽子(^◇^)  翠玉さま

2013/05/28(Tue) 11:29 No.590
 相変わらず桜の花には関心がなさそうな殿ですねv  でも、陽子主上から見た世界は美しいに違いありません。 愛らしい陽子さんの為に桜の精はせっせと花びらを贈っているのかも。。。

 そして、#504「確かに」へのコメントをこのお話の後に投稿してよかった〜(ほっ)  美しい世界を破壊する内容なので未生さんも、 ひめさんもスルーで構いませんからね〜〜〜!

ご感想御礼 未生(管理人)

2013/05/28(Tue) 22:14 No.599
翠玉さん>
 題名に吹きました(爆)。正にそのとおり!
 桜の精は頬を染めながら山盛りの花びらを散らしているだろうとの 妄想でございました。
 いえいえ、#504「確かに」のコメント、あちらも読んで吹きましたよ。 楽しいお言葉をありがとうございました〜。

桜の花の咲くころは… 空さま

2013/05/29(Wed) 05:57 No.603
まだ寒いことが多いですから、 陽子さんの今いる場所は暖かくていいだろうなと思ってしまいました。 尚隆さんも桜の花にならいくら嫉妬しても良いかなと思ってしまいました。
 お幸せに!

庭師たちと?の会話 ネムさま

2013/05/29(Wed) 23:00 No.611
「今年は桜が散るの、早かったね」
(いろいろ あったのよ!)
「何か聞こえたか?」
「さあ」

 ごちそうさまでした(^^)

未生さま〜! 桜蓮さま

2013/05/30(Thu) 11:07 No.623
 描写が無いと余計想像力をかき立てられます〜!(笑)  ちょっとやけになって花びらを降らせている桜の精さんも見えましたよ(笑)。 甘々なお話、堪能させていただきましたv

弁当箱の中身と?との会話(笑) 饒筆さま

2013/05/30(Thu) 12:27 No.630
「あっ! 薄っぺらい生姜が落ちて来たよ、兄ちゃん!  おいらの頭に乗っちゃったよ〜」
「大丈夫だ。そりゃ桜の花びらさ……って、うわっ! 蓋がずれているじゃねえか!  俺たち乾いちまうよ、蟻に見つかったらどうするんだよ!  おおい、早く喰ってくれよ〜!!」
(叫んだって聞こえやしないわよ)
「ん? 何か言ったか?」
「ううん。何にも」

 美味しいうちに食べてあげてください(笑)

ふーふー senjuさま

2013/05/30(Thu) 22:17 No.651
 花びらが多すぎて見えないので(なにが!)、ちょっと吹き散らしてみました(笑。 不心得者ですみません(笑。

ご感想御礼 未生(管理人)

2013/05/31(Fri) 15:43 No.674
空さん>
 ふたりの熱と桜の精の熱で気温上昇中のはず(笑)。
 このようなものにほのぼのなコメントをありがとうございます。 清涼剤のようでした!

ネムさん>
 ――(爆)。実は桜の精がいる桜の樹は、尚隆が陽子主上とふたりで見るために 探してきた慶のどこかのものでございます。 この樹は年に一度しか見られないため、金波宮の庭院にも 尚隆と六太が手配した桜が植樹されたという。
 ですが、ネムさんの文を拝読して、怜悧な誰かさんがこっそりと 庭師を派遣してお手入れをさせている様を思い浮かべてしまいました(笑)。 ありがとうございました〜。

桜蓮さん>
 わはは。色々ご想像くださってありがとうございます! 作者冥利に尽きます〜。 こちらこそ妄想を誘うコメントをありがとうございました!

饒筆さん>
 ぷぷぷ(爆)。いや、ほんと、せっかく用意したお弁当、早く食べてあげてほしいです。 お弁当の気持ちを代弁してくださってありがとうございます。 楽しゅうございました!

senjuさん>
 あ、あ、あ、せっかく隠してるのに……!  との悲鳴がどこからっ聞こえてきそう(笑)。 お楽しみくださりありがとうございます!
背景画像「四季の素材 十五夜」さま
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