おお…… 饒筆さま
2013/03/26(Tue) 21:49 No.140
後からじわじわ怖さが迫ってきますね……
亡君の念よりも、亡君を慕う絵師の静かな狂気が怖いです。
最後のワンシーンが「現実」なら、彼は命が尽きるまで何作も作り続けるんでしょうね。
亡君を風化させまいと、まるで景麒を追い詰めるように(ぞぞぞ)
またそこが「絵の中の世界」なら、
彼は自身を犠牲にして亡君の念を形にしたのかもしれません。
次の朝、その桜の絵はまた傷一つなく元通りになっていたりして(きゃあーっ)
絵師の思惑はともかく、予王本人は自分で何がしかの決着をつけて逝ったのだろうと
思います。
残された者たち――景麒や絵師も、
自分の想いを昇華できるときが来るとよいですね。
ありがとうございます ネムさま
2013/03/26(Tue) 22:52 No.142
饒筆さん>
深い感想をありがとうございます。
イメージ先行で書いたので、改めて感想を聞かせて頂くと、
自分の作品ながら怖かったりして…(ホラーとか苦手なんですよ、本当に)
もしかすると幽霊なんかは、死んだ人の遺恨が残るのでなく、
生きている人間の想い、思惑が何かを引き寄せるのかもしれませんね。
それにしても、景麒を泣かせてしまいました。
ファンの方、ごめんなさい ><
怖 瑠璃さま
2013/03/27(Wed) 20:57 No.148
わーい、ネムさんの怪談だ! 大好きです、もう。
最後の機の音で、ぞわりときました。
予王を慕うあまり反魂を願ったとしても、
それは逝ってしまった人の意に沿うものとは限らないんですよね。
饒筆さんの仰るように、予王は予王なりに覚悟を決めていったと思うので。
きっと景麒は陽子さんがいるから大丈夫。
絵師はやっぱり描きつづけるのかな。
片想いは長引くのよね(ため息。。 senjuさま
2013/03/27(Wed) 22:05 No.149
非常に怖いお話なんですが、絵師さんに深く同情しちゃいましたね。私は。
そうそう、片想いは吹っ切れないと長引くのよねー(苦笑。
絵師さんは予王に片想い。予王は景麒に片想い。景麒も予王に片想い。
どれだけ深くても互いに重ならない想いは切ないだけですのにね。
いっそのこと、と想いを断ち切った予王が一番漢前だったってことでしょうか(苦笑。
救い 海さま
2013/03/27(Wed) 22:55 No.151
桜には怪談も似合いますね。
私は怪談としての怖さよりも、予王をこれほどに思ってくれる絵師に救いを感じます。
麒麟は別にして、狂わざるを得ないほどに周囲から軽んじられた彼女を
死後も慕い続ける人がいる。
本人たちには辛い片思いでしょうが。
穏やかな瞳で絵を描き続ける絵師には、幸せそうな舒覚が見えていると思います。
景麒にはさ、ほら負い目があるから。
それを口にできる環境だということは、今は幸せだということです。(ファンより)
景麒と予王のお話は大好物でございます。 minaさま
2013/03/27(Wed) 23:02 No.152
絵師の予王への恋着(執着?)と景麒への嫉妬と恨みが垣間見えます。
景麒が一人でその絵の前に立った時だけ、呪が牙をむくような…。ひゃー(汗
予王は景麒に女として愛して欲しかったのに、
景麒は予王を王として心傾けていても女としてだけは愛せなかった。
お互いにかけがえのない相手であるのにもかかわらず、
その間にうがたれた溝の深いこと(溜め息)。
予王がその溝に絶望して逃げるために禅譲を選んだのだとしても、
「決断を下した」という点で彼女はやっぱり王だったんだなーと思います。
麒麟は、望むと望まざるとに関わらず
王の決断に添い遂げることしか出来ないですもんね。
(いやいや景麒の涙も好物でございますv)
当事者たちにしかわからない苦しみを知ってか知らずか、
絵師は自分の思いのたけをを込めて死ぬまで描き続けるのでしょうか。
鳥肌ぞわり。
遅くなりました m--m ネムさま
2013/03/29(Fri) 22:47 No.168
コメントを頂いたのに、返事が遅くてすみません!
瑠璃さん>
そう言えば怪談お好きでしたね。喜んで頂いて嬉しいです(怖いけど^^;)
景麒は少しずつ癒えては行くでしょうけど、完全に忘れることはないでしょう。
絵師はどうなるのかなぁ。
senjuさん>
含蓄のあるお言葉です。切ない想いって、残りますよね。
景麒は陽子が予王に似ていると、最初思ったと言いますが、
追い詰められて居直った時の強さは似ているかも。
方向が間違ってしまったのが辛いですね。
海さん>
暖かいお言葉です。
原作を読む限り、予王は人間として全否定されるような人ではないんですよね。
だから、こんな風に悲しんでくれる人がいれば、と思います。
景麒については、ファンの方に言って頂けて、ほっとしました(^^;)
minaさん>
2人の関係と景麒の涙、堪能して頂けましたでしょうか(笑)
絵師は景麒に嫉妬や怒りはあったでしょうけど、やはりあの呪に反応したのは、
景麒の中に予王への想いがあったからだと思います。
決して恋ではないのですが(嘆息)
コメント ありがとうございました。