「投稿作品集」 「15桜祭」

Re: 形見の花 ミミズのミーさま

2015/05/13(Wed) 22:27 No.554
 末世ものは寂しいけれど、お祭りの終わりにはふさわしいかもしれませんね。 このお話は何故かあんまり寂しくなくてほっこりしました。

きっと変わらない 饒筆さま

2015/05/13(Wed) 23:46 No.559
 それこそ春の陽だまりのような、温かな懐古譚ですね〜 こんな穏やかな終わりを迎えられたなんて素晴らしいなあ。 そして六太は連れて行ったんだなあ……(泣)

 彼の名君は斃れるときも、 そしてあちらに行ってもきっと良い意味で変わらないんでしょうね。 朱衡さんには声が聞こえるとしたら、余計なこともおしゃべりしてきそうです。

声(おい無謀……前々から言ってただろう。 おまえはどうもキツイ跳ねっ返り娘が好みらしいが、 おまえに合うのは万事おおらかな丸ぽちゃ娘だ。間違いない。 いいから黙ってその娘を嫁にしろ)
朱衡「放っておいてくださいよッ!  貴方はもうそっちへ行ったんでしょうが!!(怒)」

 良い主君ですね〜(朗らかな笑み)

想像が ネムさま

2015/05/14(Thu) 23:23 No.581
 いろいろ掻き立てられますね〜。 延主従はどんな風に逝ったのか、残された民がどんな風に国を支えたのか。
 尚隆の声は朱衡にしか聞こえないからホラーではないでしょう。 でも多分、お墓に来る人それぞれ尚隆と会話しているんでしょうねぇ。 この後、陽子もゆっくり語らうのでしょうか。
 どこかぽっかり空白のある明るく静かな春の一日、そんな景色が見えるお話でした。

Re: 形見の花 未生(管理人)

2015/05/17(Sun) 00:41 No.631
 優しいお話ですね。 末声だというのに物悲しさがないのはかの方のお人柄によるものでしょうか。
 宰輔を道連れにしながらも、国を荒らすことなく静かに去る……。 かの方らしい幕引きです。 そして残された朱衡も他の官吏も雁の民人も一丸となって 王なき世を乗り越えたのですね。あの桜を供える朱衡も素敵です。
 心温まるお話をありがとうございました。

 ミミズのミーさん、饒筆さん、ネムさん、先レスありがとうございました。

コメントありがとうございましたm(__)m つくしさま

2015/05/18(Mon) 22:25 No.709
 末声物ではありますが、小松の殿の性格を考えると、 ついつい明るめになってしまいました。
 ミミズのミー様・饒筆様・未生様、コメントありがとうございました。 特にネム様には前作の「故郷の桜」へのお礼もまだでした、お許しくださいね。

 来年のお祭りの際は小野主上の新作も出版されて、 新しい展開のお話がたくさん寄せられると嬉しいですね。

 未生様、お忙しいとは思いますが、ぜひ来年もよろしくお願いいたします。
背景画像「無料素材BEVEL」さま
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