「投稿作品集」 「17桜祭」

初めまして ネムさま

2017/04/02(Sun) 18:34 No.115
 浮雲さん、ようこそ!ネムと申します。
 桜の木の下で水禺刀を見つめる陽子ー もう彼女の同級生の子供達が大きくなるほどの時が過ぎたのですね。 それを感傷に浸ることなく見つめる姿、 そして景麒のことを「自分が成長するためのきっかけを与えてくれた」 と思えるほどになった姿が、静かで力強く、春先に咲く花のように思えました。 景麒が「成長された」と言ってくれるのは、民に認められているということですものね。 慶は心の豊かな国になっているのでしょう。
 たくさんの人々がスタートに立つ4月に、このような清々しいお話を読めたことがうれしいです。 まだまだお祭は続きますから、また素敵なお話を読ませて下さいね!

 管理人様、お先にコメント、失礼しました!

初めまして 文茶さま

2017/04/02(Sun) 18:47 No.116
 浮雲様初めまして。文茶と申します。

 日々成長してゆく陽子主上の姿を、眩しげに見つめる景麒の姿が浮かんできます。
 己に厳しい陽子主上ですから、 惑いと真っ向から向かい合ったであろう姿を思うと胸が痛みます。
 桜の季節に水禺刀を覗く事であちらへの想いを昇華していったのですね。
 思い惑う少女から、民を慈しむ王へ。 陽子主上の成長譚が垣間見られて嬉しいです。ありがとうございました!

感動をありがとうございます。 由都里さま

2017/04/02(Sun) 19:29 No.118
 わあ、浮雲さんご参加嬉しいです!
 浮雲さんの十二小説だ〜! わ〜い! と舞い上がって読み始めましたが、 1500字以下に凝縮された濃い時の流れと鮮やかな刹那性、 そして洗練された文調に感動しました。 この小説では、十六の頃から時が止まった陽子さんが、齢をこつこつと重ね、 しかし人として死にゆくまでの年数にはまだ短い頃合いですよね。 神として生きる者の「そういう時」の微妙な心情をを巧みに表現されていて、 感嘆するばかりです。
 まさに「国の母」としての心構えが板についてきた陽子さんに、 もうメロメロです。素敵です。とても…とても触発されてしまいました。 浮雲さんありがとうございます。

はじめまして! 饒筆さま

2017/04/02(Sun) 22:18 No.120
 初にお目にかかります饒筆です。よろしくお願いします〜ご一緒に楽しみましょう♪

 さて、しみじみと良いお話ですね。
 春は節目の季節ですから、桜の下で、またひとつ歩みを進めた時を知り、己を鑑み、 決意を新たにするルーティーンを持つのはとても良いことかもしれません。
 ラストでは、毅然と立ち上がり歩き出す陽子さんの三歩後ろを、 年々主にメロメロになっていそうな(笑)景麒が(内心) ホクホクついてゆく図が浮かんで、心が温かくなりました。 良かった〜家庭円満で!(くすくす)
 素敵なご投稿をありがとうございました!

初めまして  篝さま

2017/04/03(Mon) 21:31 No.131
 篝と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 陽子さんは、この場所で、一体何回春を過ごしたのか。
 それを思うだけで胸が苦しく、切なくなります。 毎年毎年同じことを繰り返すけれど、決して同じ春は二度と来ない。
 その時その時抱く感情を、陽子さんには大切にして頂きたいものです。
 捨てる強さ、捨てない強さ、諸々ひっくるめてこそが、 陽子さんが陽子さんたる所以なのだと改めて感じさせられました。

 素敵な作品をありがとうございました。

いらっしゃいませ! 未生(管理人)

2017/04/04(Tue) 01:14 No.136
 浮雲さん、こちらでは初めまして。ようこそ桜祭にお越しくださいました。 旅に出ておりましたためレスが遅れました。お詫び申し上げます。

 両親が世を去り、同級生の子供たちが高校生になるまでの月日を経たのですね。 十六で時を止めた陽子主上の静かで確かな成長を、景麒と共に見守らせていただきました。 このまま国の母として慶をいつまでも導いてほしいと願って已みません……。
 四千字を越えるかもと仰っていたお話をこの長さに纏める手腕、お見事でございました。 素敵な桜をありがとうございました。

 ネムさん、文茶さん、由都里さん、饒筆さん、篝さん、先レスありがとうございました。

コメントありがとうございます。 浮雲さま

2017/04/04(Tue) 22:40 No.141
 お返事遅くなりましたことお詫びいたします。 素晴らしいコメントの数々、ありがとうございます。 皆様のコメントのレベルの高さにどうお返ししたらよいものか悩んでいました。 まさか寝ながら考えた文章にここまでコメントしてくださる方がいらっしゃるとは思わず。 つたない文章ですが、ご返信させて頂きます。

ネム様
 コメントありがとうございます。
>景麒のことを「自分が成長するためのきっかけを与えてくれた」と思えるほどになった姿が、 静かで力強く、春先に咲く花のように思えました。
 陽子主上の強さは、己の弱さを知っていること、 そしてそれに打ち勝とうと日々努力することですからね。 その陽子主上の強さを少しでも感じ取っていただけたようでうれしいです。

文茶様
 コメントありがとうございます。
>思い惑う少女から、民を慈しむ王へ。
>陽子主上の成長譚が垣間見られて、
 成長譚。十二国記は陽子をはじめとする登場人物たちの成長を通して 人間というものを描く作品だと思っております。 私の文章力ではただの回想になってしまうのではと心配していたのでほっとしています。

由都里様
 コメントありがとうございます。
>十六の頃から時が止まった陽子さんが、齢をこつこつと重ね、 人として死にゆくまでの年数にはまだ短い頃合いですよね。 神として生きる者の「そういう時」の微妙な心情、
 突如世界から切り離され、孤独な神として生きざるを得なくなる。 常人なら心を引き裂かれていることでしょう。 けれど、一度は孤独と人間不信の中死に瀕した陽子さん。 きっと、知古が一人、また一人と欠けていく「王の死にごろ」 の一山も乗り越えてくれるはずです。

饒筆様
 コメントありがとうございます。
>ラストでは、毅然と立ち上がり歩き出す陽子さんの三歩後ろを、 年々主にメロメロになっていそうな景麒がホクホクついていく図が浮かんで
 今回、景麒にはたった二言のために登場していただきました。 景麒は朴訥ですが、陽子さんを最もよく知っているかけがえのない半身ですから、 陽子さんの成長を描くために。あまりによい塩梅の距離感に原作中のセリフが少ないので、 お堅い口調を再現しようとして苦労しました。

篝様
 コメントありがとうございます。
>陽子さんは、この場所で、一体何回春を過ごしたか。 それを思うだけで胸が苦しく、切なくなります。
 原作の、成長していく陽子さんのイメージから、 感傷に浸ることはなかったと書かせて頂きましたが、 きっと心のどこかに故国を想う気持ちがあるはずです。 それを読み取ることができる篝様の洞察力、そして優しさ、分けて頂きたいです。

未生様
 コメント、そして運営ありがとうございます。
>十六で時を止めた陽子主上の、静かで確かな成長を景麒とともに見守らせて…
 身体の成長が止まり、周囲の顔ぶれも変わらないと、 精神の成長も止まる(むしろ一気に老ける)ものですが、 陽子主上には永遠の若者として、ずっと成長していってほしいです。

 作品も返信もぐだぐだですが、以上です。 皆様の作品もぜひ読んでみたいです。長文失礼致しました。

初めまして、浮雲様。m(_ _)m 翠玉さま

2017/04/06(Thu) 19:25 No.158
 景麒は陽子主上の半身だけあって、 陽子主上の物想いを全てまとめてくれる存在なのですよねーv 
 ホウライの知人の行く末を自国の民に重ねる陽子主上に半身の麒麟、 慶国ファンにはたまりません〜〜〜v
 ですがっ、ファンサイトを知ってしまった身の上には、 じじばばの様に落ち着いている場合じゃない!!!  君達のビジュアルの良さを生かすのだ〜〜〜!!!  と、叫けぶ己もいるのです。これは、 陽子主上&景麒を読むたびに発症するわたしの病と思し召しください。 (原作に対しても・・・) 見た目はいいはずなのに何故に地味になるのかが不思議です(笑)

 それから、HNが読みも合わせて素敵ですねv  気象とか、天文とか、鉱物・地層とか物凄くツボに嵌ってしまいます。

コメントありがとうございます。 浮雲さま

2017/04/10(Mon) 22:16 No.200
翠玉様
 コメントありがとうございます。お返事遅くなってしまいすみません。
 確かに、気が付けば景主従には落ち着いた役回りを演じさせてしまっていましたw
 景主従は永遠の若者、心はきっと若々しいままですよ。 けれど、二人の美貌を書いた文章も読んでみたい気もします。 どなたか書いて下さらないかなあ。
 HNは不義而富且貴、於我如浮雲から取って小人(しょうじん)って意味です。 翠玉さんの翠は深い青緑が目の前に浮かぶようで素敵ですね。

真面目だからでしょう 凛さま

2017/04/26(Wed) 21:31 No.332
 慶主従が美しいのに地味に見えるのは(にっこり) 美しい慶主従は方々の絵師さまが見目麗しく表現して下さってますので ビジュアルは満足してるんですけどね〜
 喋らすと、ほら、あれですよ。「マジメか」ってなるんですよ。 でもそこが魅力だとも思います。

 浮雲さん初めまして。凛と申します。 遅まきながら感想を書いてます。
 まずは流麗な文章がすっと心に沁み込んで心地よかったです。 それにしてもこれ4000字超えになる予定だったのですか?  すごい…ダラダラ書く事しか能のない私には大変羨ましい才能です。

 十二国の世界では恐らく梨も人気の植物なんだろうなと思ってます。 ほら、氾主従の梨雪もそうですし。
 原作では桜はフューチャーされてませんが、 日本で暮らしていた陽子はやはり思い入れの濃い植物だと思いたいなぁ〜。
 そして。
 私は景麒の二言に身悶えしてます。 これ程愛情のこもった二言がございますかっっ(ジタバタ)
 多分冷静にホウライを見る事が出来るようになった陽子も、 完全な寂しさはぬぐえないと思うのです。
 しかしながら隣に景麒がいてくれる。 この安心感が陽子を前へ立たせることが出来るのですよ。
 先ほどは、美男美女だが地味説に乗っかりましたが。。。 いやはや、このお話のお二人は大変見目麗しいですよ。 私「はわわわぁーーー」ってなりましたもの。
 ありがとうございました。

コメントありがとうございます。 浮雲さま

2017/04/27(Thu) 22:03 No.347
凛さま
 蓬萊を見る陽子の、心の奥底の拭えない寂しさ、そんな陽子のそばにいて、 安心を与えてくれる景麒。 二人はもう切り離せない半身同士なんですね。 本当は、二人の絶妙な距離感を表したくて、景麒という単語を一切使わず、 読者に察して頂く形で書くつもりでした(が、文中一回だけ使ってしまいました、 ぐぬぬ文章力)。拙い文章に丁寧なコメントありがとうございました。
背景画像「篝火幻燈」さま
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