「投稿作品集」 「17桜祭」

素敵な月渓氏にうっとりです 饒筆さま

2017/04/08(Sat) 01:37 No.173
 心根は優しいけれど生真面目で不器用、兎にも角にも正直者(笑)な月渓氏が「らしく」て、 とても好感を持ちました。
 私、月渓氏が好きなんです……!
 お互いに文の向こうに相手の存在を感じつつも、 それを一言も表に出さない二人の関係も良いですね。 わざわざ口に(文面に)出してしまえば、また断たざるを得なくなる…… そんな、か細い縁の糸を大事に手繰っているようで、じーんと胸が熱くなります。
 どうか、この優しい二人にたくさんの幸が訪れますように!
 繊細で穏やかな希望が満ちてくるお話をありがとうございました。

深慮する月渓さま 文茶さま

2017/04/08(Sat) 20:09 No.175
 己を頑なに赦すことの出来ない、実直な月渓の中に垣間見える人情味に顔が緩んできます。
 月渓が赦しを得られるのは祥瓊だけで、でも祥瓊にはそんな自覚は無く、 ただ息災であって欲しいと願っている、そんな気がします。 二人の優しい関係が好きです。 お互いを思い遣り、遠くとも会う事はならずとも、確かな繋がりが感じられますね。
 祥瓊のそばには信頼できる温かな人々がいるのだと感じられ、それを喜び、 また永くそうであれと願う月渓。 祥瓊が幸せであるには、彼もまた幸せであらねばなりませんからね!  二人にたくさんの幸せが降り積もりますように。
 最後の祈りが胸に染みました!素敵な余韻が残ります。ありがとうございました!

切ないですね…… 未生(管理人)

2017/04/09(Sun) 00:56 No.176
 篝さん、今年もご投稿くださりありがとうございました。 いえいえ、作品を投稿しなければレスできないなんて規定はございません。 どんどんコメントしてくださいね〜。

 細く繋がれた絆、そこに託された想い……。いつか、成長した祥瓊を見てもらいたい。 そう思います。きっと、月渓は頑なに拒否するのでしょうが……。
 余韻の残る切なくも美しいお話をありがとうございました。

 饒筆さん、文茶さん、先レスありがとうございました!

美しい大人です! ミツガラスさま

2017/04/09(Sun) 06:57 No.180
 最初拝読して頭に浮かんだのは「大人だなあ」という言葉です。(語彙力なくて申し訳ない)  初めのお手紙のやりとりなんかも実に誠実だけども義理的大人の対応でちょっぴり微笑ましく、 そして手紙の先にいる存在を知った後も相手を遠くから想い心の中だけでお互い昇華し合う、 大人だな、と思いました。 月渓はずっと生真面目で実直で古い心の疼きや苦しさを密やかに抱えて。 祥瓊も大人になったんですよね。 そんな美しい凛とした人の姿が繊細に描き出されていて感嘆です。
 ありがとうございました!!

友情出演  senjuさま

2017/04/09(Sun) 15:50 No.186
篝さま
 これほど的を得た「友情出演」はございませんね。桓堆グッジョブv。
 各々の身をわきまえた振る舞いがしみじみとした余韻をのこして、素敵なお話ですね。 いつか月渓にも自国に根付いた桜を心穏やかに眺める日が来ますように。
 手紙はその内容もともかく、便箋や封筒、字配り等のそれ自体が如実に差出人を表しますよね。 こんなお話を書かれる篝さまもまた、郵便での手紙のやり取りをなさる方なのでしょうか。

こねこねのお味 ネムさま

2017/04/09(Sun) 23:43 No.190
 ふっくら暖かく、でもしっとりとした舌触り、材料が好く混じりあった極上の風味… 本当に美味しゅうございました(満腹)
 桓堆と祥瓊の想いが重なり、月渓の頑な気持ちを和らげてくれたのでしょう。 こんな気持ちの伝え方があるのですね。 桜が芳に根付き花咲いた時には、月渓も祥瓊宛の文を慶に送れるでしょうか。
 そんな希望が持てる作品をごちそうさまでした!

なんて切ない… 由都里さま

2017/04/11(Tue) 23:09 No.210
 遅いコメントで申し訳ございません。素晴らしい「乗月」続編でした…!  私、「乗月」で月渓と桓タイにハマったんです。 (月渓は文官ですが)お互い無骨さが滲み出ていながらも、 風流さと洒脱さを持ち合わせている2人が大好きです。 そして篝さんがお書きになったこの作品は、2人のそういう部分が誇張もされず引かれもせず、 そっくりそのまま表れていて、原作を読んでいるかのような感覚を覚えました。 正直に申し上げると鳥肌が立ちました。
 そして祥瓊への配慮も細やかになされているのもぐっときました。 たしかに原作の「あの公主のことは忘れる」というい締めくくりは最適でしっくりくるのですが、 「でもね、やっぱりね」といった感じで、 ストーリーを展開させてくださっているのもニクい演出です…。 月渓と祥瓊が一言も会話がなされていないのがまた深いです。 もううっとりしまくりです。ありがとうございました。

この三人の距離感に激しく同意 凛さま

2017/04/12(Wed) 22:30 No.214
 以前、月渓、桓堆、祥瓊で妄想文を書いたことがあります。
 当方のは品のない方向に暴走してるんで、 一緒にするなとお叱りを受けるかもしれませんが;;;
 しかしながら…
 篝さまのお話を読んだときに。 私がそうだといいなぁ〜と思っている三人の距離感がそこにはあって。 だから、もうっっ…(興奮、ジタバタ)

 私も桓堆は芳へ使者として対面した以降、 お礼とかなにかかこつけて文を送り続けていると思うんですよ!  それが月渓、祥瓊にとって心のよりどころになると信じているから。 そういう良い意味でおせっかいな桓堆だといいと思う。そんな彼が好きだ!

 そして。
 月渓は多分この手紙のやり取りに困惑するんですよ。 いたたまれなさを感じつつも続けていたいとも願う。 大切だった公主との縁がそこにはあるから。

 そして、そして。
 原作であったあのお手紙以降は、祥瓊は直接言葉のやり取りはしないんですよ。 月渓も祥瓊から何か反応を貰おうとは思っていないと思う。 それで二人は桓堆を介してやっとお互いの心の内を慮るんですよーー(うわぁぁーーーん)

 月渓、芳の国でいつか桜咲かせてくれないかなぁ〜。 自己満足でいいと思う。
 花が咲く。それだけで、結果この国の救いになると思うから。

 なんだか思いが高ぶりあらぶった感想ですみませんです。

返信遅くなり申し訳ございません…! 篝さま

2017/04/13(Thu) 22:45 No.218
饒筆さま>
 ええ、ええ。正直者の前に「馬鹿」という単語を付けたくなるくらい、 月渓はとことん真っ直ぐな人なんだろうなと、勝手に思っております(笑)
 うわあああ、月渓好きさんがここにも一人…! 嬉しい、嬉しい限りです!!  その事実だけであと数年は生き延びられます!!
 はっきりとした形にしてしまえば、己の誓いに嘘を吐くことになるからと、 誤魔化し誤魔化し目の前の道を歩んでいくことになるけれど、 いつかきっとそんな取り繕う必要が無くなればいいなと願って止まないです。
 「か細い縁の糸」こんな素敵な言い回しをして頂いて、 うっとりしてしまいます…(はうう)

文茶さま>
 そうなんです!  祥瓊が幸せになるには、月渓にも幸せであってもらわねばならないのです! (華麗なる思い込み)
 生まれ変わって、新しい人生を歩み始めても、祥瓊のその根幹には、やはり過去の出来事、 そこで経験してきたことに付随する感情は無かったことには出来ないと思うのです。 ひいては、 それを気づかせてくれた月渓という存在が祥瓊には無くてはならないものなのかなと。

未生さま>
 そうなんです、そうなんです…。 いつか月渓と祥瓊には再会してほしいなと思いつつも、頑として拒否しそうなんです、 月渓さん…(深い溜め息)
 かつて祥瓊に向かって、「心根が醜い」と言ってのけた月渓。もし再会出来たら、 その発言を覆すこと請け合いですよ、ええ、ええ。
 なので、そこはやっぱり熊将軍もとい桓堆さんに再度一肌脱いで頂きたいものです!  ふんす!

ミツガラスさま>
 大人な感じに書けていますか! やったー!  苦悩する大人が大好物なのですが(こら)、技量がなかなか追いつかず、 すったもんだしていたのですが、 拙作の月渓に少しでも大人なイメージを抱いて頂けて本当によかったです…!
 「心の中でお互い昇華し合う」ああ、なんて言い得て妙なのでしょう。 まさに仰る通りだと思います。的確な表現とはまさにこの事です…(ほう)

senjuさま>
 あわわ、ありがとうございます!  最初投稿する際に、登場人物の記入の部分で悩んだのです、ええ。 厳密にいうと月渓一人しか登場していないし、 独白という形をとったものだから台詞もまさかの一つだけだし(!)、 でも桓堆と祥瓊という単語は否が応でも目につくしで、ええいままよ! と 「友情出演」という形をとらせて頂きました(笑)
 いやあ、あっはっは。当方、拙作の皆さま方のように筆まめでなく、 せいぜい年賀状とバースデーカードを送るくらいでして…(目逸らし)  いつかは細やかな気遣いのできるそんないい大人になりたいものです。

ネムさま>
 あらあら、まあまあ。何だか和菓子職人さんにでもなったような心地でございます(笑)
 あちらの方々は、願掛けや神頼みといった概念には縁遠く、 何かにかこつけてということはなかなか無いかもしれませんが、 是非月渓から祥瓊へと、いつかは、自分の言葉で、 自分の想いを伝えることが出来たらいいなと心底思います、はい。
 こねこねこねくりましたもので、若干私の手垢がついているやもしれませぬが、 ネムさまのお口に合ったようで嬉しゅうございます〜! お粗末さまでした!

由都里さま>
 いやいやいや。 続編などと言ってしまったら、全国の主上ふぁんの方々にお叱りの言葉を受けてしまいそうです、 畏れ多いというものです…(あっあっ、石投げないで)
 そうなんです!  私も「乗月」で月渓と桓堆に心奪われ、 そして改めて祥瓊という人間のことを考えるきっかけとなったのです! (そして、そこから桓祥に嵌ったとさ←)
 原作できっぱりと祥瓊のことを忘れると言い切っているのにも関わらず、 このような展開に持っていくにあたり、「捏造もいいところだよなー、でも、でも…!  許してください!」と誰に向かってかも分からない謝罪をしつつ、 ごりごり書き進めておりましたので、そのように仰って頂けて嬉しい限りです。
 十数年来抱えていた思いをこのように形にでき、このような場所で発表でき、 篝は幸せ者でございます…。

凛さま>
 もう、もう、私の言いたいこと全てを代弁してくださって…!!  感謝感激雨あられです!! ありがとうございます!(叩頭礼)
 ええ、ええ。本当に桓堆は全部を分かった上で、二人の架け橋になってくれるんだろうなと、 なってほしいなと、願望欲望妄想てんこ盛りで詰めこみまくりました。
 「思いが高ぶりあらぶった感想」 それだけ拙作に共鳴してくださったのだ証だと思っております。 本当にありがとうございます。

 勿体ないお言葉の数々、本当に本当にありがとうございました。
背景画像「篝火幻燈」さま
「投稿作品集」 「17桜祭」