「投稿作品集」 「18桜祭」

涙涙。 文茶さま

2018/04/29(Sun) 21:42 No.483
 読んでいるうちに涙が......(;_;)
 その険しい道のりから、六太がどんなに奥深い森の中へ置いていかれたのか察せられて 胸が痛みます。 そしてそこにたどり着くまでの苦しみは、六太が感じたものと同じかも知れない。
 あの時六太を見ていた桜が、まだ知らぬ存在を優しく印象付けたのでしょうか。 今は別の場所で幸せでいるよと教えてあげたいですね......。
 切ないけれどじんわりと温かい余韻が残りました。 ありがとうございます。

お待ちしておりました! 未生(管理人)

2018/04/30(Mon) 01:16 No.484
 篝さん、今年の第1弾をありがとうございます。お待ちしておりましたよ〜。

 一緒に山登りをしている気になりました。 子供の足には遠い山道、父君は後ろを気にする余裕もないほどに昔捨てた末子のことを 思っていたのでしょうね……。
 新たに生まれた子へ兄の存在を知らしめた父君、その想いを受け取ったお子。 この子はきっと次に来る時も桜の案内を受けるのでしょうね。 その時には兄六太の消息を知ることができますように。 そんな叶わぬ夢を見てしまいました。
 切なくも素敵なお話をありがとうございました。

 文茶さん、先レスありがとうございました。

余韻が…… 葵さま

2018/05/01(Tue) 19:59 No.494
 篝様、ご無沙汰いたしております! m(__)m
 今年もお祭りでお目にかかることができて幸せです。 あなたさまの辛子レンコン・葵でございます。
 おとうの背中が目の前に浮かぶようでした。 桜の幻視が美しくも切なくも感じられます。 六太くんの弟君は仮にこの先詳細を聞けないままでも、 感性と第六感で兄の弔いをしてくれる聡い坊やなのですね。
 春という季節の持つ、暖かいのにどこか薄ら寒い不安定さと、美しく儚い桜の映像と、 親子のかかえる鎮魂の記憶が溶け合って、とても抒情的に感じました。

大丈夫……(涙) 饒筆さま

2018/05/02(Wed) 01:54 No.498
 原作で六太が置き去りにされるシーンで、当の六太くん本人が全ての事情を呑み込んで 「大丈夫。俺、戻ったりしないから……」って考えるところで毎回泣いてしまうんですね。
 六太くんは愛情深い子だなあ、 親から子への愛情も深いけれど子から親への無垢な愛も尊いなあと思っているところへ、 篝さまの作品がまた胸に沁みました。
 六太が忘れられてなくて良かった……。
 お父さん、六太くんならきっとまた 「もういいよ。俺、大丈夫だよ」って言ってくれますよ……(泣)
 そして七太くんか八太くんはお兄ちゃんを見習って強く生きてください。
 感慨深い作品をありがとうございました。

どうにも ひめさま

2018/05/03(Thu) 22:13 No.505
 篝さんこんばんは。

 胸に詰まるものがあって、なかなか言葉にするのが難しくて……
 ただもう、読ませていただきました、とだけお伝えするのが精いっぱいでごめんなさい。

残光の花 ネムさま

2018/05/05(Sat) 23:40 No.523
 −弔いのためにやって来てくれるのを待っているからー
 この言葉が実現したんですね。六太の家族が生き延びて、幸せになって。 でも、とても切ないです。
 なな、と呼ばれた子が見た桜の花は、麒麟が残す光の軌跡なのでしょうか。 六太が蓬莱に残した想いのようです。
 切なくて、でもほんのり温かなお話をありがとうございました。

返信御礼 篝さま

2018/05/06(Sun) 21:32 No.538
文茶さま>
 母親にも疎まれるくらいには幼いながらに賢かったから、 きっと子どもの足ではなかなか元いた所へと戻れないくらい深い闇の山奥へと 連れて行かれたんだろうな、と。 でもきっと、帰って困らせたりしないって心に誓っていた六太は、 道を覚えることもしなかったんだろうなあと、 今回オリキャラで出させて頂いたこの子と同じように、 ただひたすらに前へ進むことしか考えていなかったかもしれませんね…。
 戻る場所はなくなってしまったけれど還る場所はあったんだよ、 とおとうにこっそり教えてあげたくなります。

未生さま>
 相も変わらず辛気臭く、また十二国記要素のうっすい代物になってしまいましたが、 お蔵入りにするのも勿体ないと、ぺしぺし書いておりました…(汗)
 おとうははっきりとしたことは一切何も教えてくれません。 でも六太に似て(?)賢いこの子は、あの少ない言葉からいろいろ察して、 これからは自分もと、道を一生懸命覚えて、 そして桜の案内を受けながらもあの場所へと足を運んでくれることでしょう。

葵さま>
 ご無沙汰しております、葵さま! こちらこそよろしくお願いいたします〜。
 …そして、ごめんなすって。ワタクシ、辛いものが苦手でして、ええ…。 こんな私でよろしければ、どうぞどうぞお相手してくださいませ(笑)
 抒情的でございますか…! 思わず辞書をひきました。ソンナスゴクナイ…。
 きっとおとうはすぐには教えてくれないかもしれません、 それでもこの子はこれからはこれが自分の役目なのだと、 忘れずにいることが何よりの弔いだと、 六太のことをずっとずっと覚えていてくれると思います。

饒筆さま>
 自分の存在が大切な人たちを困らせていると、だから困らせるようなことはしないよと、 理不尽なことを受け入れる六太はまさに慈悲の獣で、 こんなとこで麒麟スキル発動しなくていいんだよお!!  と原作読む度にもんどりうっております…ううう…。
 叶わぬ夢だけど、六太の元気な姿を家族に見せてあげてほしかったです…。 ね、六太なら「大丈夫だよ」って言ってくれるでしょうね…。

ひめさま>
 いやいやいや、お読み頂いた上にご感想を頂ける、この上ない幸福です。
 篝は果報者でございます〜(某戴国将軍風に)

ネムさま>
 切なく儚いささやかな、いやささやか過ぎる六太の願いを叶えてあげたくなりまして…。 もしかしたらあの戦で六太の家族は命を落としたかもしれません。 むしろその可能性大です。 でも、でもね、と夢見たっていいじゃないと己の欲望ぶちまけました。 反省はしているけど後悔はしてない(ドヤ)
 家族を想う六太の願いがどこまでもどこまで届きますように。

ほんと好きです… 由都里さま

2018/05/13(Sun) 07:13 No.582
 相変わらず素敵なモブ小説…!  六太→ななも妥当で「ありそう」と思えます。 蓬莱ではね、あちらとは違って気付いたらデキちゃうから…(ゴニョゴニョ)
 篝さんのモブ小説は単なる「切ない」とはまたちょっと違う雰囲気があるんですよね。 ほんのちょっとの不思議を織り交ぜた刹那的なシーンを演出されるのがお上手だなあと思います。 惹き込まれてしまいました…!

 たぶん時系列的には元州の乱の少し前ぐらいかと思われますが、 六太お兄ちゃん、元っっっ気です。ななちゃんに伝えてあげたいですな…

返信御礼2 篝さま

2018/05/20(Sun) 23:19 No.678
由都里さま>
 いや、ほんと、もう、お前はモブを出さなきゃ書けないのか!  と言いたくなるくらいモブばかりでございまして、ええ…。 うっかりすると書いている本人も「これ、十二国記の二次創作なんだよな…?」 と自問自答してしまいそうです(笑)
 いやはや、上手かどうかはさておき、「ほんのちょっとの不思議」を入れて書くのが 大好きですので、そのように仰って頂けて嬉しい限りです〜。
背景画像「素材屋 flower&clover」さま
「投稿作品集」 「18桜祭」