(開催期間 2020.09.01.~10.05.)
お祭は終了いたしました。ありがとうございました!
当サイト内の文章・画像等の無断保存・転載はご遠慮くださいませ。
当サイトは検索除けしています。ツイッター等に無断でリンクを張るのはご遠慮くださいませ。
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拍手ありがとうございます!
皆さま、こんばんは~。昨日祭に拍手をいただきました。御礼申し上げます!
本日の北の国、最低気温は15.9℃、最高気温は19.3℃でございました。先日は暑さのあまりエアコンをオンしたのですが、なんと最高気温が20℃を切ってしまいました! まあ、9月も半ばになれば当たり前なのでしょうがね……。
さて、管理人はそろそろ自作を出したいな~と思っておりますがなかなか纏まりません。皆さまの! 素敵な! 尚隆を! お待ち申し上げております!
本日の北の国、最低気温は15.9℃、最高気温は19.3℃でございました。先日は暑さのあまりエアコンをオンしたのですが、なんと最高気温が20℃を切ってしまいました! まあ、9月も半ばになれば当たり前なのでしょうがね……。
さて、管理人はそろそろ自作を出したいな~と思っておりますがなかなか纏まりません。皆さまの! 素敵な! 尚隆を! お待ち申し上げております!
おめでとうございます。
未生さま
改めまして15周年おめでとうございます。
そして飛び切りうれしいお祭りの開催をありがとうございます1
んでもって、しょっぱなの貢物がワンドロですらない落書きで申し訳ありません。。
饒筆さまのしょんぼりの殿に射抜かれての走り書きでございます。
お気を悪くされませんとよいのですが・・
改めまして15周年おめでとうございます。
そして飛び切りうれしいお祭りの開催をありがとうございます1
んでもって、しょっぱなの貢物がワンドロですらない落書きで申し訳ありません。。
饒筆さまのしょんぼりの殿に射抜かれての走り書きでございます。
お気を悪くされませんとよいのですが・・
しょんぼりの殿に射抜かれて
senju
2020/09/05(Sat) 11:21 No.22


たそがれたかの方
未生(管理人)
2020/09/05(Sat) 15:49 No.28


senjuさん、光速の連鎖妄想をありがとうございました! しょんぼりの殿、パワーワードですね! うんうん、六太が陽子主上を呼びに行ったわけでございます~。いじらしいかの方に胸打たれました(笑)。
愛、ですね
尚隆、延王、というより三郎という感じの表情ですね。蓬莱でも一人になると、こんな顔をしていたのでしょうか。ちょっと切ない…
それにしてもお仕事が早い! 今更ながらsenjuさんの殿への愛!を感じました(笑)
滅多に拝めない尚隆の一面を見せて頂き、ありがとうございました!
それにしてもお仕事が早い! 今更ながらsenjuさんの殿への愛!を感じました(笑)
滅多に拝めない尚隆の一面を見せて頂き、ありがとうございました!
ありがとうございます!!
饒筆
2020/09/05(Sat) 21:27 No.34


お久しぶりです、senjuさま!そしてありがとうございます!
わぁ~い!!しょんぼりの殿が此処に!(歓喜)
ラフな感じがしょんぼり感をさらに強調していてナイスですね♪
ネムさまも仰る通り、切なく遠くを眺める表情が胸をキュっと締め付けます……この殿なら、陽子さんをずっと抱きしめ続けていても仕方ないかなあ……(←何様)
さっそくの連鎖妄想、光栄でした。senjuさまの愛のスパークに感謝です!!
わぁ~い!!しょんぼりの殿が此処に!(歓喜)
ラフな感じがしょんぼり感をさらに強調していてナイスですね♪
ネムさまも仰る通り、切なく遠くを眺める表情が胸をキュっと締め付けます……この殿なら、陽子さんをずっと抱きしめ続けていても仕方ないかなあ……(←何様)
さっそくの連鎖妄想、光栄でした。senjuさまの愛のスパークに感謝です!!
貴重な表情!
文茶
2020/09/06(Sun) 00:17 No.36


切ない中にもちょっと拗ねているような表情が見受けられて、普段は凛々しい殿がなんだか可愛らしく見えます。 もう、しょんぼりしてても素敵だなんて反則ですわよ!
釣り針に魚を仕掛けてビックリさせてあげたい気分ですが、ここは陽子さんにお任せしましょう。
貴重なしょんぼり殿をありがとうございました〜!
釣り針に魚を仕掛けてビックリさせてあげたい気分ですが、ここは陽子さんにお任せしましょう。
貴重なしょんぼり殿をありがとうございました〜!
かわいい(笑)
お久しぶりです。
らしくないしょんぼりの殿にどうしたのかな、と思いましたら……饒筆さんの作品を拝見する前に目に飛び込んでまいりましたもので……はい。納得でございました。
しょんぼりの殿が可愛く見えます。
らしくないしょんぼりの殿にどうしたのかな、と思いましたら……饒筆さんの作品を拝見する前に目に飛び込んでまいりましたもので……はい。納得でございました。
しょんぼりの殿が可愛く見えます。
こ・・・こめんとありがとうございます
senju
2020/09/14(Mon) 22:03 No.44


いやいやいや、みなさま本当に暖かいコメントをありがとうございます。
お祭りだ~!とばかり、舞踏会場にどすっぴん&普段着のままに乱入したような走り書きに優しいばかりのお言葉をいただいちゃって・・ええ、もう穴があったら入りたい。。
我に返ってちょっと悶絶しているワタクシです。あわあわ。
>未生さま
めったにお目にかかれない殿のいじらしさに突き飛ばされるように一気呵成に・・・といった状況だったようです(自己分析・笑。
未生様のザ・延王(ステキ!)を拝見した直後だっただけに、ギャップ萌え?の秘孔をつかれた格好になりました。
連鎖妄想を存分にさせて頂けるありがたみをしみじみと。はい(笑。改めて、お祭り開催してくださってありがとうございます。
>ネムさま
サブちゃんですか(笑。ああ、ちょっと若いですね。そして確かに昔から人目のないところでは案外時々はこんな顔していたかもしれませんね~。ヒトにはみせないぞ、と(笑。そんな殿が好きです。
>饒筆さま
おひさしぶりです。そして相変わらずケンシロウのようなお方ですね(誉め言葉。お話を読み終わるのと同時に手が勝手に描き始めておりました。。ほんとにコワいお方です。
ふふ、ではお言葉に甘えて(笑、陽子さんはしばらく殿に抱き締められて頂きますね。皆様のご協力で六太は足止め成功したようですしね~(笑。
>文茶さま
りりしい殿は文茶様にご担当頂いてますので、当方ダメンズ担当ということでいかがでしょうか(笑。釣り針に長靴とかタイヤキとか、一緒に結びに参りませんか?ふふ。
こちらでお話するのはいかがかと思いますが、文茶様のあの麗しの延王図は玄永宮の某エリート様たちが「わざと流布させた」説をひそかに推しておりますの。初期の財政確保とイメージ作戦のため?とか。もちろん、私もあの殿の図でしたら大人買いしますもの。
>ひめさま
お久しぶりでございます。ふふ、釣られました!というか、清水の舞台から気が付かないうちに突き飛ばされておりました(笑。
かわいいなんて言って下さっちゃって、うれしいやら恥ずかしいやら。
お祭りだ~!とばかり、舞踏会場にどすっぴん&普段着のままに乱入したような走り書きに優しいばかりのお言葉をいただいちゃって・・ええ、もう穴があったら入りたい。。
我に返ってちょっと悶絶しているワタクシです。あわあわ。
>未生さま
めったにお目にかかれない殿のいじらしさに突き飛ばされるように一気呵成に・・・といった状況だったようです(自己分析・笑。
未生様のザ・延王(ステキ!)を拝見した直後だっただけに、ギャップ萌え?の秘孔をつかれた格好になりました。
連鎖妄想を存分にさせて頂けるありがたみをしみじみと。はい(笑。改めて、お祭り開催してくださってありがとうございます。
>ネムさま
サブちゃんですか(笑。ああ、ちょっと若いですね。そして確かに昔から人目のないところでは案外時々はこんな顔していたかもしれませんね~。ヒトにはみせないぞ、と(笑。そんな殿が好きです。
>饒筆さま
おひさしぶりです。そして相変わらずケンシロウのようなお方ですね(誉め言葉。お話を読み終わるのと同時に手が勝手に描き始めておりました。。ほんとにコワいお方です。
ふふ、ではお言葉に甘えて(笑、陽子さんはしばらく殿に抱き締められて頂きますね。皆様のご協力で六太は足止め成功したようですしね~(笑。
>文茶さま
りりしい殿は文茶様にご担当頂いてますので、当方ダメンズ担当ということでいかがでしょうか(笑。釣り針に長靴とかタイヤキとか、一緒に結びに参りませんか?ふふ。
こちらでお話するのはいかがかと思いますが、文茶様のあの麗しの延王図は玄永宮の某エリート様たちが「わざと流布させた」説をひそかに推しておりますの。初期の財政確保とイメージ作戦のため?とか。もちろん、私もあの殿の図でしたら大人買いしますもの。
>ひめさま
お久しぶりでございます。ふふ、釣られました!というか、清水の舞台から気が付かないうちに突き飛ばされておりました(笑。
かわいいなんて言って下さっちゃって、うれしいやら恥ずかしいやら。
お祝いの花輪を贈ります
未生さま、お祝いの花輪を持参しました!
恐ろしい台風が接近しておりますが、当地ではどうにも秋を感じることができないので、夏の終わりの一幕です。
泰麒を迎えるための延王の一時蓬莱帰還、あれが後日じわじわと心境の変化を起こしたりしないかな~という妄想です。あ、今回はちょっと落ち込んだくらいなので深刻ではありません。
ちなみに、拙宅の尚陽は「体育会系王様部の大先輩&入部したての後輩」という雰囲気でして、そこはかとなく漂う微妙な空気を察知してニヤニヤしていただければと思います。
改めまして、15周年おめでとうございます!
登場人物 朱衡・尚隆・六太・陽子
カップリング 尚陽未満
作品傾向 普段勇ましい二人がアンニュイなのもまた良し
文字数 3637文字
恐ろしい台風が接近しておりますが、当地ではどうにも秋を感じることができないので、夏の終わりの一幕です。
泰麒を迎えるための延王の一時蓬莱帰還、あれが後日じわじわと心境の変化を起こしたりしないかな~という妄想です。あ、今回はちょっと落ち込んだくらいなので深刻ではありません。
ちなみに、拙宅の尚陽は「体育会系王様部の大先輩&入部したての後輩」という雰囲気でして、そこはかとなく漂う微妙な空気を察知してニヤニヤしていただければと思います。
改めまして、15周年おめでとうございます!
登場人物 朱衡・尚隆・六太・陽子
カップリング 尚陽未満
作品傾向 普段勇ましい二人がアンニュイなのもまた良し
文字数 3637文字
夕凪
真っ平に凪いだ海を、残照が朱に染める。
さざ波の煌めきは、一日が平穏に終わるのを寿ぐように瞬く。
北東の大国そして幽玄の宮を統べる名君は、わざわざ寂れた裏手の石崖に胡坐をかき、そんな夕凪の雲海に向き合い――釣り糸を垂れていた。(寄せて砕ける波ざっぱーん!)
「主上」
朱衡はこめかみを引き攣らせ、主君の背に刺々しい声をかける。
「我が君におかれましては、本日も日がな一日そちらで魚釣りをたしなまれておいででしたが……釣果はございましたか?」
もちろん嫌味である。
しかし残念。
「阿呆。釣れる訳があるか」
嫌味の通じる相手ではなかった。朱衡は痛む額を押さえる。
「それがおわかりなら、何故釣りなどなさるのです」
「そこに海があるからだ」(ざっぱーん!)
理由になっていない。しかも、始終ふてくされて朱衡を振り返りもしない。
――駄目ですね、これは。
何が主君の機嫌を損ねたのかはわからないが、この御仁はこうなったらテコでも動かないことはよくよく知っている。
ああ。今。
――帷湍がいてくれたら。
朱衡が隣国の台輔並みに大きな嘆息を零したとき、ぽんと彼の肩を叩く者がいた。
振り返れば、数日前から出奔していた当国の不良台輔がいる。
「悪い。待たせたな」(ニカッ☆)
「……」(半眼)
気紛れに出かけていきなり帰還した上司に爽やかに労われ、朱衡は苛立ちを露わにした。
「どちらにおいでだったのです?!」
「助っ人を連れて来た」
「助っ人?!」
「あ……えっと、お邪魔しています……」
不覚。ここにきてやっと台輔の斜め後ろに控える紅髪の女王を認め、朱衡は急ぎ居ずまいを正した。
「これは景王殿、ようこそおいで下さいました。どうか無礼をご寛恕ください」(恭しく拱手)
「いえ、私も先触れなしであがりこんですみません」
謙虚な女王は飾らない笑顔で許し、サッと螺鈿の重箱を差し出す。
「先日の泰麒捜索では大変お世話になりました――あの、これ、つまらないものですが、慶国の良質の茶葉を練り込んだお菓子ですのでどうぞ召し上がってください」(にこっ)
「は。こちらこそ、いつもありがとうございます」
朱衡はやや困惑しつつも有難く押しいただく――この、決してつまらなくないのに「つまらない」ものを必ず持参しなければならないという蓬莱の「手土産」の習慣にはなかなか慣れそうにない。
他方、延麒は二人が挨拶を終えるのを見届けるや否や、片手をあげた。
「じゃ。そういうことで。よろしく頼むわ陽子」
どこまでも気軽・身軽な台輔は助っ人に一任して去るつもりらしい。
「え。六太くんは?」
案の定、景女王は目を丸くして戸惑う。
こんな軽装だし、おそらくたいした説明も無く連れ去られたのだろうな、と朱衡は同情した。
が。
「……ごめんな。今回は俺じゃ役に立たないんだ」
朗らかで――同時に哀しげな笑みを向けられれば、二人ともそれ以上何も言えなくなってしまうのだった。(善い人たちだなあ)
◇◆◇◆◇
さて。
ひらひら手を振って去る六太となにやら労しげな微笑を浮かべる朱衡を見送り、陽子はくるりと踵を翻した。
煌めく夕凪の海に対峙する広い背中には、黒々とした影が貼り付いている。
正直、声はかけづらい。
――さっきのやりとりは丸聞こえだったよね……。
すぐそこに居たし、そりゃあね。
しかしここで怯んでいては王が廃る。六太くんの懇願を聞き入れた以上、何もせずには戻れない。
陽子は静かに息を吸い、まるで何事も無かったように傍寄った。
「お久しぶりです」
延王は首だけを捻り、じろりと陽子を見上げる。
「陽子。おまえはこんなところで油を売る暇など無いはずだ」
「それはそうです」
陽子は素直に首肯する。どうせ自分は面白みも無く馬鹿正直なのが取り柄なのだ。
それでも最近は、度胸と厚顔という武器も身についてきた。
「けれど貴方が弱っていると聞けば、来ない訳にはいきません」(ズバッ)
「誰が弱ってなど――」
「郷愁が振り払えないんじゃないか、って六太くんは心配していましたよ。ずっと海ばかり見ている、と」
陽子は尚隆の隣に腰を下ろす。そして、まっすぐにその双眸を見据えた。
「貴方ほど長命な王でも、未だ望郷の念に蝕まれたりするのですか」
雑念の無い白刃のような問いを、尚隆は乾いた笑いでいなす。
「莫迦な。今更、帰りたいなどと思うものか」
「でも」
陽子は食い下がる。
「泰麒を迎えるためにあちらへ渡ってから、様子がおかしくなったと聞きました」
「気にしすぎだろう」
のらりくらりとかわされても、陽子は一歩も退かない。
「私は、今は蓬莱のことを考えないようにしています。まだ記憶も感情も生々しすぎて、何か悪しき思いに囚われそうで……でも、いつかは向き合わなければなりません。実は、以前から貴方に伺いたかったんです。気持ちの整理をどのようにつけたのかを」
後学のために。陽子は真剣だ。
「気持ちの整理か」
尚隆はかるく鼻を鳴らし、釣り竿を置く。
「そんなもの、しようとするだけ無駄だ。せいぜい飼い殺すのが精いっぱいだぞ」
「そうなんですか」
眉根を寄せる陽子を眺め、尚隆は身体ごと向き直った。
「わかった。陽子には語ってみよう」
「はい。お願いします」
教えを受ける気分で、陽子も背筋を伸ばす。(気分は正座)
「そもそも俺は居所を失ってこちらへ渡った。あちらに帰る場所など無い。それでも蓬莱は生まれ育った郷里だから、どこかで期待していたのだろうな――今でも尚断ち切れぬ繋がりがあるかもしれん、俺一人くらい受け容れる度量があるかもしれんと」
尚隆はここで一旦切り、水平線の向こうへ消えゆく光を眺めた。
「だが、改めて見えた蓬莱は冷たい顔をした、まったく見知らぬ土地だった。俺を拒絶しているように感じた」
陽子がちいさく息を呑む。
尚隆は横を向いたまま、空の果てを見透かすように目を細める。
「それで悟った。蓬莱にとって、俺はあくまで異邦人なのだろう。たとえあそこに戻れても、俺はまた爪弾きに遭い、上手く生きられないのだろうな」
風向きが変わった。見開いた翠瞳に、紅い前髪がなびいてかかる。
「結局、俺の国はここだ。俺には雁しかない――ならば、あの蓬莱での日々は何だったのだろうな。……そんなことを考えていただけだ」
あくまで異邦人。上手く生きられない。何だったのだろうな。
尚隆の一言ひとことが、陽子にも突き刺さる。
陽子は我知らず胸を押さえ、尚隆を見つめた。その視線を感じ、尚隆も陽子へ目を向ける。
「どうした、その顔は」
「……わかります」
「なにが?」
「何だったのだろうなっていうのは、よくわかります」
陽子は口角をグッと下げ、緩む涙腺を締めあげた。
「私もそうです。本当に、私は何をやってきたんでしょう……」
自ずと項垂れる紅髪の頭を、大きな手がくしゃりと撫でた。はは、と乾いた笑いを洩らすのは陽子の番だった。
「すみません。慰めにきたつもりが、慰めてもらっていますねコレ」
情けない自嘲を、尚隆は笑わなかった。
「いや。俺の方こそすまん。巻き込んでしまったな」
気遣わしげな口調に、かえって申し訳なくなる。
頭から離れた手が陽子を元気づけるように肩を抱き、そのまま温かな胸へ抱き寄せた。陽子は為されるがまま、尚隆の腕の中に収まった。
話を続けるのがひどく億劫だったから、言葉より態度で支えてくれる方が有難かった。
それからしばし、二人はひと言も口にせず、ただ寄り添っていた。
背や頬に吹きつける涼しい陸風。夜を迎え、深い藍色に染まってゆく雲海。そこかしこで点り始める灯籠。ありふれた宵の始まりを、陽子はただ唇を噛んで眺める。
――このひとは、こんな気持ちを五百年も飼い殺してきたのか。
見上げた胆力だ。空恐ろしくさえある。私にそんなことができるだろうか。
――改めて凄いひとだ……。
ふと、尚隆が顔を寄せてきたことに気づいた。
頭の上から、やけに甘い声が降る。
「……陽子は懐かしい潮の香りがするな」
は? 陽子は首を捻る。
「それはここ、雲海だからでしょう??」(きょとん)
尚隆が吹き出した。顔をあげ、声をあげて笑う。
「確かに。違いないな」(はっはっは)
「???」
依然抱き寄せられたままなので、陽子は上目遣いで尚隆の顔を窺った。
どうやら延王の機嫌は直ったらしい。であれば、六太くんの依頼は果たしたことになるが……どうして元気を取り戻したのだろう?私、何もしていないよ?
それに――陽子は目線を我が身に向ける。
自分もまた、抱き締められているこの状況に奇妙な安らぎを感じているのが不思議だった。あれほど荒れ狂っていた自責の念がいつの間にか落ち着き、なぜかちょっぴり満たされた感じすらある。
え。なんだこれ……どうした私。名君効果?それとも、お父さんに甘えている感覚?いや、私お父さんに甘えたことなんかないよ??
……まさか。もしかして、これって。
意識しだすと落ち着かない。い、今だけだよ気にしすぎだよ、うん。
どうしようもなく上気する頬に、陽子は我ながら困惑するのだった。(がんばれ乙女)
<ところで、いつまで抱いている気ですか殿・了>
真っ平に凪いだ海を、残照が朱に染める。
さざ波の煌めきは、一日が平穏に終わるのを寿ぐように瞬く。
北東の大国そして幽玄の宮を統べる名君は、わざわざ寂れた裏手の石崖に胡坐をかき、そんな夕凪の雲海に向き合い――釣り糸を垂れていた。(寄せて砕ける波ざっぱーん!)
「主上」
朱衡はこめかみを引き攣らせ、主君の背に刺々しい声をかける。
「我が君におかれましては、本日も日がな一日そちらで魚釣りをたしなまれておいででしたが……釣果はございましたか?」
もちろん嫌味である。
しかし残念。
「阿呆。釣れる訳があるか」
嫌味の通じる相手ではなかった。朱衡は痛む額を押さえる。
「それがおわかりなら、何故釣りなどなさるのです」
「そこに海があるからだ」(ざっぱーん!)
理由になっていない。しかも、始終ふてくされて朱衡を振り返りもしない。
――駄目ですね、これは。
何が主君の機嫌を損ねたのかはわからないが、この御仁はこうなったらテコでも動かないことはよくよく知っている。
ああ。今。
――帷湍がいてくれたら。
朱衡が隣国の台輔並みに大きな嘆息を零したとき、ぽんと彼の肩を叩く者がいた。
振り返れば、数日前から出奔していた当国の不良台輔がいる。
「悪い。待たせたな」(ニカッ☆)
「……」(半眼)
気紛れに出かけていきなり帰還した上司に爽やかに労われ、朱衡は苛立ちを露わにした。
「どちらにおいでだったのです?!」
「助っ人を連れて来た」
「助っ人?!」
「あ……えっと、お邪魔しています……」
不覚。ここにきてやっと台輔の斜め後ろに控える紅髪の女王を認め、朱衡は急ぎ居ずまいを正した。
「これは景王殿、ようこそおいで下さいました。どうか無礼をご寛恕ください」(恭しく拱手)
「いえ、私も先触れなしであがりこんですみません」
謙虚な女王は飾らない笑顔で許し、サッと螺鈿の重箱を差し出す。
「先日の泰麒捜索では大変お世話になりました――あの、これ、つまらないものですが、慶国の良質の茶葉を練り込んだお菓子ですのでどうぞ召し上がってください」(にこっ)
「は。こちらこそ、いつもありがとうございます」
朱衡はやや困惑しつつも有難く押しいただく――この、決してつまらなくないのに「つまらない」ものを必ず持参しなければならないという蓬莱の「手土産」の習慣にはなかなか慣れそうにない。
他方、延麒は二人が挨拶を終えるのを見届けるや否や、片手をあげた。
「じゃ。そういうことで。よろしく頼むわ陽子」
どこまでも気軽・身軽な台輔は助っ人に一任して去るつもりらしい。
「え。六太くんは?」
案の定、景女王は目を丸くして戸惑う。
こんな軽装だし、おそらくたいした説明も無く連れ去られたのだろうな、と朱衡は同情した。
が。
「……ごめんな。今回は俺じゃ役に立たないんだ」
朗らかで――同時に哀しげな笑みを向けられれば、二人ともそれ以上何も言えなくなってしまうのだった。(善い人たちだなあ)
◇◆◇◆◇
さて。
ひらひら手を振って去る六太となにやら労しげな微笑を浮かべる朱衡を見送り、陽子はくるりと踵を翻した。
煌めく夕凪の海に対峙する広い背中には、黒々とした影が貼り付いている。
正直、声はかけづらい。
――さっきのやりとりは丸聞こえだったよね……。
すぐそこに居たし、そりゃあね。
しかしここで怯んでいては王が廃る。六太くんの懇願を聞き入れた以上、何もせずには戻れない。
陽子は静かに息を吸い、まるで何事も無かったように傍寄った。
「お久しぶりです」
延王は首だけを捻り、じろりと陽子を見上げる。
「陽子。おまえはこんなところで油を売る暇など無いはずだ」
「それはそうです」
陽子は素直に首肯する。どうせ自分は面白みも無く馬鹿正直なのが取り柄なのだ。
それでも最近は、度胸と厚顔という武器も身についてきた。
「けれど貴方が弱っていると聞けば、来ない訳にはいきません」(ズバッ)
「誰が弱ってなど――」
「郷愁が振り払えないんじゃないか、って六太くんは心配していましたよ。ずっと海ばかり見ている、と」
陽子は尚隆の隣に腰を下ろす。そして、まっすぐにその双眸を見据えた。
「貴方ほど長命な王でも、未だ望郷の念に蝕まれたりするのですか」
雑念の無い白刃のような問いを、尚隆は乾いた笑いでいなす。
「莫迦な。今更、帰りたいなどと思うものか」
「でも」
陽子は食い下がる。
「泰麒を迎えるためにあちらへ渡ってから、様子がおかしくなったと聞きました」
「気にしすぎだろう」
のらりくらりとかわされても、陽子は一歩も退かない。
「私は、今は蓬莱のことを考えないようにしています。まだ記憶も感情も生々しすぎて、何か悪しき思いに囚われそうで……でも、いつかは向き合わなければなりません。実は、以前から貴方に伺いたかったんです。気持ちの整理をどのようにつけたのかを」
後学のために。陽子は真剣だ。
「気持ちの整理か」
尚隆はかるく鼻を鳴らし、釣り竿を置く。
「そんなもの、しようとするだけ無駄だ。せいぜい飼い殺すのが精いっぱいだぞ」
「そうなんですか」
眉根を寄せる陽子を眺め、尚隆は身体ごと向き直った。
「わかった。陽子には語ってみよう」
「はい。お願いします」
教えを受ける気分で、陽子も背筋を伸ばす。(気分は正座)
「そもそも俺は居所を失ってこちらへ渡った。あちらに帰る場所など無い。それでも蓬莱は生まれ育った郷里だから、どこかで期待していたのだろうな――今でも尚断ち切れぬ繋がりがあるかもしれん、俺一人くらい受け容れる度量があるかもしれんと」
尚隆はここで一旦切り、水平線の向こうへ消えゆく光を眺めた。
「だが、改めて見えた蓬莱は冷たい顔をした、まったく見知らぬ土地だった。俺を拒絶しているように感じた」
陽子がちいさく息を呑む。
尚隆は横を向いたまま、空の果てを見透かすように目を細める。
「それで悟った。蓬莱にとって、俺はあくまで異邦人なのだろう。たとえあそこに戻れても、俺はまた爪弾きに遭い、上手く生きられないのだろうな」
風向きが変わった。見開いた翠瞳に、紅い前髪がなびいてかかる。
「結局、俺の国はここだ。俺には雁しかない――ならば、あの蓬莱での日々は何だったのだろうな。……そんなことを考えていただけだ」
あくまで異邦人。上手く生きられない。何だったのだろうな。
尚隆の一言ひとことが、陽子にも突き刺さる。
陽子は我知らず胸を押さえ、尚隆を見つめた。その視線を感じ、尚隆も陽子へ目を向ける。
「どうした、その顔は」
「……わかります」
「なにが?」
「何だったのだろうなっていうのは、よくわかります」
陽子は口角をグッと下げ、緩む涙腺を締めあげた。
「私もそうです。本当に、私は何をやってきたんでしょう……」
自ずと項垂れる紅髪の頭を、大きな手がくしゃりと撫でた。はは、と乾いた笑いを洩らすのは陽子の番だった。
「すみません。慰めにきたつもりが、慰めてもらっていますねコレ」
情けない自嘲を、尚隆は笑わなかった。
「いや。俺の方こそすまん。巻き込んでしまったな」
気遣わしげな口調に、かえって申し訳なくなる。
頭から離れた手が陽子を元気づけるように肩を抱き、そのまま温かな胸へ抱き寄せた。陽子は為されるがまま、尚隆の腕の中に収まった。
話を続けるのがひどく億劫だったから、言葉より態度で支えてくれる方が有難かった。
それからしばし、二人はひと言も口にせず、ただ寄り添っていた。
背や頬に吹きつける涼しい陸風。夜を迎え、深い藍色に染まってゆく雲海。そこかしこで点り始める灯籠。ありふれた宵の始まりを、陽子はただ唇を噛んで眺める。
――このひとは、こんな気持ちを五百年も飼い殺してきたのか。
見上げた胆力だ。空恐ろしくさえある。私にそんなことができるだろうか。
――改めて凄いひとだ……。
ふと、尚隆が顔を寄せてきたことに気づいた。
頭の上から、やけに甘い声が降る。
「……陽子は懐かしい潮の香りがするな」
は? 陽子は首を捻る。
「それはここ、雲海だからでしょう??」(きょとん)
尚隆が吹き出した。顔をあげ、声をあげて笑う。
「確かに。違いないな」(はっはっは)
「???」
依然抱き寄せられたままなので、陽子は上目遣いで尚隆の顔を窺った。
どうやら延王の機嫌は直ったらしい。であれば、六太くんの依頼は果たしたことになるが……どうして元気を取り戻したのだろう?私、何もしていないよ?
それに――陽子は目線を我が身に向ける。
自分もまた、抱き締められているこの状況に奇妙な安らぎを感じているのが不思議だった。あれほど荒れ狂っていた自責の念がいつの間にか落ち着き、なぜかちょっぴり満たされた感じすらある。
え。なんだこれ……どうした私。名君効果?それとも、お父さんに甘えている感覚?いや、私お父さんに甘えたことなんかないよ??
……まさか。もしかして、これって。
意識しだすと落ち着かない。い、今だけだよ気にしすぎだよ、うん。
どうしようもなく上気する頬に、陽子は我ながら困惑するのだった。(がんばれ乙女)
<ところで、いつまで抱いている気ですか殿・了>
六太が引っ剥がしに来るまで
senju
2020/09/05(Sat) 12:10 No.26


饒筆さま
おひさしぶりでございます。そしてまたハートを射抜いてくださってありがとうございます。
いつまで?それはもちろん、六太が陽子さんを救出に来るまでだろうと思っております。
が、ワタクシは殿思いの下女ですので、救出に向かう六太にあれこれと妨害工作を仕掛ける所存です(笑。
おひさしぶりでございます。そしてまたハートを射抜いてくださってありがとうございます。
いつまで?それはもちろん、六太が陽子さんを救出に来るまでだろうと思っております。
が、ワタクシは殿思いの下女ですので、救出に向かう六太にあれこれと妨害工作を仕掛ける所存です(笑。
ありがとうございます!
未生(管理人)
2020/09/05(Sat) 15:45 No.27


さすが饒筆さん仕事が早い! 素敵な花輪をありがとうございます~。
黄昏後だけにたそがれたかの方がなんだかいじらしく思えます。あちらに弾かれる異物感、やはり理解できるのは陽子主上だけなんでしょうね……。
うんうん、しばらくそのままでいてあげてください。私も人払いを続けますから(笑)。
senjuさん、先レスありがとうございました~。
黄昏後だけにたそがれたかの方がなんだかいじらしく思えます。あちらに弾かれる異物感、やはり理解できるのは陽子主上だけなんでしょうね……。
うんうん、しばらくそのままでいてあげてください。私も人払いを続けますから(笑)。
senjuさん、先レスありがとうございました~。
戦士の休息
蝕で卵果が流れることはそれ程多くは無いと思うし、ましてや12人しかいない王が胎果である確率はどれ程のものなのか…。そう考えると、胎果が王に選ばれるのは、外の世界を経験したからこそと思うのだけれど、当人達にとっては切ない想いがいつまでも残るのでしょうね。
王としてまた戦いの日々を迎える前の束の間、寄り添って安らいでください。
と言うことで、未生さーん、senjuさーん、私もお手伝いしまーす!
王としてまた戦いの日々を迎える前の束の間、寄り添って安らいでください。
と言うことで、未生さーん、senjuさーん、私もお手伝いしまーす!
素晴らしきかな
文茶
2020/09/06(Sun) 00:08 No.35


饒筆さま、お久しぶりです〜!
陽子さんの鈍感力は世を救う。(え!?) 陽子さんて本気でボケかまして周りの固い空気を砕くタイプですよねきっと。(本人に言うと怒られそうだけど 笑) そしてもうこんな風にきょとんとされたら笑うしかないし、可愛過ぎて尚隆じゃなくても抱き締めてしまいますよ〜♡
じんわりほっこりなお二人をありがとうございました!
という訳で!?皆様方、私も加勢いたしますわ!
陽子さんの鈍感力は世を救う。(え!?) 陽子さんて本気でボケかまして周りの固い空気を砕くタイプですよねきっと。(本人に言うと怒られそうだけど 笑) そしてもうこんな風にきょとんとされたら笑うしかないし、可愛過ぎて尚隆じゃなくても抱き締めてしまいますよ〜♡
じんわりほっこりなお二人をありがとうございました!
という訳で!?皆様方、私も加勢いたしますわ!
大きな花輪
饒筆さん、お久しぶりです。
先にsenjuさんの殿を目にし、それから饒筆さんの作品を拝読した次第です。もう納得納得、一人ウンウンとうなずいております。
お祝の花輪はsenjuさんの殿を釣り上げた(失礼!)大きな大きな花輪でしたね!
先にsenjuさんの殿を目にし、それから饒筆さんの作品を拝読した次第です。もう納得納得、一人ウンウンとうなずいております。
お祝の花輪はsenjuさんの殿を釣り上げた(失礼!)大きな大きな花輪でしたね!
嬉しいコメントをありがとうございます
饒筆
2020/09/09(Wed) 23:00 No.41


>senjuさま
お久しぶりです~そして素敵なしょんぼり殿を披露してくださってありがとうございます!
たまにはやさぐれたり肩を落としていたりしていても愛しいですよね(うふふ♪)
六太くんにはぜひ山盛りのお菓子をプレゼントして足止めしてあげてください。喜んで足を止めそう(笑)。その間、陽子さんは頑張って殿を癒して差し上げて~。
嬉しいコメント&連鎖妄想をありがとうございました♪
>未生さま
喜んでいただけて良かったです~!
「命を張って頑張ったけれど力及ばなかった」殿と「自覚が無くて頑張り切れなかった」陽子さんでは悔恨や未練の内容が違うと思うのですが、やりきれなさ・切なさは共感できるでしょうから、こういう時は支えあえるかな~と思って書いてみました。
日が沈んでから月が出るまで、二人っきりで風に吹かれている……なんてロマンティックですよね!たぶん陽子さんのお腹がグウと鳴るタイミングで終了です(笑)
人払いへの参戦、ありがとうございます(あはは)
>ネムさま
そうですよね、第三者から見れば「蓬莱での苦難に遭ったからこそ」と思いますが、当人は割り切れませんよね……
また逆に、常世での王様の贔屓されっぷりを経験した後だと、「小松の民が全滅したのは、俺が異邦人だったせいであちらの天に見放されたからだろうか」とか、「もしや自分があそこへ流れ着いたから、滅亡の宿命を呼んだのだろうか」とか悪い方向へ考えてしまうかもしれません。「考えても詮無いことだ」とか言いながらも、結構落ち込んでいそうだな~と思った次第です。
それにしても「戦士の休息」とは言い得て妙ですね!王様業は激務ですもの、たまにはお互いに甘やかしあいをしてもいいんじゃないかな。
おお、六太くんが皆さまに囲まれていますね!お手伝いありがとうございます(笑)
>文茶さま
こちらこそお久しぶりです!
そうそう、キョトン顔が可愛すぎて「もういい陽子。おまえはそのままでいろ(生温かい目)」となっている尚隆氏です。かーわーいーいー♪
おお、ついに六太くんは両手両足に華ですね(笑)
楽しいコメントをありがとうございます~!
>ひめさま
お久しぶりです、ひめさま。
ええ、エビで鯛を釣るとはこのこと……senjuさまのしょんぼりの殿を思い浮かべると、なんだか尚隆の愛おしさ(いじらしさ?)が倍増しますね。
拙い花輪を楽しんでいただけて良かったです~。
お久しぶりです~そして素敵なしょんぼり殿を披露してくださってありがとうございます!
たまにはやさぐれたり肩を落としていたりしていても愛しいですよね(うふふ♪)
六太くんにはぜひ山盛りのお菓子をプレゼントして足止めしてあげてください。喜んで足を止めそう(笑)。その間、陽子さんは頑張って殿を癒して差し上げて~。
嬉しいコメント&連鎖妄想をありがとうございました♪
>未生さま
喜んでいただけて良かったです~!
「命を張って頑張ったけれど力及ばなかった」殿と「自覚が無くて頑張り切れなかった」陽子さんでは悔恨や未練の内容が違うと思うのですが、やりきれなさ・切なさは共感できるでしょうから、こういう時は支えあえるかな~と思って書いてみました。
日が沈んでから月が出るまで、二人っきりで風に吹かれている……なんてロマンティックですよね!たぶん陽子さんのお腹がグウと鳴るタイミングで終了です(笑)
人払いへの参戦、ありがとうございます(あはは)
>ネムさま
そうですよね、第三者から見れば「蓬莱での苦難に遭ったからこそ」と思いますが、当人は割り切れませんよね……
また逆に、常世での王様の贔屓されっぷりを経験した後だと、「小松の民が全滅したのは、俺が異邦人だったせいであちらの天に見放されたからだろうか」とか、「もしや自分があそこへ流れ着いたから、滅亡の宿命を呼んだのだろうか」とか悪い方向へ考えてしまうかもしれません。「考えても詮無いことだ」とか言いながらも、結構落ち込んでいそうだな~と思った次第です。
それにしても「戦士の休息」とは言い得て妙ですね!王様業は激務ですもの、たまにはお互いに甘やかしあいをしてもいいんじゃないかな。
おお、六太くんが皆さまに囲まれていますね!お手伝いありがとうございます(笑)
>文茶さま
こちらこそお久しぶりです!
そうそう、キョトン顔が可愛すぎて「もういい陽子。おまえはそのままでいろ(生温かい目)」となっている尚隆氏です。かーわーいーいー♪
おお、ついに六太くんは両手両足に華ですね(笑)
楽しいコメントをありがとうございます~!
>ひめさま
お久しぶりです、ひめさま。
ええ、エビで鯛を釣るとはこのこと……senjuさまのしょんぼりの殿を思い浮かべると、なんだか尚隆の愛おしさ(いじらしさ?)が倍増しますね。
拙い花輪を楽しんでいただけて良かったです~。
祝!15周年!
改めましてサイト15周年おめでとうございます!
なかなか見ない衣装をと、WH版東の海神の表紙を参考にして描いてみました。細かいところはスルーしてやってくださいませ;;
登場人物 尚隆
作品傾向 シリアス
タイトル 「玉座」
なかなか見ない衣装をと、WH版東の海神の表紙を参考にして描いてみました。細かいところはスルーしてやってくださいませ;;
登場人物 尚隆
作品傾向 シリアス
タイトル 「玉座」
おお!
未生(管理人)
2020/09/05(Sat) 01:44 No.16


文茶さん、延王なかの方をありがとうございます。思わずWHを引っ張り出してきてしまいました!
「玉座」というタイトルどおり、延王尚隆なかの方で、陽子主上も惚れ直す勢いで漢前です! 眼福をありがとうございました~。
「玉座」というタイトルどおり、延王尚隆なかの方で、陽子主上も惚れ直す勢いで漢前です! 眼福をありがとうございました~。
イケメン!
確かに、WH版東の海神の表紙の尚隆はおしゃれでカッコイイですよね!
文茶さまの尚隆はさらに凛とした気品があって、惚れ惚れするイケメンです~!!
これじゃあ、朝議に参加した百官がうっとりしてしまいますね♪
(否、玄英宮のヤリ手官僚たちは自身の仕事を捗らせようとドライに殺到するのだろうか・笑)
朝からやる気がでそうな眼福をありがとうございます!
文茶さまの尚隆はさらに凛とした気品があって、惚れ惚れするイケメンです~!!
これじゃあ、朝議に参加した百官がうっとりしてしまいますね♪
(否、玄英宮のヤリ手官僚たちは自身の仕事を捗らせようとドライに殺到するのだろうか・笑)
朝からやる気がでそうな眼福をありがとうございます!
飾っておきたい
senju
2020/09/05(Sat) 12:03 No.25


文茶様、りりしい主上姿の眼福をありがとうございます。
フォトフレームに収めて殺風景なワタクシの机に飾っておきたい!です。
そうそうWH表紙だけ不思議な中華風の衣装を着てらっしゃるのですよね。で、この衣装はさりげなく胸の厚さとかしっかりしたふくらはぎとかが察せられて好きです(笑。
フォトフレームに収めて殺風景なワタクシの机に飾っておきたい!です。
そうそうWH表紙だけ不思議な中華風の衣装を着てらっしゃるのですよね。で、この衣装はさりげなく胸の厚さとかしっかりしたふくらはぎとかが察せられて好きです(笑。
主上!
思わず伏礼したくなりました(笑) 衣装と剣の細工が美しい~。
もし王の御影が市中に出回っているなら、これでしょうね、ウンウン。
家に飾って、毎日拝みたくなるような「延王」のお姿を、ありがとうございました ^^v
もし王の御影が市中に出回っているなら、これでしょうね、ウンウン。
家に飾って、毎日拝みたくなるような「延王」のお姿を、ありがとうございました ^^v
カッコいい
お久しぶりです。
カッコいい!
「玉座」の尚隆。
これに尽きます。
カッコいい!
「玉座」の尚隆。
これに尽きます。
コメントありがとうございます!
文茶
2020/09/09(Wed) 23:23 No.42


>未生さま
ありがとうございます!
お祝い第一弾は延王尚隆を描くと決めていたので、無事お届けできて良かったです。(描いているうちに油断するとすぐ悪い笑みを浮かべてしまうので 笑)
陽子さんがこの姿見たらまじまじと見入ったまま固まりそう。そして声を掛けられて真っ赤になって欲しいですね〜^ ^(見たい、見たすぎる)
>饒筆さま
有難いお言葉嬉しいです〜!
この衣装には花も多く描かれていて本当に華やかなんですよね!(私は結構アレンジして描いていますが;)
確かにこの格好で朝議に現れたら場がどよめきそう。戦々恐々とする者、呆ける者、硬直する者......。三官吏には「真面目か」とツッコんで欲しいですね(笑)
>senjuさま
わぁ〜ありがとうございます!
尚隆に暖色系の衣装って珍しいですよね。わりと体の線に沿ったデザインなので、最初はアンダーシャツっぽく胸板が分かる感じて描いていたのですが、ぴちぴち過ぎて修正しました(笑)
余裕のある服も好きなんですが、こういう体型がチラッと見える衣装ももっと着て欲しいですね〜!
>ネムさま
細かいところまで見ていただきありがとうございます。そして王の威厳が出せているなら嬉しいです!
そういえば王の御影を描く絵師って王に拝謁出来るのでしょうか? 情報だけ与えられて想像で描いたり!? それはそれで出来上がりが楽しみですけど(笑) 妄想が膨らみますね〜^ ^
>ひめさま
お久しぶりです!
ちゃんと!?王様業やってる尚隆氏です^ ^
本当はもっと柔らかな色合いだったんですが、玉座の重みを出すためにゴツくさせてみました。
カッコ良く描けているなら嬉しいです。ありがとうございます!
ありがとうございます!
お祝い第一弾は延王尚隆を描くと決めていたので、無事お届けできて良かったです。(描いているうちに油断するとすぐ悪い笑みを浮かべてしまうので 笑)
陽子さんがこの姿見たらまじまじと見入ったまま固まりそう。そして声を掛けられて真っ赤になって欲しいですね〜^ ^(見たい、見たすぎる)
>饒筆さま
有難いお言葉嬉しいです〜!
この衣装には花も多く描かれていて本当に華やかなんですよね!(私は結構アレンジして描いていますが;)
確かにこの格好で朝議に現れたら場がどよめきそう。戦々恐々とする者、呆ける者、硬直する者......。三官吏には「真面目か」とツッコんで欲しいですね(笑)
>senjuさま
わぁ〜ありがとうございます!
尚隆に暖色系の衣装って珍しいですよね。わりと体の線に沿ったデザインなので、最初はアンダーシャツっぽく胸板が分かる感じて描いていたのですが、ぴちぴち過ぎて修正しました(笑)
余裕のある服も好きなんですが、こういう体型がチラッと見える衣装ももっと着て欲しいですね〜!
>ネムさま
細かいところまで見ていただきありがとうございます。そして王の威厳が出せているなら嬉しいです!
そういえば王の御影を描く絵師って王に拝謁出来るのでしょうか? 情報だけ与えられて想像で描いたり!? それはそれで出来上がりが楽しみですけど(笑) 妄想が膨らみますね〜^ ^
>ひめさま
お久しぶりです!
ちゃんと!?王様業やってる尚隆氏です^ ^
本当はもっと柔らかな色合いだったんですが、玉座の重みを出すためにゴツくさせてみました。
カッコ良く描けているなら嬉しいです。ありがとうございます!
おめでとうございます^_^
サイト開設15周年おめでとうございます!
これほど長くサイト管理されてるのは十二国記への愛の深さの現れですよね。
サイト運営するのって気力も体力も使うから、本当に凄いなぁと思います。
これからも応援しています(≧∀≦)
久しぶりにデジタルで描いたので見苦しい点も有ると思いますが、
お祝いの賑やかしに尚隆絵を添付致します。お納め下さいませ。
(解像度とリサイズで画質劣化してしまってます^^;
パソコン表示だとどんな風に見えるか不安ですが、
薄目で見て下さると助かります^^;)
これほど長くサイト管理されてるのは十二国記への愛の深さの現れですよね。
サイト運営するのって気力も体力も使うから、本当に凄いなぁと思います。
これからも応援しています(≧∀≦)
久しぶりにデジタルで描いたので見苦しい点も有ると思いますが、
お祝いの賑やかしに尚隆絵を添付致します。お納め下さいませ。
(解像度とリサイズで画質劣化してしまってます^^;
パソコン表示だとどんな風に見えるか不安ですが、
薄目で見て下さると助かります^^;)
ありがとうございます!
未生(管理人)
2020/09/04(Fri) 22:51 No.13


晋さん、いらっしゃいませ~。カッコ渋いかの方をありがとうございます! 嬉しいです!
いえいえ、サイトを続けてこられたのは、こうして祭に参加してくださる晋さんをはじめとした皆さまのお蔭でございますよ~。
色々とお手数をお掛けして申し訳ない限りではございますが、これに懲りずまたいらしてくださいね~。
いえいえ、サイトを続けてこられたのは、こうして祭に参加してくださる晋さんをはじめとした皆さまのお蔭でございますよ~。
色々とお手数をお掛けして申し訳ない限りではございますが、これに懲りずまたいらしてくださいね~。
素敵!
文茶
2020/09/04(Fri) 23:54 No.14


晋さま、ツイッターではお世話になっております^ ^
うはぁ! 尚隆格好良い! 威厳があってこれは反射的に平伏してしまいます〜。またカーテンやフレーム等の模様が綺麗! 模様ってなかなかバランスが難しいんですけど、晋さまはいつも美しく描かれるので感動しながら見ております^ ^
うはぁ! 尚隆格好良い! 威厳があってこれは反射的に平伏してしまいます〜。またカーテンやフレーム等の模様が綺麗! 模様ってなかなかバランスが難しいんですけど、晋さまはいつも美しく描かれるので感動しながら見ております^ ^
ハートを撃ち抜かれました(バタリ)
お久しぶりです、晋さま。またお目にかかれて嬉しいです♪
あああああなんて渋カッコイイ尚隆なんでしょう!!
正直言って好みです。ド直球ストライクを喰らって瀕死です。
ああ、なんておっしゃっておられるのか、お傍で聞きたいです~(身悶え)
お久しぶりなのに、いきなり濃いコメントですみません!
ありがとうございます!!(感涙)
あああああなんて渋カッコイイ尚隆なんでしょう!!
正直言って好みです。ド直球ストライクを喰らって瀕死です。
ああ、なんておっしゃっておられるのか、お傍で聞きたいです~(身悶え)
お久しぶりなのに、いきなり濃いコメントですみません!
ありがとうございます!!(感涙)
渋カッコイイ!
senju
2020/09/05(Sat) 11:28 No.23


晋さまお久しぶりです。
またお目にかかれてうれしいです。
ふふふ、オトナな殿!ステキです~。
玄英宮の皆々さまが100年に一度?拝めるかどうかの貴重なシリアス殿(と勝手に妄想)拝見できるシアワセ!
眼福ありがとうございました♪
またお目にかかれてうれしいです。
ふふふ、オトナな殿!ステキです~。
玄英宮の皆々さまが100年に一度?拝めるかどうかの貴重なシリアス殿(と勝手に妄想)拝見できるシアワセ!
眼福ありがとうございました♪
うっ、わぁぁ~!
晋さん、お久しぶりです!
わぁぁ、何ですか、この流し目は~! いつもおちゃらけてる人に、こんな表情されたら、周囲はうれしくてアタフタしてしまいます。眼福、眼福(笑)
晋さんの素敵なイラストをまた見られて嬉しいです。ありがとうございました ^0^
わぁぁ、何ですか、この流し目は~! いつもおちゃらけてる人に、こんな表情されたら、周囲はうれしくてアタフタしてしまいます。眼福、眼福(笑)
晋さんの素敵なイラストをまた見られて嬉しいです。ありがとうございました ^0^
ステキ!
晋さん、お久しぶりです。
素敵な尚隆にもお目にかかれて幸せです。
眼福、眼福と私も言ってみる(笑)
素敵な尚隆にもお目にかかれて幸せです。
眼福、眼福と私も言ってみる(笑)
コメントありがとうございます。
晋青緑
2020/10/02(Fri) 15:14 No.63


未生さん、文茶さん、饒筆さん、senjuさん、ネムさん、ひめさん、
皆様お久しぶりです〜。コメントありがとうございます。
描いた絵にコメント貰えるのやはり嬉しいですね。
皆様のコメント読んでニヨニヨしてしまいました。
スマホから掲示板への書き込みが未だに慣れなくて、
纏めての返信ですみません(^_^;)
皆様お久しぶりです〜。コメントありがとうございます。
描いた絵にコメント貰えるのやはり嬉しいですね。
皆様のコメント読んでニヨニヨしてしまいました。
スマホから掲示板への書き込みが未だに慣れなくて、
纏めての返信ですみません(^_^;)
尚、このお祭は個人の運営するもので、公的なものとは一切無関係でございます。
当サイト内の文章・画像等の無断転載はご遠慮くださいませ。
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