(開催期間 2021.09.01.~10.10.)
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閉幕後に失礼します。
user.png 瑠璃 time.png 2021/10/18(Mon) 21:01 No.86 [返信]
本来ならば開催期間中にお伺いするべきなのですが、手土産が中々仕上がらず参加を諦めていたところ、主催の未生さまのご厚意により投稿させていただきます。

遅ればせながら未生様、16周年おめでとうございます!
大遅刻ですがようやく秋になったらしい南国より、「秋の気配」をご笑納くださいませ。

86

いらっしゃいませ!
user_com.png 未生(管理人) time.png 2021/10/19(Tue) 01:20 No.87
 瑠璃さん、お待ちしておりました! ご投稿ありがとうございます~。

 はらはらと散る葉が髪に落ちたのでしょうか。素敵な秋の気配ですね。

 北はもう晩秋に入りました。近郊の峠に雪が積もったそうでございます。雪虫の便りも聞こえてきましたので初雪も今月中かしら。

 そんなわけで秋が少し懐かしく感じます。素敵な秋の尚陽をありがとうございました!
祭終了のご挨拶
user.png 未生(管理人) time.png 2021/10/11(Mon) 00:40 No.85 [返信]
 9月1日より催してまいりました「祝16周年尚陽祭」も、 とうとう大団円の時を迎えてしまいました。
 今年もやっぱり期間延長を免れず、最終日の終了間際に2本上げるという体たらく。反省しきりでございます。
 それでも、今回も突発開催だったにもかかわらず、皆さまから素敵な作品を沢山いただきましたこと、心より御礼申し上げます。萌えをありがとうございました!

 感慨に耽りつつ、管理人はこれから祭跡地の整備に励みます。 桜祭や尚隆祭の跡地も残っておりますので時間がかかるかもしれません。跡地が完成するまでは掲示板も残しますので引き続きお楽しみくださいませ。 但し、祭掲示板に直接リンクすることはご遠慮くださいませ。

 皆さま、祭にお付き合いくださりありがとうございました。 これからもよろしくお願い申し上げますね!
 
かけこみます
user.png senju time.png 2021/10/09(Sat) 23:59 No.68 [返信]
予定と違うけど、かけこみます。タイトルは捕縛。かな。ワンライでごめんなさい

68

眼福~!
user_com.png 饒筆 time.png 2021/10/10(Sun) 17:24 Home No.71
わーい!senjuさま、御作を拝見できて嬉しいです~!!
一見、殿が陽子さんを捕まえたようで、実は殿の方が(精神的に)捕まってしまっている……という感じでしょうか。
執着を自覚しながらも幸せそうな微笑を浮かべているあたりが堪りませんっ。
ドキドキする眼福をありがとうございます!
おお!
user_com.png 未生(管理人) time.png 2021/10/10(Sun) 18:42 No.72
 senjuさん、2作目をありがとうございます! 
 わあ、ワンライなんですか!? めちゃめちゃ色っぽいですね~。タイトルと言い、妄想を刺激される素敵な作品です! ほんとありがとうございました~。
ひゃあ〜////
user_com.png 文茶 time.png 2021/10/10(Sun) 19:47 No.75
未生さんのお話にもありましたが、相手の髪に触れるって色っぽいですよね! 指に絡めて「捕縛」なんて、キャー鼻血出る♡
なんといっても尚隆の色気がすごいです。目を開けられたら倒れそう〜! この後の展開がめっちゃ気になります(//∇//)
素敵絵をありがとうございました!
スライディング土下座@昭和の遺産
user_com.png senju time.png 2021/10/10(Sun) 21:56 No.76
未生さま、みなさま、優しいコメントをありがとうございます。
皆様の萌を頂いて自分ばっかり満たされて、ちゃっかりものですみません。てへ。

>饒筆さま
饒筆さまにたくさん萌をありがとうございました。陽子さんの「女性にしては武骨な指」ってフレーズに射抜かれています。
はい、殿の方が執着が強そうですよね(笑。なんだかんだ陽子さんは漢前ですし。

>未生さま
はい、twitterに上げたラフを描いてたらぜーーーったい間に合わない!って、一時間前になって気が付いて(この絵の投稿23:59です・笑)。
なんとか一枚(前のカチコミ陽子さんは差し替えますね・滝汗)奉納したくて、マジで一時間チャレンジでした。初体験でしたのでお絵描きしながら変な汗をかきました。面白かったですけど、期間中のアタシを張り倒しておきたいです。。すみません。。
これ、実はお仕事中の陽子さんにちょっかいかけてる殿、って言ったら連鎖でしょうか(笑。かまってかまってって、素知らぬ顔でしっぽが揺れてるパターン?

>文茶さま
文茶さまの殿の「よしよし」に射抜かれてまして。よしよしって(//∇//)
同じお話を読んで出てきたはずの絵なのに、アラスカとハワイほども温度差がある。。
うらやましくてなんとか温かげな尚隆を描こうとしてできたのがこれです(苦笑。・・・ちょっと滝に入って修行してきます。
色っぽ~い
user_com.png ネム time.png 2021/10/10(Sun) 22:39 No.78
 こちらも駆け込みコメントです。
 尚隆単独なのに、めちゃくちゃ色気が漂ってますよ。1本の指だけに絡まる赤い髪を見ると「捕まったのは、誰?」と問いたくなりますね。
 ラスト、お疲れさまでした!
 
着火が遅すぎて(苦笑
user_com.png senju time.png 2021/10/10(Sun) 23:34 No.82
>ネムさま
駆けこみコメントをありがとうございます(^^)/
せっかくたくさんの萌エネルギーを投下して下さったのに、私の着火が遅すぎて二人絵を描く時間が残っていませんでした~(苦笑。。。
ラスト
user.png 未生(管理人) time.png 2021/10/09(Sat) 23:40 No.65 [返信]
 なんとか仕上げることができました。皆さま、ありがとうございます~。

 珍しく楽しげに語ってくださったかの方でございます。

登場人物  尚隆・陽子
作品傾向  ほのぼの
文字数   684文字
女王の素@管理人作品第3弾
user_com.png 未生(管理人) time.png 2021/10/09(Sat) 23:43 No.66
 いつものように気儘に金波宮を訪れた。宮の主の執務室に入ると、女王は常の如く書簡の山に埋もれている。延王尚隆はくすりと笑い、顔も上げずに受け応える景王陽子を見守った。
 生真面目な女王は積み上げられた案件の山を確実に低くしていく。以前ならば話しかけられると手が止まっていたが、今はもうそんなこともない。姿形は変わらねど、その成長は著しい。

 海の上にいる者は時を止めて生きている。政を進めるには必要なことだが時に息苦しくなる。だから、下に降りた。その身に時を刻んで生きる者を観るために。しかし。

 同じ王でありながら、時を止めた者でありながら、陽子は鮮やかに変化する。いくら見ても見飽きないほどに。

 不意に陽子が顔を上げる。視線が合った途端、女王は眼を瞠り、動きを止めた。怪訝に思いつつも観察を続ける。彫像のように動かなくなった景王陽子は徐々に顔を桜色に染めていく。昼下がりの執務室で、女王は珍しくも伴侶の貌を見せていた。

 慶は女王の恋を忌む。だからこそ、景王陽子は執務室では王の貌を崩すことなかった。そんな陽子の素の姿は愛らしい。尚隆は唇を緩めた。

 ゆっくりと視線を外すと、緊張していた女王の気配も緩む。そうしてもう一度目を戻すと、女王は何事もなかったかのように筆を動かしていた。尚隆は笑いを堪えつつその名を呼ぶ。

「──陽子」
「何ですか」

 手を止めることなく真面目くさった返事が返ってくる。それで誤魔化せたとは本人も思ってはいないだろう。

「呼んだだけだ」

 尚隆は低く笑った。女王の耳が朱に染まっていく。それでもひたすら手を動かし続ける可愛らしさに、尚隆は笑いを止めることができないのだった。

2021.10.09.
後書き
user_com.png 未生(管理人) time.png 2021/10/09(Sat) 23:46 No.67
 拍手其の二百十六「昼下がりの執務室」尚隆視点でございます。しばらく前から楽しげに語り出していたのですが、如何せん私の余裕がなくて書き留められずにいました。なんとか仕上げられてよかった~。

 皆さまの素敵な尚陽作品を最後までお待ち申し上げております。
ま、まぶしい……っ
user_com.png 饒筆 time.png 2021/10/10(Sun) 17:09 Home No.69
くくぅ~!「呼んだだけ」はリア充あるある……ッ!その幸せ後光が眩しすぎて、こちらは顔を上げられませんっ。
あらゆるハートマークが執務室じゅうを飛び回っているのを感じる……
どうぞ、どうぞお幸せに……!(だだだだだっ ←廊下を駆け去る音)

――読後の感想はこんな感じでした(笑)
幸せいっぱいの午後をありがとうございました。
可愛い〜!
user_com.png 文茶 time.png 2021/10/10(Sun) 19:37 No.74
尚隆を見て顔が火照り、必死に王の顔に戻ろうとしている陽子さんがとっても可愛いです! そんな努力も「呼んだだけ」なんて破壊力のある言葉で水の泡に(´∧`*)
書類の陰で湯気が出そうなくらい真っ赤になっている姿にまた悪戯心が刺激されるんでしょうね〜。初心な乙女をそんなに困らせてはいけませんよ! なんてことは言いません。もっとやってください(笑) 可愛いらしい陽子さんをどんどん引き出して下さいませ〜♡
「呼んだだけ」って
user_com.png senju time.png 2021/10/10(Sun) 22:07 No.77
ん~~。視線に圧力ってあるんですよ。熱視線ならなおさら圧を感じるんですよ。ビーム光線かってくらいの威力があるんですよ~。
って、確信犯なんですよね、殿。お仕事中にチョッカイをかけなくなった分、殿も大人になったってことでしょうか(笑。
二人で時を重ねているんだなぁとうれしくなりました。
はあぁぁ~~
user_com.png ネム time.png 2021/10/10(Sun) 22:57 No.81
 「ごちそ~さま~」と言いつつ、片手でぱたぱた手団扇しながら退出します(笑) それぞれ違うことをしていて受け答えものんびりしているように見えていたら、ぽろりと素が出てくる…こちらもついにやけてしまいますね。
 最後に未生さんの尚陽を堪能できました。ラストスパートお疲れさまでした!
ご感想御礼
user_com.png 未生(管理人) time.png 2021/10/11(Mon) 00:34 No.84
饒筆さん>
 笑。
 ひたすら楽しいご簡素をありがとうございました! 去って行かれる後姿を幻視いたしましたよ笑。
 甘い尚陽をお楽しみいただけてよかったです。
 
文茶さん>
 かの方のお顔を見て失敗した陽子主上、その後は極力見ないようにしたことでございましょう笑。
 こういう可愛らしさもかの方しか知らないのですよね~。
 もっとやれ、なんていうと悪乗りしそうですね!
 嬉しいご感想をありがとうございました~。
 
senjuさん>
 いやいや、これから陽子主上が成長して全く動じなくなったら子供返るのでございますよ! 笑えますね!
 こうしてふたりで長い時を重ねていってほしゅうございますね……。
 
ネムさん>
 お粗末でございました~。甘い尚陽久しぶりなのですが、読み返すと赤面しそうでございます笑。
 ご覧くださりありがとうございました!
漸く第2弾
user.png 未生(管理人) time.png 2021/10/09(Sat) 22:21 No.61 [返信]
 皆さまこんばんは~。いつも拍手をありがとうございます。

 本日の北の国、最低気温は10.5℃、最高気温は21.0℃でございました。外干しの洗濯物がよく乾きましたよ!

 さて、管理人は漸く第2弾を投下いたします。甘めの尚陽をお楽しみいただけると幸いでございます。

登場人物  尚隆・陽子
作品傾向  らぶらぶ?
文字数   956文字
陽色の日@管理人作品第2弾
user_com.png 未生(管理人) time.png 2021/10/09(Sat) 22:28 Home No.63
「――黒い髪のお前を、見てみたかったな」

 目の前で揺れる緋色の髪を弄びながら、尚隆はつい想いを声に出す。尚隆の頭を膝に乗せた伴侶は、軽やかな笑い声を立てた。
「いきなりどうしたの」
「あちらでのお前は、黒髪だったのだろう」
「そうだけど」
 伴侶は翠の瞳を細めて頷いた。そう、この美しい翠玉も、あちらでは黒かったのだ。じっと見つめると、伴侶は苦笑を零した。

 胎果はあちらとこちらでは姿が変わる。緋色の髪と翠玉の瞳を持つ景王陽子も、あちらの世界では黒髪黒眼だったはず。
尚隆は蓬莱で目にした泰麒を思い出す。幼い頃一度会ったきりではあったが、その面影はなかった。尚隆を見た泰麒も恐らく同じ想いだっただろう。
「――不憫だな」
「え――?」

「海客は、我が身と名前しか持って来られないが、胎果は我が身すら持っては来られないのだからな。お前はその姿に驚いたのだろう」

 尚隆は伴侶の滑らかな頬に右手を伸ばす。翠玉の瞳を少し見開き、唇を緩めた伴侶は首肯した。それから、笑みを浮かべて応えを返す。
「――でも、それはあなたも同じでしょう」
「俺は鏡など見なかったからな」
 労わりに満ちた声だった。尚隆がにやりと笑んで答えると、伴侶は軽く吹き出す。蓬莱では有り得ない緋色の髪に指を絡め、尚隆は低く告げた。
「女は不憫だな」
 伴侶は淡く笑む。その眼は尚隆の指が弄ぶ己の髪を見つめていた。しばしの沈黙は、あちらのことを回想しているからだろう。やがて。

「確かに、胎果は我が身すら持っては来られないけれど」

 伴侶は澄んだ瞳で尚隆を見下ろす。尚隆は手を止めてその翠の宝玉を見つめ返した。伴侶は尚隆の手に己の手を重ね、楽しげに笑う。

「でもね、気づいたんだ。もうひとつ持っているものがあるって」

 何を言う気だろう。まるで見当がつかなくて、尚隆は眼で問うた。

「それはね、記憶だよ」

 そう答えた伴侶は花ほころぶような笑みを見せる。尚隆は言葉を失った。伴侶は、いつも尚隆の想像の範疇を越えたことを言ってのける。この得難い稀有な女が己の伴侶なのだ。尚隆は唇を緩め、伴侶の小さな手を己の手で包みこんだ。そして、甘く伴侶の名を呼ばう。

「陽子」
「――尚隆(なおたか)」

 真の名を呼び返されると、暖かな陽の光に包まれる心地がした。己の真名を呼ぶただひとりの女を引き寄せて、尚隆はその瑞々しい朱唇に優しく口づけた。

2021.10.09.
後書き
user_com.png 未生(管理人) time.png 2021/10/09(Sat) 22:35 No.64
 御題其の二百八「陽だまり」の尚隆視点、拍手其の四百六「陽」を改稿して持ってまいりました。

 探し物をしていたら見つけたので出してみました。昔のもの、もう少し出してみますね。

 皆さまの素敵な尚陽をまだまだお待ちしておりますよ~。多少過ぎても構いませんので諦めずに出してくださいね!
なるほど~
user_com.png 饒筆 time.png 2021/10/10(Sun) 17:20 Home No.70
確かに、蓬莱での姿はいわゆる「殻」(仮面?)みたいなものだと言われても、自然と愛着が湧くのはあっちの方ですよね。
こちらでも「ヨウコ」と呼ばれて(呼ばせて)いる陽子と違い、「ショウリュウ」と呼ばせている尚隆は、名前も姿も悲痛な過去も全部置いてきたつもりなのかもしれませんね。
それを惜しむ気持ちになれたのは陽子さんのお陰なのでしょうか。
……ま、殿が幸せならいいか!

妄想ふくらむお話をありがとうございました。
切ない、けれど嬉しい
user_com.png 文茶 time.png 2021/10/10(Sun) 19:30 No.73
いつか一緒に蓬莱旅行に行って欲しいなぁなんて思うのですがそれは叶わないので、蓬莱での姿は想像するしかないですよね。でも共通の記憶(日本の素晴らしい四季とか)を語り合える相手がいるのは幸せなことだし、胎果の王というお互いに唯一無二の存在があることが支えになっているのだと思います。
二人の強い絆を感じられて嬉しくなりました。素敵なお話をありがとうございます!
あたたかい
user_com.png ネム time.png 2021/10/10(Sun) 22:45 No.80
 『黄昏』で陽子が泰麒に蓬莱の名を告げた時、『月影』で尚隆が陽子にどんな想いで名を告げたかを考えて胸が痛みました。
 尚隆の影を照らす陽子は本当にお日様見たいです ^^
ご感想御礼
user_com.png 未生(管理人) time.png 2021/10/11(Mon) 00:19 No.83
饒筆さん>
 三つ子の魂百まで、とも申しますが、やはり最初に自覚した姿が基準になるかと思います。私自身、我が町に住んだ期間は人生の2/3を超えましたが、未だ故郷の町が基準だったりいたします。
 かの方は置いてきたものを陽子主上に会ってあまり痛みを伴わずに思い出せるようになったのかなあ、など、饒筆さんのコメントを読んで感じました。
 感慨深いご感想をありがとうございました。
 
文茶さん>
 いつか一緒に蓬莱旅行に行ってほしいですよね。「黄昏」を思い返すととても無理なのでしょうが……。
 「胎果の王というお互いに唯一無二の存在」――素敵な表現でございますね! ほんと支え合うふたりでいてほしいと思います。
 含蓄のあるご感想をありがとうございました。
 
ネムさん>
 それでございます! このふたり、名乗りは必ず本名をなのですよね! まあかの方は三郎を省いておられますが。そこに言葉にできない本音を載せているような気がいたします……。
 いつもながら素敵な御感想をありがとうございました!
 
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